書く習慣

「持論」を更新し続ければ、「自分」が成長し続けられる

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こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

日常をより良くするためには、「持論」を変え続けることが大事。
そう気づいたのは、毎日10年日記を書き続けてきたからです。
持論を言葉にして書いておくと、成長の軌跡が見えてきます。




 

10年日記に書いている「持論」

10年日記の習慣を始めて、3年半が過ぎました。

1日の日記は短いものですが、およそ1280日ほど書き続けてくると、変化するものがあります。

それは何かと言うと、「持論」なんです。

持論。
あることがらに対する、自分なりの意見ですね。

3年前の私の持論と、現在の私の持論。
ここが変化することが、成長につながると考えています。

たとえば、仕事でのメールの返信。

以前の私の持論は「メールは後に残るものだから、時間をかけて丁寧に書くべき」でした。
そのため、どんなメールでも「平素は大変お世話になっております。」と書き始めていたのです。

もちろん、悪くはないのです。
ただ、この持論で仕事をしていると時間がかかります。
すると、相手を長く待たせてしまいますし、「平素は〜」と毎回読んでいただくことになり、相手の時間も奪います。
あまり良いことではありませんよね。

それよりも、「メールは多少は大ざっぱでも、早く返信したほうがいい」と考えています。
そのほうが、お互いのメールコミュニケーションが効率的になるからです。

こうした持論の変化が増えれば増えるほど、より良い日常をつくれると考えています。

 


 

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「持論」は正論ではない

私たちは、誰もが「持論」を持っています。
特に専門分野になると、「習慣とはこういうものだ」みたいな自分の意見ができてくるものだからです。

ただ、気をつけたいことがあります。
それは「持論は、正論ではない」ということなんですよね。
むしろ、持論は自分の思い込みだったりします。

ですから、持論が他者の意見とぶつかり合うことも多いわけです。

昨日の記事にも書いたように、
・計画が必要
・計画は不要
というのも、持論です。

あとは、「迷い」だったら、
・迷ったら直感を信じてやめる
・迷ったら怖いほうを選択してみる
とか。

「前倒し」と「先のばし」だと、
・前倒しすればクオリティーが高まる
という意見もあれば、
・あえて先のばししてギリギリにやったほうが最速で完成できる
という意見もあります。

どちらかが必ず正しいわけでもなく、どちらかが絶対に間違っているわけでもないということです。

 

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「持論」をバージョンアップする方法

持論のポイントは「本人にとっては正しい」ということなんですよね。

ですから、その人の持論が優れていれば、人生やビジネスで成果を上げます。
一方、その人の持論がそこそこのレベルなら、人生やビジネスの成果もそこそこになるわけです。

なぜなら、人は持論に沿って行動するものなので。

たとえば、ブログを書く習慣。

先のばしで鈍痛を感じながらブログを書く。
常に締め切りに追われている日常。
私には苦しい習慣でした。
ですから、「制限時間ギリギリに書け」という持論は、私には合わないなと。

一方、ブログをどんどん前倒しできる時期もあります。
「良習慣塾」メンバーとの集中ルームとか。
1.5倍のスピードで書けます。
すると、ブログ記事が貯金のように貯まる。
心には余裕があり、とても平和です。
そうなると、ブログは私にとって楽しい習慣なのです。

まったく同じ行為でも、感情が変わる。
すると、私としては「先のばしより前倒し」が持論に変わるわけです。

では、どうすれば持論をバージョンアップさせられるのでしょうか。

それは、ふり返りをすることです。
近道に見えないかもしれませんが。
その意味で、私のおすすめは日記を書くことなんですよね。

その書き方はシンプル。
3行ジャーナルという手法です。

1行目で、自分の中での1日のハイライトの行動を書く。
2行目で、その行動から何を気づき、何を学んだのかを言葉にする。
3行目の最後に、持論をまとめる。

そうしていると、日々はそれほどドラマチックな変化はありません。
それでも、3年前の持論を見ると変わっているんですよね。

ただ単にふり返りをする人はたくさんいます。
でも、そこから持論までまとめる人はそれほど多くない印象です。

せっかくふり返りをしているなら、「良かったこと」「悪かったこと」だけでなく。
ぜひ、持論まで言葉にする習慣をつけてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に友人たちとオンラインミーティング。
その後、「良習慣塾」向けのセミナー準備でした。

今回のセミナーテーマは、私にとって骨太。
なかなかのハードルです。
それだけに、乗り越えることができれば、またレベルアップできそうです。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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