名言の習慣

信念・自分軸・価値観。あなたが生きる上で大切にしている言葉は何ですか?

投稿日:2016/12/14


あなたは、信念を持っていますでしょうか?

「自分には軸になるような信念がない・・・」というかたに、信念のつくりかたをお伝えいたします。

 

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ゆるぎない信念とはどのようなものか?

習慣化専門学校の仲間たちが、探求のテーマにしている話題に、興味をひかれました。

それは、

・ゆるぎない考えかた
・自分のぶれない軸
・大切にしたい価値観

といった、いわゆる「信念」といったものを「知りたい、手に入れたい」と話していたことでした。

人が生きていれば、誰でも迷いや悩みはつきものですよね。

そのようなときに、自分がよりどころにできる信念、つまり自分が「立ち返る場所」のような言葉があれば、迷わないし、迷ったとしても時間の浪費やダメージを最小限に抑えられるのではないか、ということだったのです。

この気持、私も同じ経験をしたので、じつによく分かります。

ただ、私が10年前に考えていた「信念」というのは、何かこう、とてつもない巨大で偉大な言葉を自分でつくり出さなければいけないのではないか、と考えていました。

そのようなものは、そうそう簡単には考えつかないでしょう。

だからこそ、すごいものをイメージしてしまっておりましたし、見つからないのは当たり前だったのですね。

でも、生きていくために、信念はあったほうが良いはず。

そこで、おすすめなのが、自分が大きな気づきや勇気をもらえる名言をストックすることです。

 

言葉によって窮地を救われる

実際、私が習慣化を学び、そして実践していく中で、そして、サポートさせていただく中で、私が常にたどり着くことがあります。

それは、私を含めて「人って、本当に弱いものだよな・・・」ということです。

生きていると、続けていくことがつらくなったり、厳しい状況になることは多いものです(というかほとんどですね・・・)。

そうして、その場から逃げ出したくなるのです。

私も何度か経験していますが、最終的にはなんとかギリギリのところで踏みとどまってきました。

ほとんど運だけで生きてきたこともあるのですが(笑)、たくさんの人に迷惑をかけつつも、国外に逃亡するような事態にはなっていません。

なぜ、なんとか乗り切ることができたのか・・・最近、考えることがありました。

そこで、行きついたことは、「いつも誰かに助けられてきた」ということです。

「誰か」というのは、もちろん師匠たちや仲間、家族であることが多いです。

しかし、そのような直接的な人の助け以外にも、「言葉」によって救われていたのです。

特にひとりで活動しているビジネスは、これまでに何度も心が折れそうになっています。

「やっぱり自分には無理なんだよな・・・」と思ったことが何度もあります(今でもなくなりません)。

ひとりビジネスをはじめて数年ですから、結果が出なくて当然なのですが、時間とお金とエネルギーを投資していれば、やはり成果はなるべく早く欲しいものなのですよね。(^_^;)

そのような、必ずしも自分が理想としていない状況であっても、前進するためにはガソリンが必要です。

そのガソリンこそが、私にとってはいつも収集している名言たちなのです。

それらは、私が成し遂げたい夢や目標と一緒に、Evernoteに書き記しています。
(スマホにする以前は紙の手帳に書き連ねていましたが、デジタルで残すことに変えました。)

それは、自分にも役立てていることはもちろんのこと、コーチングのクライアントや習慣化のサポートにも活用しています。

 

私がよく考える3つの信念

私がよく考える信念を3つご紹介いたします。

■1:アリストテレス氏の名言

人は習慣によってつくられる。
優れた結果は、一時的な行動ではなく習慣から生まれる。

本当の成功というのは、短期的な現象ではありませんよね。

中長期の視点で幸福な状態をつくれば良いと考えています。

行動・身体・思考を良習慣に変えていけば、自分がなりうる成功の自分になれるのです。

本質はやはり習慣なのですよね。

 

■2:村上春樹氏の名言

昨日の自分をわずかにでも乗り越えていくこと、それがより重要なのだ。
長距離走において勝つべき相手がいるとすれば、それは過去の自分自身なのだ。

比較するのはほかの人ではありません。

昨日までの自分なのですよね。

仲間や友人がすごい成果を出して嫉妬を感じそうになったときに、よく唱えています(笑)。

 

■3:フランクリン・コヴィー氏の名言

人生で最も大切なことは、最も大切なことを最も大切にすることである。

私の教師の友人が言っていたことですが、職場で胃が痛くなるほどがんばっても、自分の骨を拾ってくれる人は職場にはいません。

それより、多少クオリティーが低くても(笑)、夫や父親の骨は家族が拾ってくれます。

予定が詰まりすぎたときなど、「自分にとって本当に大切なことは何だ?」と自問するします。

ようは、自分の活動に夢中になりすぎて家族を置いてけぼりにしそうになったときに、よくイメージしています。(^_^;)

 

いかがでしょうか?

このような名言が私の信念であり、名言が生きる支えになっているのです。

私の経験ですが、このような名言は、つらいときこそ効果的です。

今まで「なんとなく、良いなぁ」と思っていた言葉が、つらいときにグッと心に寄ってくる瞬間があるのですね。

「これだ!」という名言ならもちろん良いですし、「こういう言葉とともに生きていきたい」と思う言葉でも良いし、「なんとなくなんだけど、妙に魅かれる」名言でもOKです。

気にいった名言があれば、ぜひストックしておく習慣を持ちましょう。

将来あなたが窮地におちいったときに、その言葉に救われるかもしれません。

 

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■編集後記

昨日は友人のキャリア相談にのっていました。

優秀な友人ですが、やはり迷いや葛藤はあるようで、将来も含めた少し先の未来について話をしました。

キャリアチェンジを考えるときほど、それこそ信念が大事なのかもしれませんね。

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