気づきの習慣

水先案内人の重要性について、あるいはあなたが水先案内人になる可能性を考える

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■大阪「ド・観光」を体感!

 

引き続き大阪ネタです(笑)。

 

大阪セミナー終了後、鮒谷道場22期同期生のTさんと同じく同期で今回のセミナー主催者の谷さんと3人で大阪の街を「ド・観光」しました。

男3人で通天閣に登り、新世界でスマートボールに興じ、串カツ屋で反省会を開き、夜の道頓堀を観光しながらタコ焼きをつつきました。

3人で話していたのですが、まるで学生時代の「放課後」のようでした(笑)。

 

お二人ともご多用のところわたしにおつき合いくださり、最後はわざわざ新大阪までお見送りいただいたので感激してしまいました(感謝です!)。

 

また、あまり詳しくは書けないのですが、いわゆる観光名所とは反対に、普段は地元の方も頻繁には訪れないような場所にも案内していただきました。

わたしは、どんな物事にも光と闇があるものだと考えていますが、明るく賑やかなだけの大阪ではないことを肌で感じる貴重な体験となりました。

 

Tさん、谷さん、本当にありがとうございます!
またお会いできる日を楽しみにしております!!

 

■「水先案内人」の重要性

 

今回改めて感じたのは、水先案内人のいるありがたさです。

わたし1人では、とても今回のようなディープな大阪観光はできません。

お二人がいなければ、ガイドブックに載っているような表面的な観光となっていたのは間違いないでしょう。

 

水先案内人といえば、おつき合いくださったTさんが仲間内の勉強会で講師をされたそうです。

アジェンダは「歌舞伎」「宝塚」「ウィーンフィル」の3つ(それと涙なしには語れないプラスαのコンテンツもあったようですが)。

残念ながらわたしには今のところご縁がないジャンルですが、Tさんは知識・教養が深いので当該ジャンルにも精通されています。

 

しかし、それぞれのジャンルでTさんより極めている人はたくさんいるとおっしゃっていました。

確かにそうかもしれません。

 

でも、Tさん以上の初心者(わたしのように)も相当数いるんですよね。

どのジャンルも触れる機会がなければ、

「なんとなく興味はあるんだけど、自分1人ではじめの一歩を踏み出すのは敷居が高い」

そんなふうに感じる人が多いジャンルではないかと思っています。

 

ですから、Tさんの話を聞きたい人はたくさんいます。

もしくは、Tさんがナビゲーターとなることで、初心者が1人でイチからその道に入るよりもずっとスムーズにその世界に浸ることができるようになるでしょう。

そうすれば初心者でも興味を抱くことができるかもしれませんよね。

 

水先案内人には水先案内人なりの頂上が遥か上にそびえたっているようですが、初心者にとっては同じ頂上は見えません。

たとえて言うならば、登山初心者は最初からエベレストに登ることはできません。

 

しかし、水先案内人の方がいれば、一緒に高尾山に登ることならできます。

そして高尾山登山が面白ければ、富士山登頂をめざし、いつかエベレストにチャレンジしたくなるのかもしれません。

 

逆に、突然一人でエベレスト登頂をめざしてしまったとしましょう。

そうなると登山の面白さを味わうことなく、つらさ・苦しさばかりを感じるのは間違いありません。

その結果、挫折への最短ルートを行くことになるのです。

 

水先案内人の重要性は、いくら強調してもしすぎることはありませんね。

 

案内

 

■「自分より初心者」という存在

 

そのような流れで、鮒谷道場1期生で税理士かつ人気ブロガーの井ノ上陽一さんが以前ブログに書かれていたエントリを思い出しました。

 

※ご参考
学んだことの言語化が重要!「言語→非言語→言語」という学びのプロセス

こちらのエントリから一部を引用いたしますね。

 

(引用ここから)

どんな分野でも「達人」、自分より詳しい、自分よりレベルの高い人はいますので、「自分が言語化するなんて・・・」と思われる方も多いでしょう。
「達人」になるまで待っていたら一生言語化はできません。
自分が何か学んだら、何か習得したら、その段階ごとに言語化すれば大丈夫です。
まったく初心者の方は、どの分野にもいますし、必ず誰かの役に立ちます。

(引用ここまで)

 

そうなんですよね。

自分では「誰でも知ってるだろう」と思っているような常識的な知識でも、やはりその情報が必要な方が存在するのです。

 

つまり「自分より初心者」は必ず存在し、誰でも自分が水先案内人になれるものがあるということです。

 

■あなたは誰かの問題解決者

 

どんなジャンルだって、上を見ればキリがありません。

 

たとえば、わたしより早起きできる人は山ほど存在しています。

また、わたしより早起きを理論的に説明できる人もたくさんいるでしょう。

 

では、

「わたしが早起きを語ってはいけないのか?」

というと、そんなことはないんですよね。

 

もちろん

・ニーズがあって

・聞いてくださる方がいらして

・わたしとなんらかご縁がある方たちがあれば

という前提ですが、わたしはその方たちに向けて早起きを語って良いのだと思うわけです。

(このような考えに至るまでには多大な時間と勇気が必要でしたが。)

 

「あなたは誰かの問題解決者」

といったニュアンスの言葉があったと思います。

 

つまり、あなたは

【あなた以外の他の誰かの水先案内人になる可能性を秘めている】

ということですね。

 

みなさんにも「このジャンルだったら1時間は話せる」というものがあるのではないでしょうか?

「いやいや自分には他の人に語れることなんてありません」

と思いますか?

実は以前、わたしもそのように考えていました。

 

でも、あるとき出会った文章に

「それは突き詰めて考えていないだけだ。たとえば、あなたが住んでいる地域の情報だって遠方に住んでいる人には知り得ない貴重な情報になりえるのだから。」

というものがありました。

 

「なるほど、確かに。自分が差別化を考えていないだけなんだ。。。」

と肯いたことを思い出します。

 

自分の知識や経験が、他の誰かとまったく同じということはありませんからね。

そのギャップを埋めることがビジネスにつながるのではないでしょうか?

そんなふうに考えていくと、ビジネスの種というものは自分でも気づかないような意外なところに落ちているのかもしれませんね!

 

【今日の気づき】
誰でも「他の誰か」の水先案内人になれる可能性を持っている

 


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