気づく習慣

「存在感を出したい!」と思ったら試したいこと

投稿日:


「存在感のある人」がいます。
私はそんな存在に憧れます。
では、どうすれば存在感のある人になれるのでしょうか。
私の経験から書いてみました。




 

「存在感」について私が勘違いしていたこと

存在感について、私が大きく勘違いしていたことがあります。

それは何かというと、
「存在感は、自分がその場にいるときはさほど感じられないもの」
ということです。
むしろ「自分が不在のときに、存在を感じてもらえる」ということなんですね。

どういうことか。

以前、私は「会社の中で存在感を出したい」と思っていました。
そのため、会社の飲み会には欠かさず参加していたんです。
飲み会の情報があれば聞きつけて、呼ばれていないのに自分から参加するレベルでした。(笑)
それが、自分の存在をアピールすることだと思っていたからです。

ただ、私の思いとは反対に、「存在感が増した」ということは特に感じられなかったんですよね。
上司や先輩からの扱いとしては「伊藤はいつもいる奴」みたいな。
むしろ、軽んじられているようにも感じていました。

私の「飲み会に参加して存在感を放つ!」作戦は、うまく機能していなかったんです。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画『価値観を探求する習慣』セミナー

【新刊】『充実の夜時間をつくる17の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール





存在感は「本人不在」のときに発揮される

そんな状態に変化が訪れます。

時期は、私が複業を目指し始めた頃。
私の態度に変化が出ました。
あれほど重要視していた会社の飲み会に、参加しなくなったんですね。

なぜなら、私の優先順位が変わったから。
会社の飲み会に参加するよりも、本を読んだり、セミナーを受講したり、ブログを書く。
社内よりも、社外に目を向けるようになったわけです。
そのほうが、私が望む未来に近づくのは明白でした。

すると、興味深いできごとが起きました。
会社の飲み会に参加していた同僚から、話を聞いたんです。
上司や先輩が「あれ?最近、伊藤はなんで飲み会に来ないの?」と言っていたよと。

私の存在は、なんとか認められていたんですね。
「飲み会に参加して存在感を放つ!」作戦は、多少は機能していたようです。

それでも、飲み会にはさらに行かない。
そうなると、今度は上司や先輩から飲み会に誘われるようになりました。

以前は、私が手を挙げて参加していた飲み会。
それが、呼ばれる立場になったんです。

しかも、1度は断ったとしても、さらに先の予定の確認が入ります。
そこまでして、飲み会に呼ばれるレベルになったんです(私が断りづらいところまで誘われるので、これってあんまり良くないことだと思うのですが・笑)。

ずいぶん変わりました。

全部の飲み会に参加していたときは、ほぼ存在感がなかった。
それなのに、参加しなくなると存在を(多少は)必要とされる。

このとき「存在感って、自分がいないときに感じられるものなんだ」と気づいたんです。

 

■スポンサーリンク




主力選手の存在感の影響

スポーツで考えてみると、たしかに存在感を感じるときは、不在のときです。

たとえば、プロ野球。
3年ほど前に、私が東京ドームにジャイアンツ戦を観戦に行ったときの話です。
当時は、いつも出場している3番の坂本勇人選手が、ケガで試合を欠場していたんです。

普段は、3番に坂本選手、そして4番に岡本和真選手が並んでいる打順。
相手のピッチャーからすると、この両選手が並んでいるのは嫌なはずです。

それが、坂本選手が抜けて、代わりに入ったバッターがいました。
代わりのバッターは、相手ピッチャーにガンガン攻められていたんですよね。

実力としては、坂本選手のほうが上でしたから。
相手ピッチャーも「坂本選手に比べたら、怖くないな」と感じていたんだと思います。
その流れで、4番の岡本選手にも強気のピッチングでした。

結局、ジャイアンツ打線は沈黙。
試合に負けてしまいました。

球場を後にするジャイアンツファンが口にしていました。
「あのチャンスのときに、坂本がいれば打ってくれたのにな」と。
私とまったく同じことを思っていたんですよね。

この瞬間です。
坂本選手は、ジャイアンツというチームにおいて「存在感」があったんです。
普段から存在感はありました。
ただ、不在になったときに、その存在感をさらに強烈に感じたわけです。

まさに「存在感は、その人がいないときに感じられるもの」ということですよね。

さて、あなたはご自身の存在感が無いように感じられたことはないでしょうか。
それは、私の飲み会と同じように、いつも存在をアピールしているからかもしれません。

むしろ、一歩ひいてみることで、周りの人や相手はあなたの存在感に気づく可能性があります(恋愛もそんな側面がありそうですね)。

あなたの存在感に気づいてもらうために、欠席や不在を試してみましょう。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画『価値観を探求する習慣』セミナー

【新刊】『充実の夜時間をつくる17の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。
6:00の部、6:30の部、7:00の部まで。

ランチタイムに「習慣化コミュニティー」スタッフの定例ミーティング。

夜は「良習慣塾」セミナーを開催。
「問題解決」をテーマに。
問題の捉え方や扱い方を変えていきました。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-気づく習慣

執筆者:

関連記事

「計画」という成果物よりも、「計画を考えるプロセスそのもの」の方が大切

「計画をたてたら、その計画通りに進めなければならない」という考えがあります。 それは本当でしょうか?   「成功する計画を立てないということは、失敗を計画したということだ」 「今日の計画が終 …

「習慣のクリティカルマス」が続く力を生む

こんにちは。 良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。 習慣には「続ける力」が一気に強まる境界線があります。 その境界線を越えるための考え方が、私が「習慣のクリティカルマス」と呼んでいる基準です。 …

星座の輝きに学ぶパーソナルブランディング

■星座も個人も同じ?   昨日は星が非常にきれいに見えましたね。 僕の目に、特にきれいに映ったのはオリオン座でした。   「星って、なんであんなにきれいに輝くんだろうなー」と考える …

なぜ、1万時間働いても1流になれないのか?「1万時間の法則」に対する疑問を解決する。

あなたは「1万時間の法則」をご存じでしょうか? その「1万時間の法則」について、長い間、疑問に思っていたことが解決しました。   1万時間トレーニングを続ければ「本物」になれる 本「天才! …

「太く短くやるか?」「細く長くやるか?」あるいは、もう一つの選択肢とは?

コーチングの先生からの学び 先週のコーチングスクールで、先生から興味深い話を聞きました。 ちょっと思い出したのでエントリに記します。   (ここからメルマガのご紹介です) ————————— …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。