気づきの習慣

「学んだのに行動できない人」がやるべきこと

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

インプットしたら、アウトプットする。
このシンプルな流れが、なぜ難しくなってしまうのでしょうか。

謎を解くカギは、「動詞」の扱い方にあります。




 

「行動するために学ぶ」が前提

学んだあとの行動が重要。
よく見聞きする言葉ですよね。

本やセミナーでの学習は、あくまでもインプット。
それだけでは、現実は何も変わりません。
学ぶ目的は、行動に転化するためです。

つまり、私たちは行動する(アウトプット)するために学ぶわけです。

では、なぜ学ぶことが必要なのか。
学ばずにいると、知識が浅くなるからです。

すると、行動できずに止まったり、やみくもに動いてしまったり、目的から外れたアクションをとってしまうからです。
もし、事前に学んでいれば避けられた失敗だとしたら、もったいないですよね。

ですから、できるだけ目標に近づくようなやり方を知るほうが効率的です。
そのために学習するわけです。

ここまでは、シンプルです。

 


 

【お知らせ】

【募集中】6/30、7/13『計画する習慣』セミナー

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール





行動できないのは「動詞のまま」だから

「学習より、行動が大事」

このことは、たくさんの人たちが理解しているはずです。

それなのに、世の中には「行動できない」と嘆く人たちが多いです。
なぜなのでしょうか。
その理由は、じつは「動詞のままだから」なのです。

さて、「動詞のままだから」行動できないとは、どういうことでしょうか。

たとえば、私が学習した本やセミナーでは、下記のような「動詞」が書いてありました。

・あなたの人生やビジネスがうまくいかない理由は「当事者意識」がないからだ
・当事者意識を持てば、自責の思考でどんどん行動できるようになるのだ
・だから当事者意識を「持とう」

言われている内容には、強く納得できます。
ただ、「当事者意識を持つ」とは、具体的に何をすればいいのでしょうか。
私にはわかりません。

「当事者意識」という文字がかかれたA4サイズの用紙があって、それを持ち上げるならできますけれど(笑)。
もちろん、そんなことじゃないですよね。

では、何を「持つ」ことができればいいのでしょうか。

これがわかっていなければ、一見すると「持つ」という動詞にはなっているものの、具体的な行動がわからない。
ですから、「わかっているけど、できないんです」という状態をつくり出してしまうわけです。

ほかにも、
・目標を「意識する」
・人生のビジョンを「考える」
みたいな「動詞のまま」の表現は、よくありますよね。

でも、これだけだとなかなか動き出せないのが私たちなのです。

 

■スポンサーリンク




「動詞のまま」の状態から「行為」に変換しよう

では、どう考えればいいのでしょうか。

カギは「動詞のままの言葉を、行為に変換すること」です。

当事者意識を「持つ」という動詞なら、
・自分の人生で成し遂げたいことを書き出す
・生きている間にできなずに後悔しそうなことをリストアップする
・人生の意義や意味を感じられるような活動をする
といったことなどが考えられます。

実際、以前の私は、自分の人生に「当事者意識」が欠けていました。
自分が決断しなくても、人生は流れていたので。
そのため、ガチのサラリーマンをずっとやっていたわけです。

それが、自分の人生を真剣に考えたときのこと。
「このまま平凡なサラリーマンをやっていたらダメだ」と気づきました(あくまでも、私の人生の場合です)。
そうして、当事者意識が芽生えたわけです。

そこから、ブログを書いたり、セミナーを開催したり、コーチングを学んだり。
複業家として活動するようになりました。
そこで個人ビジネスをすることで、「成功も失敗もすべて自分が生み出している」という感覚が、少しずつ育ちました。
こうして、ようやく当事者意識を「持つ」ということに近づいたのです。

同じように、動詞のままであいまいなら、
・目標を「意識する」→目標を書いた紙を起きた後と寝る前に声に出す
・人生のビジョンを「考える」→「自分の能力を使って世界を●●に変える」というフレーズにする
というように、具体的な「行為」に変換してみましょう。

ここに正解・不正解はありません。
あなたがご自身の言葉で「動詞」から「行為」に変換できればOKです。

ぜひ、「実験する」ことをしてみましょう(これも動詞のままなので、行為に変換してみましょう・笑)。

 


 

【お知らせ】

【募集中】6/30、7/13『計画する習慣』セミナー

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、夜にトライアスロンのトレーニング。
ジム屋上のフィールドエリアでラン。
ジムエリアでバイク。
たっぷり汗をかいてからシャワーへ。

その後、プールエリアでスイムスクール。
昨日はドリルもメインも、(私にとっては)かなりハードなメニューでした……。(^_^;)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-気づきの習慣

執筆者:

関連記事

あなたが使っている言葉の質が、人生の質を決めてしまう理由。

ノートを書くことやブログを書くメリットの1つに「普段の自分がどんな言葉を使っているのかがわかる」というものかあります(私の場合)。 頭の中でどんな言葉を使っているのかチェックすることは、より良い人生の …

受験生が安易に目標校のレベルを下げてしまうこと。そして、大人が人生の目標設定を安易に変えること。その共通性について。

友人たちとの交流で考えたこと 昨日のエントリでもお伝えしましたが、土曜日は早朝から皇居に行きました。 わたしが(こっそり)所属させていただいているRUNチーム「Admiral」の友人たちとスピードアッ …

「選挙活動」と「ビジョン実現」の3つの共通点

・選挙活動で当選すること ・私たち個人が自分のビジョンを実現すること この2つには、3つの共通点があることに気づきました。   選挙活動とビジョン実現の共通点 4月23日は統一地方選挙の日で …

習慣化とは、人間関係づくりのようなものである。どちらも自然体になればうまくいく。

「習慣化」とかけて「人間関係づくり」と解く。 その心は? 「どちらも自然体になればうまくいく」です(笑)。   「習慣化とは、人間関係づくりのようなものである」 「習慣化とは、人間関係づくり …

なぜ、私は同じ内容のセミナーを2回受講するのか?

セミナーを2回受講する習慣に取り組んでいます。 とても学習効果を高めることを発見したからです。 これが今日の記事の結論であり、私があなたにおすすめしたい学習方法です。   同じセミナーを2回 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。