行動の習慣

アフォーダンスをデザインすれば習慣化できる

投稿日:2021/11/30


私たちの行動は、どんな環境にいるのかによって変わります。

その概念を習慣化に活用していきましょう。




 

「アフォーダンス」とは?

「習慣化は環境が9割」。

私はそう考えています。

習慣化するためには、自分の意志力や根性を頼らないほうがいい。

私は、自分に対してある種あきらめたことによって、反対に習慣化できることが増えています。

私自身の乏しい認知能力や意志力よりも、環境や仕組みづくりのほうが習慣化には大事なのですね。

環境という意味では「アフォーダンス」という言葉がキーワードです。

アフォーダンス。

あまり聞き慣れない言葉かもしれません。

では、アフォーダンスとはどんな意味なのでしょうか。

シンプルに言うと、

「環境によって、人の行動が決定される」

という概念です。

たとえば、あなたの目の前に椅子がある「環境」があるとします。

すると、おそらく「座る」という行動を促されますよね。

「椅子がある」という環境によって、「座る」という行動を取りやすくなるわけです。

「アフォーダンス」は、そんなイメージですね。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール





「アフォーダンス」を活用すれば習慣化しやすくなる

私が何をやるかよりも、どんな環境に私がいるのか。

そこを考えるほうが、パフォーマンスアップのためには重要なのです。

その意味で大切なのは、私たちが継続するために「アフォーダンスをデザインする」こと。

それができれば、続くようになります。

わかりやすいのは学校です。

小学校は、時間割があり、どんな教科を学習するのかが決まっていて、教室には先生と同級生がいる。

そのようにアフォーダンスがデザインされているので、飽きっぽい小学生でも1日に5時間や6時間も学習することができるのです。

ですから、「アフォーダンスをデザインする」という発想は強力なのです。

アフォーダンスを活用することで、取りかかりを素早くすることができます。

着手が早ければ習慣化もしやすくなるんですよね。

そこで私は、次のような形でアフォーダンスをデザインしています。

 

1:「座右の書」を読む習慣

「座右の書」の読書を習慣化したい。

そう思ったときは、自宅のパソコンデスクの横に「座右の書」を置きました。

こうして、いつも座る場所に、「座右の書」を単に置いておくだけ。

シンプルなんですが、こうしておくと、ちょっとした時間に「座右の書」が目には入りなす。

すると、本棚に収納してあるときよりも確実に目を通すことができます。

「座右の書」を読むという行動までの負荷が、圧倒的に少ないわけです。

 

2:運動の習慣と学習の習慣

24時間のスポーツジムに通っています。

通っているのは平日の朝、会社に行く前です。

ジムに行けば、さすがにYouTubeを見ようという気にはなりません。

ほかの人たちも体を動かしている環境に入るからです。

私は、トライアスロンのトレーニングとしてバイクをこいでいます。

同時に、バイクをこぎながらセミナーの動画を学習しています。

ジムの環境を活用して、運動と学習も同時に習慣化することに成功しています。

 

3:「第2領域」を確保する習慣

コワーキングオフィスを借りています。

ワーキングスペースでは、いわゆる通常のタスクはできるだけおこなわないようにしています。

実行するのは「第2領域」です。

ですから、

・「ひとり戦略会議」にとり組む

・セミナーの準備をする

・新しいサービスや商品を考える

といった活動にとり組むようにしています。

そうすることで、コワーキングオフィスに入ると「題2領域に打ち込もう」という感情がつくられます。

感情がつくられれは、行動もつくられます。

「コワーキングオフィスでは第2領域の活動をする」。

そう決めておくだけで、時間の質が変わるのです。

 

■スポンサーリンク




「アフォーダンス」をあなたの習慣化に取り入れてみよう

アフォーダンスをデザインする。

その仕組を活用して、その場所でどんな行動をするのか決めておくことを意識してみましょう。

そのために取り組みやすいツールがあれば準備しておきます。

一方、不要なモノがあれば減らしていきます。

そのようにして、あなたが増やしたい行動につながる環境へアクセスする時間を増やしていきましょう。

「この場所では、この行動をとる」というように、場所と行動のつながりを強化すれば習慣化しやすくなりなす。

アフォーダンスの発想は、とてもパワフルなのです。

ぜひ、「アフォーダンス」の発想を、あなたの習慣化にも活用してみましょう。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、夜に「習慣化オンラインサロン」スタッフでのちょっと早めの忘年会でした。

とても楽しいひとときをすごせました。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-行動の習慣

執筆者:

関連記事

「0→1」の1歩が難しいときは「0→0.5」で半歩だけ進もう

セミナーなどを受講するだけの立場から、自分でセミナーや読書会を主催するためには「0→1」を実現しなければなりません。 それは負荷がかかるものですが、「0→0.5」として半歩だけ進むことも考えてみましょ …

「The Daily Five(デイリーファイブ)」で1日に5つのタスクに挑む習慣

「自分の実験のプロセスをブログにもっと書いたほうがいいのではないか?」 内省をしていて、そんな問いがふってきました。 その気づきを実験してみます。 今月は「The Daily Five(デイリーファイ …

「タスクシフト」の5つのメリット。時間の区切りが生産性を劇的に高める

あなたのパフォーマンスを劇的に高める方法があります。 それは「タスクシフト」というテクニックです。   「タスクシフト」の実験 今朝は、休日の午前中の使い方について実験をしてみました。 それ …

「3日坊主」が習慣化を救う。なぜ、「3日坊主」になっても大丈夫なのか?

あなたにとって「3日坊主」は、ネガティブなイメージを持つ言葉かもしれません。 しかし、「3日坊主」は、決してだめな言葉ではないと思っています。 その理由を記事にしました。   スポンサーリン …

自分で決めたアクションの実行力を高める方法

自分で「やろう!」と決めたことなのに、なぜか実行できない。 それはあなたの意志が弱いからではなく、明確な行動プランになっていないだけではないでしょうか。   あいまいな指示だと脳は動けない …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。