思考の習慣

「すごい人」との比較を手放そう。誰かの基準より、自分の内的なものさしを持つ。

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あなたには、「あの人はすごい!」と思う人がいますか?

さらに自分と共通点があると、その比較のダメージは大きくなるもの。

そのようなときは、視点を変えることがおすすめです。

 

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ほかの人と比べ基準をどこにおいているか

・同じ年齢の友人が、自分よりも稼いでいる

・同期の同僚が、自分より出世している

・同じ時期に学んだ人が、自分の10倍のお客様を抱えている

という事例を見ると、ついほかの人と比べてしまいませんか?

その人と比較すると、自分は「てんでだめ」だと思ってへこんだり、落ち込んだりしてしまうようなことですね。

ただ、そのような比較をするのは、ちょっともったいないです。

年収や会社の規模、社会的地位などが自分よりすごいと思ってしまう。

そのような劣等感からの視点は、不健全な視点だと思うからです。

完璧な人はいません(いたら怖いです・笑)。

それに一生ずっと絶好調という人もいません。

また、別の視点からみれば、「すごい人」より、あなたのほうが優れた点があるということも往々にしてあるものなのです。

ですから、自分より「すごい人」と比べて自分を毀損したり、感情を悪くさせるのはやめて欲しいのです。

 

劣等感をともなった思い込みは意味がない

たとえば、世界ナンバーワンコーチといわれている人がいるとしましょう。

その人のコーチングにはとてもたくさんのクライアントが集まり、影響力も大きく、ギラギラしたエネルギーもある感じです。

私もプロコーチという視点で見れば、同じ分類に入ります。

となると、ここで出てくる感情は、

・あの人は「すごい人」

という見方と同時に、自己卑下で

・それに比べて、自分はだめ

と考えてしまうのですよね。

ただ、

・あの人のようにならなければ、自分はだめな人間だ

・あのハードルを越えてナンバーワンにならなければ認められない

というのは、自分がつくり出している「劣等感をともなった思い込み」です。

しかし、そもそも、私たちはみんな違うわけです。

それなのに、公平に比べるというのは、無理な話なのですよね。

 

不足感をうめるよりも、自分の強みをのばそう

以前、私のセミナーにきてくださった方が、受講後の感想でとてもうれしいフィードバックをしれくれました。

そ「伊藤さんのようにギラギラしていなくて、押しつけがましくない感じが、とても良かった」と評価してくださったのですね。

その方は、次のセミナーも申し込んでくださいました。(^_^)

でも、私としては、ちょっと複雑だったのです。

というのは、セミナー講師やプロコーチなら、派手で目立ち、出会った瞬間にオーラを感じるようなプレゼンスが欲しかったからです。

でも、残念ながら、それはまったくないわけです。(笑)

ただ、受講者さんは、私のそうではない真逆の部分を評価してくださった。

その方が私に求めていたものは、派手さやオーラではなかったのです。

もっと言えば、私が目指している「安心、安全、ポジティブ」を感じてくれたのかもしれません。

また、話がおもしろかったり、盛り上げられないとだめだと思っていると、自分のトークネタがすべったときにダメージを受けます(私がランチームやトライアスロンチームでよくおちいる状態です・・・汗)。

よく考えると、誰も私に「腹を抱えて笑えるような話をしろ」とは言っていなかったのですよね。

それなのに、ほかの人と比べて自分の強みや良いところを見失ってしまうのは、本当にもったいないことです。

もしもそうなると「不足感を埋める」モチベーションになってしまい、「自分の良い面をのばす」ことにエネルギーが注げなくなります。

「すごい人」に目がいってしまうときはアウターゲーム(外の世界)の領域にいる状態ですが、自分の良い面を見るためには「インナーゲーム(内なる世界)」を見ることが重要です。

もしも、どうしても比較グセがなおらないときは、

・過去の自分

と比べましょう。

たとえば、

・3年前の自分ができなかったのに、今できていることは何だろう?

と考えてみるのです。

おそらく、このブログを読まれている方なら、3年前に比べると明らかに成長しているはずです。

外の世界と比較をするのではなく、自分の内的な部分での成長を比べてみましょう。

 

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■編集後記

昨日は、会社終わりでアウトプットに関するセミナーに参加。

やはりアウトプットした人から人生が変わっていくんですよね。

ふり返れば、まさに私もインプットするだけの立場からアウトプットすることによって、人生に少しずつ変化を起こしてきたんだよなぁ・・・と。

そのようなことにあらためて気づきました。(^_^)

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