コミュニケーションの習慣

有料セッションへのためらいをなくすために、セッションの価値をあげる。

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コーチングを始めると「有料セッション」をするというハードルがあります。

最初はとても怖いものですが、乗り越えないとその先の成長がありません。

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有料セッションをはじめるタイミングでのためらい

先日、後輩のコーチから「有料セッションのお金を請求しづらいです・・・。」という相談を受けました。

私も同じような経験があったのでとてもよくわかります。

コーチングを学び始めた頃、クライアントさんにお金を請求することにためらいがありました。

「過去の自分のような人を助けたい。」

「たくさんの人に貢献したい。」

そのように思えば思うほど、気持ち良くお金をいただくことができませんでした。

ただ、今はそれは間違っていたと考えています。

 

自己投資をけちっていたら何も変化しない

たとえば、私は、自己投資をした経験がないときに、

・コーチングを受ける
・セミナーを受ける
・本を買う
・トライアスロンのバイクを買う

などは、

「もったいないような気がする」
「本当に元がとれるのだろうか?」

と思っていました。

しかし、今は違います。

自分を成長させてくれる投資を「もったいない」と思って何も学ばなかったら、人生には何の変化も起きないからです。

成長し続けるためには、コストや生活費を削減している場合ではありません。

そのような節約を多少やってみたところで、人生が好ましく変化することはないでしょう。

ですから、コーチが本当にクライアントさんの人生を変えたいのであれば、セッションフィーをいただく必要があるのです。

 

クライアントさんの投資の価値を高めれば良い

私のセッション料金でいえば、1時間あたり1万円のセッションフィーをいただいています。

仮に、クライアントさんがセッションフィーとして投資しなかったとしても、クライアントさんは結局何かしらにその1万円を使ってしまうものです。

それが何か有意義な学びや貴重な体験であれば良いのかもしれません。

しかし、たいていの場合、コーチングセッションより価値の薄いものに使ってしまうことのほうが多いものです。

これは、私の実体験です。。。

重要なのは、私自身のコーチング活動が、「クライアントさんの未来にとって有効な投資をしている」という意識を持つことです。

実際、私はお小遣いの中から苦しみつつもマイコーチに投資したことで、何とか今の状態にまでなることができました。

その頃に、「お小遣いをコーチングに投資なんてできない。貯金しないと。」と思っていたら、行動量は落ちていたのです。

こっそり書くと、「会社員で小遣い制なのに、マイコーチを雇っている自分」に酔っていました。(笑)

ただ、実際に、「その分回収をしないと!」というモチベーションにもなっていました。

事実として、私のセッションを受けてくださったクライアントさんが成果を出していただければ、それは本当にお金以上に効果のあることです。

もちろん、セッション終了から成果が出るまでには時間差もありますので、クライアントさんがどのような価値を求めるのかは話あう必要はあります。

しかし、コーチとしてクライアントさんが学び、経験することは、すべてクライアントさんの「無形資産」となり、人生を飛躍的に変えてしまうきっかけをつくり出す可能性があるのです。

ルーキーコーチの方は、勇気を出して有料の仕事をスタートしてみましょう。

 

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■編集後記

昨日は、会社で初めて定年を迎えた上司の送別会。

ただ、再雇用という形となったので、歓迎会でもありました。

私が入社して初めての案件を担当していただき、今も担当していただいている上司です。

柔軟性があり、私のキラーパスを何度も受けていただいています。

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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