気づきの習慣

企画書ビギナーのあなたへ。企画書のクオリティーを高めるたった1つの質問

投稿日:


慣れない企画書を書いています。

そこで、ガツンとした気づきがありました。

あなたが企画書ビギナーなら、きっと役立つ気づきなので、記事でシェアさせていただきますね。




 

「企画書」対する私の大いなる勘違い

最初に、私の「企画書を書く経験」について書いておきます。

「ほぼゼロ」です。

企画書についてきっちり学んだことがありません。

出版企画書セミナーを何度か受けたことがある。

そんな経験値です。

ですから、企画書について大きな勘違いをしていたんですね。

今回、よくわかりました。

どんな勘違いだったのか。

それは、私が

「出版企画書=(本の)アイデアを紹介した文書」

だととらえていたことです。

いかがでしょうか。

企画書を書き慣れている方は「(笑)」という感じかもしれません。

私のように企画書を書き慣れていない方は「えっ?何が悪いの?」という感じかもしれませんね。

「出版企画書=(本の)アイデアを紹介した文書」という発想は、違っていたんです。

出版企画書に限らず、「企画書」というものはすべからく

「企画書を読んだ人に行動を促すための文書」

なのです。

・アイデアを紹介した文書

・相手に行動を促すための文書

ぜんぜん目的が違いますよね。

私は、ようやくそこに気づいたんです。。。

 


 

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企画書が磨かれる3つのフェーズ

それに気づいたのは昨日。

ランチタイムを活用して、先輩コーチにコーチングセッションを受けていたときです。

コーチングセッションのテーマは、新しい本の企画について。

私の中には3つの段階があります。

その2つ目にあたるものでした。

 

1:ひとり企画

まずは「1:ひとり企画」です。

自分が思いつくことを、頭の中から紙の上にどんどんダウンロードしていきます。

そこから10万部のベストセラーになる可能性を見つけたいと思うのです。

「どんな企画だったら10万部売れる本になるんだろう?」と、ひとりで悩んでいました。

書いては消し、書いては消し、という感じで。

もちろん、最初からいい企画が1発で生まれるわけがありませんよね。

それでも、自分の頭の中を企画書にして、ほかの人に伝えようとします。

そのプロセスで、

・コンセプトは受け入れられるものかな?

・書店に置かれるとき、どんな棚に置かれる本なんだろう?

・本のタイトルと、目次や構成はマッチしているのか?

など、いろんな問いが浮かんでくるんです。

それらを言語化していくと、本の内容が少しずつ輪郭を帯びてきます。

 

2:ふたり企画

次は「2:ふたり企画」です。

とは言え、やはりひとりの頭で考えるのは限界があります。

自分で書いて自分で読む本なら、それでも良いのかもしれません。

ただ、出版される本は違います。

読者に読んでいただかなくてはならないからです。

ですから、重要なプロセスがあります。

それが、

・ほかの人に話すこと

です。

人と話しているうちに、自分の考えが整理されます。

話していると、

・こんな人に読んで欲しい

・読んだ人がこんな感情になって欲しい

・読んだ人がこんなふうに行動を変えて欲しい。

そんな想いがあるんです。

想いだけではだめですが、想いがなければ始まりません。

話してみるとよくわかるんですよね。

「どうしても書きたい本だ!」と思えるかどうかが。

自分の情熱の種を感じられたら、その企画は少なくとも書き上げる価値がある企画書になるはずです。

その想いに、相手からフィードバックをもらう。

そこで対話がおきます。

企画が磨かれる時間です。

 

3:みんな企画

最後のステップが「3:みんな企画」です。

大人数の前でプレゼンできるかどうか。

「この企画書を読んでもらえますか」

「このプレゼンを聞いてみてもらえますか」

そんな状態になればOKです。

結果はどうなるかはわかりません。

恋愛の告白と一緒なので。

相手のことはコントロールできないんです。

その意味では、こちらが告白することまでは自分の努力でできます。

そこまで企画書を磨き上げること。

それが、私の今の目標です。

 

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誰のための企画書なのか

コーチから受けたフィードバックは「いい企画書になってきたと思います。伊藤さんの話を聞いていて読みたくなりましたから。」でした。

いい感触です。

ここで「読みたくないです」と言われたら、出版する意味がないですものね。(笑)

そのあとです。

コーチから出た質問は「その企画書は、誰の行動を促すんですか?」でした。

「うっ……。」と。

滝汗です。

やってしまっていたんです、私は。

「俺だ!俺だ!俺だ!」になっていたんですね。

企画書を書くために大事な目的は、企画書を通して相手と対話のきっかけをつくることでしょう。

それなのに、ひとりよがりの企画書を書こうとしてわけです。

これでは、コンペは通りませんね。。。

コーチングセッションで、良い問いをもらいました。

「そもそも、その出版企画書は誰の行動を促すのか?」

この問いを忘れずに出版企画書を書き直します。

あなたは、企画書を書く機会があるでしょうか。

もし、私のように非日常的に企画書に関わるなら、ぜひ

「そもそも、その企画書は誰の行動を促すのか?」

という問いを立ててから企画書をつくりましょう。

確実にクオリティーが高まりますから。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。

ランチタイムを活用してコーチングセッション(受けるほう)。

夜は「良習慣塾」セミナー準備。

その後、個別コーチングセッション。

ブログとメルマガからお申し込みいただけました。(^^)


 


 

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