思考の習慣

自分だけでは課題解決が難しいときにおすすめ。多様な見方を生み出す4つの視点。

投稿日:2016/05/05


娘と公園をかけずりまわっているとき、ふとした拍子に「視点の違い」を考えました。

自分はひとりしかいませんが、工夫をすることで、多様な視点を持つことができるのです。

IMG_2446

 

スポンサーリンク

 

すべり台の上下2つの視点を経て気づいたこと

昨日は、6歳の娘と少し遠出した公園で遊びました。

石製の大きめのすべり台の遊具で、2人ですべりまくっていました。

「お父さんもはだしになってよ!」という娘の指示にしたがってはだしになり、童心にかえってはしゃいでしまいました(笑)。

そのすべり台は、わりあい高低差があります。

娘と一緒になって遊んでいたとき、ふとしたときに視点の違いを感じました。

▼こちらは、下から見た視点で、
IMG_2450

▼こちらは、上から見た視点です。
IMG_2446

距離としてはまったく変わりませんが、見える世界に変化があります。

状況は変わりませんが、「視点を変える」ことによって、感情や気持がラクになることがあるのですよね。

 

課題を抱え込んでいるときは「私が〜」思考になっている

たくさんのクライアントさんたちと接してきて、気づいたことがあります。

それは、課題を抱えている場合の多くは、その原因が「視点が硬直化していることに起因しているケースがほとんどだ」ということです。

そのため、できるだけその課題から離れた視点で課題を捉えなおすことが有効です。

「私が被害を受けている」
「私なりに一生懸命やっているのに」
「私ができることはすべてやっている」

私自身、大きな課題を抱えていて動けなくなっていたときは、先のような思考におちいっていました。

この、「私が〜」という思考を抜け出すためには、「多様な視点から考える」ということです。

 

多様な視点を生み出す4つの視点

私が「ひとり会議」をやっているときに使っている視点を4つご紹介いたします。

相手の視点

コーチングでは、「ステークホルダー」という呼び方をしていますが、利害関係者の相手になりきって自分の課題を捉え直します。

たとえば、

・私がAさんの立場だったら、現状をどのように考えるだろう?
・私がAさんだったら、今の自分はどのように見えるだろう?

という質問を考えてみます。

 

尊敬する人の視点

自分の師匠や尊敬するビジネス書の著者だったら、どのように考えるのか。

その視点で考えてみます。

・尊敬するBさんだったら、今の私に何と言うだろう?
・Bさんが私の立場だったら、どのように対処しているだろうか?

といった感じです。

 

理想(状態)の視点

自分が課題をクリアしている状態から考えます。

・もし、3年後に理想の状態になっている自分がいたら、今の自分に何とアドバイスするだろう?
・この課題をクリアしている自分は、現状からどれくらい成長するだろうか?

という質問が有効です。

 

比較の視点

あえてほかの人の比較から課題を捉え直してみます。

・過去、自分がもっとも厳しかった時期と比べると、現状はどうだろうか?
・尊敬するBさんとの苦難の時期と比較すると、今の私の状況はどれくらい厳しいだろう?

自分の思考の枠がはずれます。

 

まとめ

自責思考で考えることは非常に重要です。

責任を持って生きるためには自責で考えることが欠かせません。

一方で、課題を抱えて行動にブレーキがかかっているとしたら、視点を変えてみることがおすすめです。

自分の視点に固執しない柔軟な視点から、意外なアイデアが生まれることがあるものです。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日は、早朝にコーチングセッション。

ゴールデンウィークでも、コーチングとブログは稼働しています。(^_^)

午後は、記事にもある通り、家族4人で行船公園に遊びにいきました。

行船公園 – 公益財団法人 えどがわ環境財団

施設もきれいで、なかなか良い公園でした。

近くのスシローでお寿司も食べて、心もお腹も満たされた1日となりました(笑)。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-思考の習慣

執筆者:

関連記事

「自信がない」は「自分のことばかり考えている」という告白

「自信がない、、、どうしたらいいんだろう」 私が初めてセミナー(というか勉強会の講師役ですね)を開催するときに、自分に話しかけていた言葉です。 今はだいぶ改善してきましたので、考え方の変化を記事に書き …

自分を知るために、両親の価値観や思考パターンを探ってみる。

私たちの思考パターンは、かなりの部分で両親から受け継いでいるものです。 ですから、自分を知るために、両親の思考パターンを探ってみるのはトライする価値があると思っています。   スポンサーリン …

うまくいかないときの脱出方法。うまくいっている人の思考をインストールする

「早起きのためには早寝が大事なのはわかっているつもりなんです。でも、早寝するのがもったいないという気持ちもあって、、、悩みます」 このような悩みへの対処策を考えてみました。   「早起き完全 …

自己肯定感を安定させる方法。自己肯定感は子育てのように。

あなたは自分を肯定的に受け止められているでしょうか。 本記事では、自己肯定感の育て方について書いていきます。   「自己肯定感」とはどのような感覚なのか? 私たちが自分自身を「自分でいいんだ …

「あの人に嫌われているかも・・・」と不安になったら、「ほかの人の本音は死んでもわからない」という呪文を唱えましょう。

コミュニケーションをとっている相手から、 ・メールの返信がそっけない ・あいさつをしたのにスルーされた ・なんとなく最近、避けられている気がする といったこと、感じたことありますか? 私はよくあります …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。