気づきの習慣

「知っている」と「している」の溝は何で埋まる?

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

「わかっちゃいるけど、できないんだよね」ということがあります。
知識と行動の間を橋渡しするものは、何なのでしょうか。
最近、その橋渡しに成功した体験があったので、記事にしてみました。




 

「知っている」と「している」のあいだ

「知っている」と「している」。

言葉の並びは似ていて、1文字しか違いはありません。
でも、内容は大きく違うんですよね。

要は、
・知識として「知っている」
・行動として「している」
ということです。

2つの間には、溝があります。
マリアナ海溝くらいの大きな溝です。
あくまでもイメージですけれど。

たとえば、知識としては「運動したほうがいいよね」と、運動の重要性を知っている。
でも、現実として体を動かしていなければ、「運動していない」ことになるわけです。

知っているのにしていなければ、それは知らないのと同じですよね。
だとすれば、「知っている」と「している」の溝を埋める方法を学ぶことは、とても大事なことになるはず。

では、この溝を埋めるためには、何が必要なのでしょうか。

 


 

【お知らせ】

【募集中】8/31『価値観を探求する習慣』セミナー

【発売中】動画『計画する習慣』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール





「空腹」への良い意味づけを「知っている」

先日、この「知っている」と「している」の溝を埋める体験をしました。

そこでの気づきを、書いていきますね。

さて、その体験は何か。
それは、「ダイエットの習慣」です。

ダイエットと言っても、
・何をどれくらい食べるか?
・何をどれだけ運動するか?
という直接的なアプローチではありません。

具体的には、「空腹の状態をどう意味づけるか?」というテーマです。

以前、私も空腹について「知っている」ことがありました。

「1日1食がいい」と聞いたことがあります。
健康長寿が長い人は、食べ過ぎや飲み過ぎをしていないという話を見たこともあります。
見た目が若い医師が、「グーッとお腹がなると、若さが刺激される」という主張も読んだことがあります。

「なるほど、空腹は悪いことではないんだな」と思ったんです。

ただ、それらは単なる「情報」でした。
私自身が、「空腹に慣れる習慣でも、やってみようかな」という気持ちにはならなかったということですね。

「知っている」だけ。
わかっているわけでもなく、やっているわけでもありませんでした。

ですから、「知識」ではなく「情報」止まり。
これでは、現実は何も変わりませんよね。

 

■スポンサーリンク




「空腹」への良い意味づけを「している」

それが、今回。
空腹について「知っている」から「している」に変わった体験があります。

以前の私は、「空腹は苦痛だ」と意味づけていました。
「体が食べ物を欲しているんだから、この痛みをやわらげないと」と思っていたんです。

ですから、3食をきちんと食べるようにしていました。
「運動していると、食べることも大事だから」という言い訳とともに。

すると、体重は少しずつ増えていきます。
やっぱり、年齢とともに代謝は低下するんでしょうね。

それが、「空腹が普通の状態」と書いている人の本を読む機会がありました。

その機会とは、2週間以内に読んだ本。
それも3冊の著者たちの習慣です。
彼らが「空腹を普通の状態にして、健康と体重を維持している」と書いてあったんですね。

1人だけの著者だと、ここまでは思わなかったかもしれません。
実際、今までは情報程度のインパクトだったわけです。

でも、2人目の著者の体験を読んだら「おやっ?」と感じて。
さらに別の本を読んでいたら、3人目の著者も「空腹だから健康だ」と書いていたんです。

「連続すぎるでしょ」と(笑)。
思わず、1人で笑ってしまいました。
「これはもう、したほうがいいと言われているんだな」と受け止めたんです。

今回の読書体験で、行動が変わりました。
「空腹」への意味づけが変わったのです。

そこからランチを軽めにする習慣を実践して、およそ1ヶ月。
体重が2キロ減りました(以前に戻りました)。
ほとんど無理することなく。
3人の著者の方々に感謝です。

さて、「知っている」と「している」のあいだ。
その溝には何が必要だったのでしょうか。

答えは、「感情」です。
3名の著者からくり出される実体験のインパクト。
それによって、私の感情が動きました。
いや、動かざるを得ませんでした。

これも、1日1冊の読書習慣の効果ですね。

感情が動いたので、読書月間で「1日1冊」読書をしてみる | 【良習慣の力!】ブログ

読書3冊で空腹への意味づけが変わり、「実践してみよう」ということになったわけです。

この「知っている」と「している」の溝を埋める方法として、感情を動かすノウハウ。
「知って」みたら、「して」みましょう。

 


 

【お知らせ】

【募集中】8/31『価値観を探求する習慣』セミナー

【発売中】動画『計画する習慣』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、早めに帰宅。
25回目の結婚記念日だったので。
スパークリングワインをとともに。

平日夜で、娘の塾もあったので、自宅近くのファミレスで。
家族3人でささやかな夕食をともにしました。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-気づきの習慣

執筆者:

関連記事

期待値を上回るギャップの強さを知る

■息子の学芸会に行きました!   今日は会社にお休みをいただいて、小学校6年生の息子の学芸会を観にいきました。   結論からお伝えしますが、、、 思いがけず感涙(かんるい)してしま …

「決意」と「決断」の違いとは?「良習慣塾」開塾に向かう1年前の自分と比較する

1年の中でも重要な時期がやってきました。 それは私の「良習慣塾」第2期の募集タイミングです。 昨年と同じプロジェクトにかける私の感情から、「決意」と「決断」の違いに気づきました。   「良習 …

「失敗するくらいギリギリのことに挑戦する」からこそ「次への成長につながる」

  こんにちは! 銀座コーチングスクール認定コーチ「早起きコーチング」の伊藤です。 今日は、ぼくのとっておきの失敗談を記事にいたしますね。 なんと・・・(涙) 8月から調子にのって開催してい …

ダイエットの専門家に学ぶ!なぜ、ダイエットすることを忘れたほうがうまくいくのか?

  こんにちは、伊藤です。 ぼくがセミナーを受講したダイエットセラピストでありベストセラー作家である小林一行さんのブログに共感しました。   photo credit: Raisa …

身の回りの環境を整え、「心の澱(おり)」を取り去る習慣

■「環境整備」で小さな心の負担を取り除く 昨日整理した本棚周りのそうじが完了しました! 「未読本50冊以下になるまで新刊を買わない」と決めたのですが、本日友人からわたしに「おススメです!」という連絡を …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。