気づきの習慣

集中力を1分間でつくる方法

投稿日:


集中しなきゃいけないのに、集中できない。
そんなとき、ありませんか。
1分間あれば、集中力をアップさせられる方法があります。




 

「集中タイム」なのに集中できない問題

私が企画・運営している「良習慣塾」には、アウトプットのための「集中タイム」があります。
昨日も実践していました。

やり方はシンプル。
日時が決まったら、そのタイミングでZoomに集合。
各メンバーが、それぞれの活動に取り組むのです。

時間は60分。
「緊急な目の前のタスク」に取り組むのではありません。
「緊急ではなくて、期限もないタスク」に取り組みます。

この60分は、
(1)集合
(2)宣言(何に取り組むのか)
(3)意図をつくる(1分)
(4)集中タイム(25分)
(5)休憩(3〜5分)
(6)再び集中タイム(25分)
(7)成果報告
(8)解散
という流れです。

この時間。
4月からくり返し参加してきて、気づいたことがあります。

・とても集中できる60分
・なんとなく意識が分散してしまう60分
があるのです。

集中タイムなのに、集中できないのは問題です。
そもそも、緊急じゃなくて期限がないようなタスクは、集中力が必要なものが多いです。
せっかく時間を確保してみんなで集まっているのに、成果が出ない。
それは問題ですよね。

では「集中できるとき」と「いまいち集中できないとき」。
いったい何が違うのでしょうか。
ここを紐解くことが、私の集中タイムを充実させるカギだと考えました。

 


 

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集中力の有無を分けるポイント

何度か実験をして、研究してみました。
その結果、わかったのです。

集中力の有無を分けるポイントは、
(3)意図をつくる(1分)
でした。

(3)意図をつくる(1分)
の成功事例は、25分の集中タイムに入る前の自分への問いかけがうまくいったときです。

たとえば、
「この60分で何をするつもりなのか?」
「60分後に、何を完了させていればいいのか?」
「60分間を使って、何をどんな順番で取り組むのか?」
といった問いかけに対して、はっきり答えられるときは集中できます。

一方、あいまいな答えしか浮かばないときもあります。
そのような場合は、集中しづらいのです。

意図が明確だとパフォーマンスが高い。
意図が不明確だと成果が出ない。

この状態。
料理をつくる方ならわかるのではないでしょうか。

実際に調理を始める前に、レシピを覚えておく(覚えている)。
製造のプロセスは速く、完成イメージもはっきりしているはずです。
ですから、おいしい料理ができあがりますよね。

反対に、「とりあえず料理でもつくるか」という場合はどうでしょう。
いきあたりばったり。
何が完成するかもわからない。
どんな料理ができあがるのか。
ちょっとした恐怖ですよね。(笑)

この気づきがあり、集中タイムに入る前の「意図をつくる時間」は、料理づくりと同じだと考えるようになったのです。

 

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集中タイムの前に「意図」をつくろう

60分間を緊張感を持って過ごすと決める。
せっかく時間を投資するのですから、「有意義な時間にしよう」という気持ちでZoomに入るのです。

ところが、「こうやって過ごす!」という意図がないと、違うことを考えたり、目の前のタスクが気になったりしてしまうのです。
脇道にそれれば、当然のことながら優れた結果には結びつきません。

実際、ブログのストック記事を書こうとして、残骸のようになっている記事があります。
意図せずに書き始めても、言いたいことがよくわからない記事になってしまうわけです。
公開できる記事のクオリティーにするためには、大きな手術が必要そうです……。
こうなると、時間も成果も、もったいないですよね。

そんな残念な時間にしないためには、
(3)意図をつくる(1分)
が重要。

ここで、いかに明確に60分間の過ごし方をありありとイメージできるか。
それが、60分間の成果を決めるのです。

最初にズレてしまったら、途中で1分間を取って意図を決めましょう。
取り戻すことができます。

あなたも仕事で集中する時間が必要なときがあると思います。
そのときは「これから集中するぞ!」というタイミングで、
(3)意図をつくる(1分)
という時間を入れてみましょう。

やり方は簡単です。
私の前述のような質問をご自身に投げかけて、答えを用意してから集中タイムをスタートすることです。

たとえば、
「この60分で何をするつもりなのか?」
「60分後に、何を完了させていればいいのか?」
「60分間を使って、何をどんな順番で取り組むのか?」
ですね。

これらの質問にはっきりと答えてから集中すれば、きっと「意図の有無」が持つ重要性を感じられるのではないかと思います。
ぜひ、トライしてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。
6:00の部、6:30の部、7:00の部まで。

昼休みに「良習慣塾」メンバーと集中タイム実行。

夜は「良習慣塾」セミナー準備。
今回は対話重視の構成にしてみました。(^^)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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