良習慣の習慣

プランABC作戦。期限必須のタスクにはプラン複線化で対処していこう。

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小さなタスクであっても、長期視点のプロジェクトであっても、プランを複数化できると精神的な余裕ができます。

どうしても守らなければいけない期限があるタスクは、「プランABC作戦」を活用しましょう。

 

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落とせない仕事の予定があるケース

私が取り組んでいる複業のビジネスは、個人やチームなどでタスクを分類しておく必要があります。

年始は、今年から取り組みをはじめた新しいプロジェクトに参加していたので慣れないことも多く、スケジュール調整もうまくいきませんでした。

それでも、試行錯誤をしながら3ヶ月くらい経った頃に、落ち着く感覚がありました。

ようやく1週間単位でおこなうタスクのボリュームが把握できるようになってきたのです。
(コーチングセッションは変動しますが)

仕事量や期限を考える際に、「少なくともここまでは終わらせておかないといけない」という必須のタスクもあります。

私の場合は、「習慣化の学校」向けにおこなっているほぼ毎日(1週間に6通)メルマガの発行です。

「習慣化の学校」の皆さんに毎日メールが届くシステムにしているので、仮に私が原稿を落としてしまったら、その日のコンテンツがなくなってしまうのです。

これは責任が大きく、当初慣れない私にとってプレッシャーでした。(^_^;)

 

落とせない予定はプランを複線化する

もちろん、このブログ同様にメルマガ執筆の予定もたててはいるのです。

ただ、予定ですから、当然そのとおりに進まないケースもありますよね。

たとえば、「明日以降のメルマガ原稿がないから、今日はメルマガの原稿を3日分ストックしておこう」と思ったとします。

しかし、そのようなときに限って突発的な残業が起こったり、家族の用事で予定が変更になってしまう、ということが起こるのです。

ただ、それでも、メルマガをストップさせるわけにはいきません。

ではどうするのか?

そこで私が考えたのは、「プランの複線化」です。

イレギュラーが起きた際にも調整がきくように、3段階のプランを想定したのです。

まず、

・【プランA】理想のプラン:メルマガの記事のストックを常に1週間分持っておくために、毎週水曜日に原稿を書く

です。

これができれば問題はありません。

でも、1週間の間に飲み会や体調不良があったり、マラソン大会などで疲労があると原稿が書けず、ストックがなくなります。

そこで、

・【プランB】代替プラン:水曜日に書けない場合、木曜日か金曜日にメルマガ執筆の時間を確保する

という代替プランをたてるのです。

しかし、それさえもどうなるかはわかりません。

ですから、

・【プランC】もしもの代替プラン:週末に、家族や自分の時間を使ってでも原稿を書く

という案まで用意するのです。

これが、プランの複線化、つまり「プランABC作戦」ですね。

 

「プランABC作戦」を日常的に活用する

私自身、日常的に「プランABC作戦」を活用しています。

たとえば、ブログも、

・【プランA】朝、出勤前(主に通勤電車の中)に書く
・【プランB】プランAが無理だったら、ランチ後や移動時間に書く
・【プランC】プランBも無理だったら、帰宅前に書く

といった作戦で臨んでいます。

また、同様に、先日の柴又100kmウルトラマラソンも、

・【プランA】100kmを完走する
・【プランB】プランAが無理だったら、80km(自己最長60km+ハーフマラソン)を目指す
・【プランC】プランBも無理だったら、自己最長の60kmを超えることを目指す

といったことを考えながら走っていました。

このように、予定が不確実なものであれば、想定できるプランを3段階くらいは用意しておきましょう。

そうすれば、仮に100%できなかったタイミングあっても、「まったく予定通りに進まなかった」という事態を防ぐことができるはずです。

「できるか、できないか」という白黒思考だと、できなかった際のダメージが大きいです(それがいいときもありますが)。

ですから、不確定要素や変数が多い予定のようなタスクには、「プランABC作戦」が有効なのです。

プランを複数用意しておけば、「完ぺきには進まなかったけれど、少なくともここまではできた」というプロセスに価値を感じることができるようになるものです。

「せっかく予定をたてたのに、ほとんどうまくいかない」というケースがある方は、「プランABC作戦」を取り入れてみましょう。

 

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■編集後記

昨日は、早朝スイムでした。

朝からひと仕事終えるのは本当に爽快感ありますね。

夜はひとり会議。

やってみたいセミナーやワークショップの案をブレストしました。(^_^)

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・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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