良習慣の習慣

「エンタメの楽しみ」と「良習慣の継続」を両立する方法

投稿日:2024/04/21


良習慣のような「実行すること」を守りながら、エンタメのような楽しみも手放さない。

その両立に取り組んでいます。
その1つの形が見えてきたので、記事にしてみました。




 

「楽しいことを遠ざけないと良習慣は続かない」は本当なのか

長い間、私が間違っていたことに気づきました。

その気づきとは、
・楽しいことを遠ざけないと良習慣は続かない
ということです。

なぜか。

良習慣形成は、人間の本能と正反対のことに取り組むことだと考えていたからです。

私たち人間の本能は、シンプルに言うと、
・とにかく、退屈を避けたい
・とにかく、楽しいことが好き
です。

ただ、本能の通りに楽しいことばかり追いかけると、
・二度寝
・食べすぎ
・飲みすぎ
・先のばし
・無計画
といった結果がついてきます。

要は、何も考えずに本能のままに生きると、「悪習慣まみれ」の日常になっていくわけです。

実際、私は良習慣形成に興味がないときは、
・飲み会の予定を入れていないと不安
・金曜日の夜が楽しみ
・週末は昼まで寝ている
・運動ゼロ
・本を読まない
・食べすぎて体重増加
という感じでした。

まさに本能に流された「悪習慣まみれ」ですよね……。
さすがに「こんな人生は、充実した生き方とは違うよな」と。

ですから、朝ルーティンをつくったり、環境を整えたりして、セルフマネジメントスキルを高める。
日常の時間の質を上げる。
そうすることによって、人生の質を高めたい。

そのために必要な行為こそ、「良習慣」だと考えているわけです。

 


 

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楽しみを遠ざけたから続いている良習慣もある

本能のままにすごすと、後悔が待っている。
だとすると、良習慣を増やしたり、質を高めていくための「敵」が浮かび上がってきます。

それは何かと言うと、
「楽しみ」
なんです。

たとえば、電車の移動中にスマホや携帯ゲーム機に熱心な方たち。
楽しんでいます。(そう見えます)

では、その方たちが習慣化の達人かどうか。
おそらくですけれど、確率はそれほど高くないように思います。

一方で、
・読書
・学習
・アウトプット
に時間を投資している人たちもいます。
通勤時間こそ、自分を磨く時間だと捉えているわけです。

考え方としては、こちらの方々のほうが、成果を出す人たちなのではないかと思うのです。

正直なところ、「良習慣の種」のようなルーティンを着実に実行しようと思ったら、電車の中でスマホを見ている時間は無いんだよなー、という感じです。

そんな意味で、私は、
・良習慣継続のためには、エンタメのような楽しみは遠ざけなければならない
と考えていたんです。

その考えで長くやってきて、それなりに正しさも感じていました。
ブログなどの良習慣が継続できているのは、間違いなくエンタメとの距離を置いたからでふ。

ただ、当然のことながら、人生での楽しみの時間を減らすのはデメリットもあります。

それは、
「自分自身を喜ばせる」のは下手になっている気がしていた
ということです。
家族との楽しみはありますけれど。

でも、それも「良習慣継続のためには、手放すものも必要だ」くらいに感じていたんです。
だいぶ強めの仮説として。

 

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「5分間」を楽しむことからスタートする

ところが、ここ最近、
「良習慣継続のためには、楽しみは遠ざけるべき」
という仮説に変化が出てきたんです。

何をしたのか。

「好きなことや楽しみをルーティンに入れる」という工夫です。
私が長く信じてきた仮説とは正反対。

私が好きだったものを楽しむことを、あえてルーティンに入れてみたのです。

たとえば、
・音楽を聞く
・小説を読む
・エッセイを読む
・マンガを読む
・コピーを読む
・名言集を読む
といったものです。

具体的には、
・Mr.Children
・NiziU
・村上春樹さん
などにふれています。

これらを通常版の「良習慣の種」ではなく、拡大版の「良習慣の種」に入れました。

あえて、エンタメを楽しむ。
楽しんだあとは、リストに「◎」をつけています。

ただし、条件があります。
それは、
・基本的には5分間単位
ということです。

たとえば、ミスチルの楽曲だったら1曲だけ。
小説も5分だけ。
エッセイなら1エピソードだけ。

そんな形で少しでもエンタメに触れる。
子どもの頃から好きだったものや大人になって、良習慣継続のために理性的に遠ざけたもの。
それらにあえて取り組んでいるんです。

先日は、営業中にミスチルの『足音』を聞きました。
何年かぶりに。

超絶、感動したんです。
心から「なんていい曲なんだ」と思いました。

同時に、好きなことなのに遠ざけてきた自分を責めたいような気持ちにもなったんです。
「あー、何とももったいないことをしてたんだな……。」という後悔があったので。

ここで、気づきました。
私が「楽しみは、良習慣のためには遠ざけるべき」と思っていたことは、程度の問題だったんですね。

(1)楽しいからやりすぎて、必要以上に時間を投下してしまう
(2)楽しみが止まらなくて時間オーバーになり、ほかの良習慣の取り組みに悪影響を与える
という流れが良くありませんでした。

ですから、
・楽しいことは楽しむ
・それでも良習慣的ライフスタイルをすごす
ためのカギは、
・制限をつけて楽しむということ
なんですね。

ほんのわずかでも楽しめると、感情の質は高まります。
その分、生活の質も高まっているのを感じています。
結果として、総合的な幸福度が高まっているのです。

さて、あなたはいかがでしょうか。
以前の私のように「正しいことをやるべき」ばかりで苦しくなっていないでしょうか。

そんなときは、少しでいいのであなたの心を満たす楽しみにふれてみましょう。
まずは、制限時間を5分にして。

 


 

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■編集後記

昨日は、スマホの充電が切れており、朝活に遅れました。。。
7時からの「週次リフレクション」には間に合い、ファシリテーション。
8時から朝活。
9時からアウトプット部の部会を実施。

午後はオフ。
家族でランチを食べたあとに伊藤家サミット。
そのあと、算数の問題を解いて、算数の楽しさを初めて知りました。(^^;)

その後、スポーツジムでバイクとラン。
いい汗をかけました。(^^)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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