気づきの習慣

注意:自己理解に囚われすぎると、未来の自分を見失う

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

「自分はこんな人」にしばられすぎると、未来が広がりません。
「過去はこんな人だったけど、未来はあんな人になりたい」と思うほうが、あなたの可能性が広がります。




 

これまでの自分を理解することは重要か?

自分を理解すること。
大事ですよね。

たとえば、私。
良習慣形成に興味を持つ前は、どうしても自分との約束を破ってしまうタイプでした。

「早起きしようと思ったのに二度寝する」
「ランニングしようと思ったのに居酒屋に行く」
「ブログを書こうと思ったのに野球速報をチェックしてしまう」

あまりにもこういうことが続くので。
私は、自分を理解しました。

「早起きができないから夜型なんだな」
「運動が苦手なタイプだよね」
「ラクな方に流されてしまう性格だ」

完全に理解できていますね。
実際、現実がそのくり返しなので……。
反論しようにも、例外を探せない。
そのため、私は「自分に甘い」という自己理解をしていたわけです。

 


 

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「以前と違う自分」はどこからくるのか?

ただ、良習慣形成に興味関心を持つと変化がありました。
「あれ?以前と違うかも?」と感じる回数が増えてきたんです。

最近の事例。
早起きだと「3時台に早起きして、始発電車に乗る」ことが2回ありました。

運動が苦手ではありますが、「6年前にスイムでリタイアしたトライアスロンのレース」でリベンジを果たしました。
そのために、会社終わりに毎週1回はスイムスクールに通いました。

ブログの毎日更新だけでなく、複業メルマガの毎日発行やKindle本(週刊の有料メルマガ)の執筆。
それに加えて、「良習慣塾」で2週間間隔で2度のセミナー開催と、月に2回の公開セミナーを開催。
あんまりラクじゃないほうに流されている気がします(笑)。

これは、おかしいんですよね。
「自分に甘い」という自己理解とズレが生じているような気がしているので。

なぜ、こんな変化が起きているのか。
ちゃんと理由があります。

それは、私は「人は多重人格だ」ということに気づいたからです。

 

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過去の自分を分析しすぎないように注意

具体的には、どうでしょうか。
たとえば、早起きが苦手な人格だとしたら。
つい夜ふかししてしまう。
夜にスマホを手放せない。

その人格を引き離して、早起きができる人の人格を引き出す方法を考えましょう。
私なら「1人だととにかく自分を甘やかすダメな奴」ということがわかっています。

ですから、「1人で努力するのを手放す」わけです。
その代わりに、「2人称以上の目標」を考える。
すると、自分に甘くてダメな私でも、早起きできる可能性が高まるのです。

この記事のように。

「自分の芯」と「他者の芯」を間違うと習慣の打率が下がる理由 | 【良習慣の力!】ブログ

さて、本記事のメッセージ、伝わっているでしょうか。

たぶん誤解されていないとは思うのですが、念のため追記しますね。
本記事の最重要ポイントは「1人でできない人は、他者を巻き込もう」ということではありません。

私が主張したいのは、「自分はこんなタイプ」「私はこんな性格」と決めつけすぎてしまうと、本来はできることもできなくなってしまうので注意が必要ですよ、ということなんです。
さらに言うと「自分の内なる能力を引き出すような良習慣形成の目標を持ちましょう」ということでもあります。

今までは、他者にお願いすることができなかったけれど、頼める人になる。
以前は、自分の弱みを見せるのが恥ずかしかったけれど、目標のためにオープンな自分になる。
そのようにして、ゴールをクリアするために、かつてない自分を引き出すこと。
それは、私たちの可能性を引き出すことと同義だと捉えているんです。

そのため、私は「人は多重人格」ということを信じています。
だって、そのほうが、人生が楽しいですよね。

もちろん、自己理解の行為そのものを否定しているわけではありません。
私自身、自己分析ツールを使用して「なるほど!」と膝を打つこともたくさんありました。
それが現在も役立っています。

ただ、あまりにも「過去の自分の分析」にとらわれすぎないようにしたほうがいいんじゃないかなとも感じています。

なぜなら、過去の時間のあなたがどんな人であれ、これからやってくるのは未来の時間ですから。
あなたの過去にどんな汚点があったとしても、未来にはまだ1点のシミもありませんので。
未来に「なりたい自分」のほうの人格に近づいていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜にスタバでセミナー準備。

前半で「良習慣塾」セミナーの準備を完了。
後半で公開セミナーの「アウトプットの習慣セミナー【実践編】」の準備にも着手。
充実していました。
我ながら、「いい時間の使い方だな」と。

塾終わりの娘と一緒に帰宅して、妻におみやげを買って帰り、プチ家族パーティーを楽しみました。(^^)


 


 

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・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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