こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。
先週出場した渡良瀬遊水地のトライアスロンレース完走記。
今回はバイクパートについて書いていきます。
バイクコースのトラップにハマる
『第32回 遊水地ふれあいトライアスロン 群馬大会』のバイクコースには、小さなトラップが仕掛けられています。
私は、そのトラップにまんまと引っかかりました。
さて、そのトラップとは何か。
答えは「バイクの距離が40キロではなく、42キロある(=通常のオリンピックディスタンスより2キロ長い)」ということです。
「は?たった2キロ?そんなのトラップじゃないでしょ(笑)」
あなたは、そう思うかもしれません。
たしかに、実力があるトライアスリートなら、2キロなんて誤差でしょう。
でも、私のようにバイクが遅い人(スイム、ランもですけど)には、2キロは大きな差なんです。
これは、渡良瀬遊水地の形状の関係です。
バイクコースは1周が7キロ。
それを6周するので、合計42キロになるわけです。
でも、募集要項には、40キロと書いてあるのです。
しっかり、はっきり。
後日公表されたアスリートガイドを見て「えっ?42キロ?」と気づきました。
そのトラップに気づかず、私はエントリー。
もしかしたら、6年前は気づいていたのか。
それも思い出せず(スイムでリタイアしたので)。
結果、今回もバイクは自己ワーストタイムでした……。
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自然のすばらしさを体感できるバイクコース
そんなトラップ(と言っているのは私くらいだと思いますが)を気にしなければ。
渡良瀬遊水地のバイクコースはめちゃめちゃすてきです。
見渡す限りの湖。
遠くに見える山々。
青々とした木々。
元気に飛びまわる野鳥たち(虫もたくさんいますが)。
この景色は、もうたまりません。
心が洗われる感じです。
まるで原始時代の人間に戻ったかのような開放感。
「この景色の中で走れるだけで、東京から2時間かけてきた甲斐があるな」と。
何より、その自然の中にいる私たち人間。
みんな笑顔なんですよね。
すばらしい景色でした。
そんなコースを、42キロ走れます(フルマラソン1回分ですね)。
道はとてもフラット。
坂はほとんどありません。
快適に走れます。
レースではないときにサイクリングをしたら、心も体もリフレッシュすること間違いなしでしょう。
でも、残念ながら、私はレース中でした。
しかも、ほかの選手たちに追い抜かれる一方。
いつも抜かれているんですけれど。
今回のレースでは、特にたくさん抜かれたなと。
私は鼻水を垂らしながら(笑)、バイクのペダルを必死に漕いでいるのに。
風がほとんどなかったのは良かったんですが。
練習不足ながら、何とか足を動かし続けました。
それでも、7周は遠かったです。
考えてみると、今までの私はバイクを40キロまでしか走ったことがなかったので。
自己最長距離ではありました。
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背後から忍び寄る不穏な音の正体
トライアスロンの種目で1番時間がかかるのは、このバイクパートです。
私は90分から100分くらいかかります(レースではだいたい最後尾)。
ですから、後半になってくると自分を奮い立たせる必要があると思っています。
今回のアイデアは「Mr.Childrenメドレー」を自前でつくること。
もちろん、実際に声には出しません。
頭の中で音楽を再生させるんです。
まあ、レース中ですから。
アップテンポな曲がいいですよね。
『抱きしめたい』とかのバラード曲はまずいですよね。
バイクのスピードが落ちそうです。
そこで、私が考えたメドレーは、Mr.Childrenの中でもアップテンポな曲のラインナップ。
具体的には、
1:シーソーゲーム(最近の「良習慣塾」セミナーでMさんのコメントにあったことも影響)
2:innocent world
3:名もなき詩
4:HANABI
5:エソラ
6:ケモノミチ
など。
今から考えると『箒星』『youthful days』も入れれば良かったとも。
両脚に疲労がたまってきたからこそ、こうした音楽がパワーになりました。
さて、そんなことをしていたら。
私の後ろから不穏な音が聞こえてきました。
おそらく、ほとんどのトライアスリートは聞いたことがない。
でも、聞いている人は何度も聞いている。
そう、私のように。
いつも最後尾あたりを走っている選手にはなじみのある音です。
それは何の音か。
答えは、スタッフの方の誘導のバイクの音です。
多くの場合、オリンピックのマラソンや箱根駅伝で先導するオートバイを見たことがあるのではないでしょうか。
誘導の方は先頭にもいますが、最後尾にもいるんです。
私は、スイムでもバイクでも、よく付いてこられるんですよね。
私は「しまった……。この音にずっとマークされているということは最下位になっちまったのか……。」と。
でも、一生懸命にやっているんですから、仕方がない部分もあります。
「今の自分にできる全力を出す」ことは、大事ですから。
レース後、妻に聞いたところ「ほかの人たちが速すぎる。タイヤが回転する音がまったく違う」と。
本当に、そうなんですよね。
たぶん、私以外の選手は、電動モーターがついたバイクに乗っているはずです(意味がない嫉妬・笑)。
ちなみ、妻からは「あなただけママチャリに乗っているように感じてしまうくらいに」とも。
いや、笑い話じゃなくて、本当なんですよね。
私のトレーニング不足や実力不足は認めつつ。
バイクのスペックの違いは当然あるとしても。
何かが根本から違っているんです。
そんなことを考えつつ、「ドッドッドッ」というバイクの音を背後から聞きつつ。
何とか7周を完走。
最後のランパートにうつりました。
渡良瀬遊水地トライアスロン2025完走記:バイクパート | 【良習慣の力!】ブログ
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■編集後記
昨日は、トライアスロンのスイムスクールへ。
コーチやメンバーのみなさんに(一応の)完走報告も。
18日にレースがあった人も多かったです。
レース空けだったので、回復も兼ねてと思っていましたが、メインの練習が25分連続スイム。
ゆるくは泳げませんでした(笑)。
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