良習慣の習慣

後悔のダメージを減らすための「Somedayリスト」のすすめ

投稿日:


人生で受ける後悔のダメージは、できるだけ少ないほうがいいですよね。
そのためにできることを記事にしてみました。




 

「2つの後悔」という研究

後悔には2種類あります。
それが、私が知った「2つの後悔」という研究で紹介されていました。

さて、2つの後悔とは何か。

1つは、
(1)「するべきことをしなかった」という後悔
です。

もう1つが、
(2)「もっとできたはずなのにしなかった」という後悔
です。

この後悔のうち、すぐにわかるのは、
(1)「するべきことをしなかった」という後悔
です。

たとえば、あなたが運動を習慣化するために「ランニングを毎週する」と決めていたとします。
それなのに、油断してサボってしまい、週末に走れなかった。
すると、月曜日になったときに「やろうとしていたのに、やれなかったな……。」と後悔します。
すぐにわかりますよね。

一方、あなたが「いつかフルマラソンを完走したい」と思っていたとします。
トレーニングすれば、完走できる体力もメンタルもある。

それなのに、飲み会や家でのんびりすることを優先してしまい、ずっと先のばし。
結局、フルマラソンには挑戦しなかった。

何十年も経ってしまい、もうフルマラソンに挑む年齢ではなくなってしまったとします。
こちらも「やろうとしていたのに、やれなかったな……。」と後悔します。

この後悔は、すぐにはわかりません。
(2)「もっとできたはずなのにしなかった」という後悔
は、後になって気づくことができるのです。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール





後悔のダメージが大きいのはどちらか

念のため書いておくと、「後になって後悔」というのは、「後」が重複しているので誤った使い方です。
「頭痛が痛い」みたいな表現ですね。(笑)

ただ、この「2つの後悔」の違いは、時間軸です。

いずれも時間としては「後」なのですが、
(1)「するべきことをしなかった」という後悔→すぐにわかる
(2)「もっとできたはずなのにしなかった」という後悔→もっと後になってわかる
という違いがあります。

この2つの後悔の度合いを比べてみます。
問いとしては、
Q:私たちの人生にとって、後悔が大きいのはどちらか?
です。

研究によると、答えは、
A:(2)のほうが3倍の痛みがある
ということなのです。

「もっとできたはずなのにしなかった」という後悔のほうが、ダメージが3倍。
これは、きついですよね。

先日、「良習慣塾」セミナーでもこの研究結果をお伝えしました。
「良習慣塾」メンバーに限らず、人にはまだ開発されていない才能や能力があります。

それなのに、本来の力を発揮せず、10年後に「もっと高みを目指しておけば良かった……。」となってしまったら、3倍のダメージを受けます。
もしそうなってしまったら、私(伊藤)にとっても非常につらい後悔です。

では、後悔の痛みを抑えるために、何ができるのでしょうか。

 

■スポンサーリンク




あえて「Somedayリスト」をつくってみる

おすすめは「Somedayリスト」です。
somedayの意味は「いつか」ですね。

普段なら、「いつか」という言葉は厳禁です。
「いつかやれたらいいな」と言っているだけだと、永遠にそのゴールは実現しないからです。

ただ、可能性を広げる観点としては「いつか」というアプローチがあってもいいと感じています。
本当にやるかどうかは、ひとまず別にして。
現状から離れて、自分の発想を解放するアプローチも重要な場合もあるからです。

ある種の無責任さがありますが、「Somedayリスト」の時点ならOKです。
ブレインストーミングのように、広げることが大事。
実際にやるかどうかは、その後に決めればいいからです。
思いついたことを、必ずすべてやらなきゃいけないわけではないですよね。

ですから、あなたが人生で「いつかやってみたいことは?」という観点から、答えを考えてみましょう。
そうすれば、現実の世界を広げることができるはずです。

私自身の例だと、フルマラソンの完走は「いつか」から始まりました。
今では何度も完走しているフルマラソンも、最初は「いつかフルマラソンを走れたらいいかも。」くらいの感覚だったのです。

当時は、短距離走はそれなりでしたが、長距離走は大の苦手。
学生時代のマラソン大会は、いつも憂うつでした。
そんな状態だったので、「いつか」ではずっと動き出せませんでした。
「いつかフルマラソンを走れたらいいかも。」って、あいまいすぎますよね。(笑)

ただ、今から思うと「いつか」という発想があったからこそ、フルマラソンを目指そうと思えた。
そんな側面もあるかなと思います。

ただ、どこかで日付を入れないと「当事者意識」のスイッチは入らず、夢は目標に変わらないわけです。

ゴールへの本気度を高める方法 | 【良習慣の力!】ブログ

あなたの可能性ある人生を、後悔しないために。
後になって「もっとできたはずなのにしなかった」という後悔をして、3倍のダメージを受けないために。

あえての「Somedayリスト」をつくってみましょう。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。
6:00の部、6:30の部まで。

夜は「ビジネスブックBAR」の準備。
前倒しで完了できました。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-良習慣の習慣

執筆者:

関連記事

人生は絵画のように。習慣は絵の具のように。

私たちは、完ぺきな人間になることはできません。 でも、私たちが「なり得る最高の人間」になることはできます。   私たちの人生は絵画のようなものである 以前から、考えていることがあります。 そ …

シンプルな原理原則を守って愚直なアウトプットを繰り返す。

  こんにちは! 銀座コーチングスクール認定コーチ「早起きコーチング」の伊藤です。 ぼくの今年のテーマは、 「アウトプットを最大化すること」 でした。     アウトプッ …

お昼休みを有効活用するために。「ランチタイム三分の計」で時間濃度を3倍に高める。

あなたは、お昼休みの時間をどのように使っていますか? オフィスではたらくビジネスパーソンの多くは、お昼休みとして1時間が与えられているのではないでしょうか。 その1時間を、いつも同じ同僚や先輩と、ただ …

普段積極的に目を通さないジャンルの雑誌に目を通す習慣を持ちましょう!

散髪に行って考えたこと 今日は髪を切りました。 そこで、美容室に行って雑誌を読みながら考えたことを書きたいと思います。   (ここから有料メルマガのご紹介です) —————————————— …

あなたの「限界」を超える3つのステップ

「限界を超えるためには、どうすればいいのか?」 私がよく考えている問いです。 限界へのアプローチについて記事を書きました。   限界を超えるためには? 「限界」とはどんなことなのか。 あなた …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。