気づきの習慣

「わかっているけど、できない」は、本当に「わかっている」のか?

投稿日:2017/05/12


「わかってるんだけど、できないんですよ〜。」という言葉。

私が言ったことはありますし、相手に言われたこともあります。

しかし、自分ができていないことは、本当は「わかっていない」のではないでしょうか?

 

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低カロリーで高たんぱくのメニューを選ぶ

昨日、家族の夕食を外で食べることにしました。
(妻の仕事が遅くなり、かつ、娘のピアノの申込みがあったので)

食事に行ったのは、チェーンの「鳥貴族」。

そこでオーダーしたのは、

・枝豆
・冷やっこ
・むねのやきとり
・よだれどり

などでした。

並んだオーダーを見て、妻が「低カロリー、高たんぱくだよね〜。」とひと言。

家族との外食でも、ダイエットの習慣化は忘れていません(今のところ)。

ただ、やはり体重が増えていた頃は、このようなことはありませんでした。

揚げものや肉類など、高カロリーなものを食べていたのですね。

そのことに昨日、気づいたのです。

「ああ、やっぱり選ぶメニューが完全に違ってるわ。。。」ということに。

2年前にダイエットの習慣化に成功したときは、まさに枝豆や豆腐をオーダーしていました。

やせるための原因をつくっていたのです。

それが、徐々に体重が増えるメニューをオーダーするようになっていました。

「わかっているつもり」で、まったくわかっていなかったのですね。(^_^;)

 

「わかってるんだけど」は「わかっていない」

さらに気づいたことがあります。

私たちは、よく「わかってるんだけど、できないんだよね〜」と言いますよね。

しかし、よく考えると、わかっていたら「できる」はずです。

学校のテストだって、わかっている問題は解けたはずです(ケアレスミスはあるかもしれませんが)。

むしろ、間違えるのは、わかったつもりになっていたけれど実はわかっていなかったり、理解があいまいな問題でしょう。

わかっているのに間違えるというのは、答えを知っていながら、答えとは違う選択肢を選ぶことです。

そのような場合は採点すれば、もちろん不正解になるでしょう。

どのようなことを考えようとも、結果は自分が望んだものと違うわけです。

つまり、「わかってるんだけど、できない」というのは、結局「わかってない」ということではないか、ということなのです。

たとえば、私はいまダイエットの習慣化に取り組んでいます。

ダイエットは、食べすぎると太ります。

ですから、ランチは500キロカロリー以内におさえています。

それは、「適量以上に食べると太る」ということをわかっているからです。

というか、適量以上に食べてきたので(無意識のうちに・・・)、体重が増えてしまった状態をまねいたのですね。

わかっているから、食べすぎないように注意できるのです。

 

望む結果を得るための原因を集める

わが家の子どもたちも、

・それ知ってる
・それならわかってる
・もうできてる

ということを言いますが、多くの場合、できていません。。。

あなたにも、

・お酒を飲みすぎてはいけないと思いながら、飲みすぎてしまった

・禁煙しようと思いながら、たばこを吸ってしまった

・運動思いながら、面倒くさくなって外に行くのをやめてしまった

といったような経験があるのではないでしょうか?

それは、本当は「わかっていない」のかもしれません。

私のケースも同様で、「わかってるんだけど」というのは、はっきり言って勘違いなのですね。

以前、習慣化コミュニティーの友人に私がダイエットの相談をしたことがあります。

その際に、「伊藤さんが、食べてないし、以前と変わってないと言っても、絶対食べてるんですよ。自分が気づいていないだけで。(^_^)」と言われたのですが、まさに図星でした。

結果には必ず原因があります。

私の体重が増えてきていたのは、必然でした。

ですから、今度は、「体重を減らす」という結果を得るための原因を増やしていきます。

あなたも、望む結果を得るための原因をたくさんつくっていきましょう。

 

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■編集後記

トライアスロンをやっている大阪の友人から、ブログ記事に対するメッセージがありました。

彼も1年半前からスイムスクールに通っているそうで、私の記事に反応したとのことでした。

彼もスイムが苦手だそうです・・・(笑)

でも、2人で一緒のトライアスロンのレースに出ることを約束しました。

ブログを書いていると、このような反応があるから、いいのですね。(^_^)

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