気づく習慣

「自分を磨く」とは、絶え間なき成長プロセス

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

私にとって大切な「自分を磨く」という価値観。
パワーになってくれることが多いです。
ただ、注意しないと、デメリットにもなり得ます。




 

「自分を磨く」を発見する以前の迷走

「自分を磨く」
私が重視している価値観です。

この価値観を見つけるまでは、色々と迷走していました。

「何をやりたいのか?」を見失っている。
「何をしたら充実感を得られるのか?」がわからない。

海を航海している船だとしたら、コンパスを持っていないようなもの。
灯台がどの方向にあるのか、ぼんやりしているような状態です。

漂流してしまいそうですよね……。
実際、私は「自分を磨く」という価値観を発見するまで、人生を漂流していたと感じています。

「自分はどこに進めばいいのか?」がわからない状態。
そもそも「自分はどこにたどり着きたいのか?」が無いので。
それだと、進む方向も見えませんよね。

誰かに「どこに行けば正解があるんですか?」と聞いても、逆に「そもそも、伊藤さんはどこに行きたいんですか?」と聞かれてしまうでしょう。

そんな状態だったので、頼りになるのは周りの人の動き。
外側を見て、自信たっぷりに進んでいる船の後を追いかけたわけです。

ただ、問題がありました。

他の人の船を追いかけていると、たどり着く港は私がたどり着きたい港ではなかったんですよね。

今から考えれば、それは当然のこと。
でも、当時はわからなかったんです。

 


 

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自分のために「自分を磨く」

それが、セミナーのワークで価値観を探究しているとき。
たくさんの言葉の中で、ひときわ目立つ言葉がありました。

誇張ではなく、私の「目に飛び込んできた」のです。
ディズニーランドの3D映画で、ジーニーに指を指されたみたいに。

そこから、私にとって「自分を磨く」は、常に意識する価値観となりました。
すると、人生がシンプルになったんです。

たとえば、本を選ぶときは「自分を磨ける本か?」が基準でした。
時間の使い方も「自分を磨けるスケジュールか?」がポイントでした。
人間関係も「自分を磨ける関係でいられるか?」を考えていたのです。

そうして、「自分を磨く」という価値観が、私の人生に大きなメリットをもたらしました。
漂流していた船に、イカリがついたような感じですね。

ただ、いいことばかりではなかったんですね。
注意すべきポイントがありました。

それは、自分のため「だけ」に自分を磨くのは、限界があるということ。

自分のために自分を磨くだけだと、どこか自己中心的になる部分を感じてきたんです。
これだと、私が想像していた「自分磨き」とは違います。
私が目指していた自分磨きは、自分の知識や経験を増やしながら、自分を高めていくこと。
さらに、その知見で、他者に貢献すること。

それが理想だったのです。

 

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他者のために「自分を磨く」

船の航路にたとえると、自分のためだけに自分を磨くことは、理想の航路を外れている状態でした。
すると、当然のことながら、人生やビジネスが停滞するようになっていったんですね。

ただ、悪い意味で、「自分を磨く」ことだけは実現してしまいました。
「他の人に役立つという視点を見失って、自分のことばかり考えている」ということですから。

すると、読書会やイベントを開催しても、お客さまに足を運んでいただけない。
そんな状態だったんですね。
「良習慣塾」の募集が3期目にピンチになったのも、私のそんなスタンスが影響していたのだと思います。

そこから「このままだと、ずっとこのままになってしまう」と気づき、自分磨きの方向を転換。
「他者のために自分を磨く」ように意識を向けました。

そこから、このブログや複業メルマガや選書などを、他の方の課題解決に役立つような方向に変えていったのです。

それが功を奏したのか、「良習慣塾」の4期目は入塾者が倍増。
5名から10名になり、満席になったのです。
あの瞬間は、電気クラゲに刺されたようにシビれました(刺された経験はないですが、きっとそんな感じなんじゃないかと思います・笑)

おかげさまで、「良習慣塾」はそこから4年連続で満席が続いております(メンバーには感謝です)。

さて、この「自分を磨く」という価値観。
大事にすると、絶え間なく成長し続けることを求められます。
だから、好きなのです。

ただ、そのエネルギーは、自分だけに向けておくともったいないです。
「自己成長」が鈍ります。

そんな停滞を感じたときは、「他者成長」に転換しましょう。
その方向転換が、あなたの船を新しい港に連れていってくれるはずです。

 


 

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■編集後記

昨日は、トライアスロンのスイムスクールへ。
月初なので、基本の定例メニューでした。

定番の練習は退屈だという人もいますが、私は好きなんですよね。
先月とどれくらい感覚が変わったのか、それとも変わっていないのか。
定番メニューだからこそわかることがあるんだよなと。
そう考えるタイプです。(^^)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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