感情の習慣

嫉妬してしまう自分が少しラクになる考え方

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こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

嫉妬してしまう自分を「見なかったことにしたい」と思うことがありました。
でも、「嫉妬はチャンス」と捉えてみると、心が少し軽くなるかもしれません。




 

なぜ「嫉妬はチャンス」なのか?

「嫉妬」という感情。
「できれば味わいたくないなぁ」と思います。

自分が自分じゃなくなるような感じがするからです(自分は自分なんですけれど)。
そんな自分にまた「嫌だな」と思うんです。

ただ、私たちは捉え方を変えることができます。
「嫉妬は嫌だ」という気持ちから、「嫉妬は(ある意味)チャンス」という見方もできるんです。

事実、私はその考え方を知って、嫉妬の感情をダイレクトに受け止めることが減ったんですよね。
心がラクになる感じ。

では、どうやって「嫉妬はチャンス」と思えるようになったのでしょうか。

私のポイントは「嫉妬」という感情へのスタンスを変えることでした。

 


 

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嫉妬は「自分の理想の姿」を映し出す鏡

実は、嫉妬は「自分の理想を表現してくれている」という側面があるんです。

どういうことか。
たとえば、高校生時代の私。
受験期に、嫉妬した経験があります。

それは、成績が学年1位だったOくんに対しての嫉妬です。
Oくん自身はいい人だったんです。
問題は、当時つき合っていた私の彼女なんですね。

彼女と私が一緒に勉強しているとき。
彼女にわからないことがあると、Oくんに「ここ、教えてくれないかな?」と言っていたんですよね。
目の前にいる私ではなく……(笑)。

もちろん、Oくんと私の頭脳の優秀さはまったく違うので。
私が彼女の立場でも、Oくんに聞きにいったでしょう。

ただ、彼女が私を見ていない感じが芸術的で。
私はまるで透明人間かのようにスルーされたんです。

そうした状況に、当時の私はOくんに嫉妬したわけです。
「Oくんくらい勉強ができたらいいよなぁ」と。

この嫉妬。
私の理想を表しています。

何かというと、
・勉強ができるようになりたい
・彼女に頼られるようになりたい
ということです。

でも、今の自分にはそれができないことがわかっている。
だから、嫉妬するわけです。

つまり、嫉妬は
「なりたい自分」なんてよくわからなかった私は、本音では
・勉強ができるようになりたい
・彼女に頼られるようになりたい
という理想を抱えていたわけです。

自分でははっきり認識していなかったんですけれど。
嫉妬のおかげでヒントを得られたわけです。

これが「嫉妬はチャンス」という考え方です。

 

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嫉妬したら「何を教えてくれているのか?」に目を向けよう

嫉妬のエネルギーはパワフルです。

マイナスの方向に使ってしまうと、ネガティブな感情に苛まれるでしょう。
一方で、プラス側に活用すれば、成長のエンジンに変わります。

嫉妬のエネルギーをどちらに向けるか。
決められるのは、私たち自身なんですよね。
それなら、プラスの方向に活用して、自分を成長させたほうがいいんじゃないかなと思います(私は)。

マイナスの方向に使えば使うほど、状況が上向くことから遠ざかりますから。

それよりも「嫉妬はチャンス」と捉えてみる。
それによって、自分の
・目標
・理想
・進みたい方向性
のヒントに変えてしまいましょう。

そう考えれば、嫉妬はむしろありがたい存在にも思えてきますから。

嫉妬してしまうことは自然です。
避けられません。
ですから、嫉妬してしまったときほど「嫉妬はチャンス」と捉えてみる。
すると「この嫉妬は何を教えてくれているんだろう?」と思えるようになるかもしれませんよね。

嫉妬の対象こそ、あなたの理想への指標。
ぜひ、嫉妬の感情から分析してみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、午前中に「Switch GATE」チームのミーティングを実施。

午後に、『最高の年末年始』プロジェクト向けセミナーの準備。

夜は、妻とテレビでフィギュアスケートを鑑賞。
美しい演技というのは、心惹かれますよね。(^^)


 


 

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