良習慣づくりの習慣

がんばらない習慣はボトルネック解消がカギ

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

やる気があっても、スムーズに続かない習慣があるんですよね。
ただ、それは「努力が足りないから」ではなく、単に「ボトルネックがあるから」かもしれません。




 

ボトルネックを解消した体験

ボトルネックを解消する。
その重要性を意識するできごとがありました。

とてつもなくシンプルな体験なんですけれど。
会社で仕事中にしている水分補給のことなんです。

以前の私は、ミネラルウォーターをペットボトルで飲んでいました。
ご存じの通り、ペットボトルの飲み口はせまいですよね。

そのため、1回に水を飲む量が制限されます。
朝、500mlのペットボトルを開けても、夕方に退社するときに飲み終えていない。
そんな日も多かったんです。

まったく意識していないわけではないんです。
スマホアプリに「席を立って、水分補給する」というリマインダーを入れるくらいには、気にしています。
それなのに、飲み終わらない。

その理由こそ「ペットボトルの飲み口がせまいから」だったんですよね。

そこで先日、ペットボトルをやめて、水筒を持参することにしたんです。

水筒は、飲み口が広いタイプ。
ジムで水分補給するときの水筒です。

すると、どうなったか。
500mlの水を、早めに飲み終わるように変わったのです。
夕方までかかっていたのが、14時くらいには飲み終えることもあるくらいに。

飲み口の大きさが違う。
ただそれだけのことで、結果が大きく変わるんですよね。

これが、最近の私が体験したボトルネックを解消した体験でした。

 


 

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ボトルネック解消への気づき

ボトルネック。
プロセス全体の流れに「制限」をつくってしまう部分のことです。

この制限を解除しないと、後工程をどれだけがんばったところで、一定以上の成果は出ないんですね。

前述の私の体験でいえば、水分補給の量に課題がありました。
水分補給をしていないわけではないんです。
でも、期待しているような水分補給には至っていない状態。

そのボトルネックは、
・ペットボトルの飲み口のせまさ
にあったわけです。

ボトルネックを解消できたのは、
・水筒の飲み口の広さ
に変えたから。

この変化だけで、結果は大きく変わりました。

ペットボトルのときは、「水分しなきゃ」とがんばっていたんです。
意識して、ときには退社前にガブ飲みしたりしてました。(笑)

それが、水筒に変えたら「水分補給しなきゃ」と無理に思うことは無くなりました。
それなのに、水を簡単に飲み終えている。

労力は少ないのに、成果が大きい。
ささいな事例ですけれど、確かな実感があったんですよね。
「これがボトルネックを解消するってことか」と。

おかげで、仕事中の水分補給に意識を奪われることが無くなったわけです。

 

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ボトルネックを「発見→解消」しよう

私たちの仕事や習慣でも、同じ構造があります。

ボトルネックがあるから、がんばっても成果が上がりません。
一方、ボトルネックが無くなれば、がんばらなくても成果が出るんですね。

たとえば、ブログを書く習慣。
私の周りでもブログの習慣が途切れたり、私も更新が大変になることがあります。

ブログがつらくなるボトルネックの1つは「ブログネタが無くなること」です。
その原因は、インプットが少ないことでしょう。

インプット不足が原因だから、アウトプットが枯渇する。
それがボトルネックならば、解決策は「インプットを増やす」ことになりますよね。

ですから、
・本を読む
・ジャーナリングをする
・セミナーを受講する
・新しい体験をする
・人と話す
というインプットの量を増やすことが、シンプルな解決策になりますよね。
インプットの量が多ければ多いほど、ネタ不足には困らなくなります。

オンラインサロンの「習慣化コミュニティー」でブログ部を運営していたとき、まさにこの現象がありました。
フリートークで「ブログの困りごと」の話しをしていると、見事に2つに分かれることがあって。

それは、
・ネタが渋滞して困っている人
・ネタが不足して困っている人
がいたのです。

どちらも、本人には困っていること。
でも、内容はまったく違うんです。

ネタ渋滞で困る人は、アウトプットの量や頻度を増やす必要があります。
ネタ不足で困る人は(私も含めて)、インプット不足を解消する必要があります。
それが、ボトルネックの解消になるんですよね。
一度、根本的に解決してしまえば、後がラクになりますので。

さて、あなたの仕事や習慣に、ボトルネックがあって思うような成果が出ていないことはないでしょうか。
「がんばっているのに、成果につながらないんだよな……。」と感じていることがあれば、それはボトルネックを解消していないからかもしれません。

一度、仕事の工程や行動習慣のプロセスを全体的に俯瞰して、ボトルネックがないかチェックしてみましょう。
そのボトルネックを解消することができれば、今までよりエネルギーをかけなくても、これまで以上の成果が出るはずです。

 


 

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■編集後記

昨日は、午前中に「良習慣塾」のセミナーを開催。
人はどんなときに行動を加速できるようになるのか。
その考え方と行動をお届けしました。

午後は、散髪のあと、家族とそうじなど。

夜は、妻と晩酌をしながら、ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』を鑑賞。
競馬にまったく興味がない私が、思わず「競馬をやってみようかな」と思ってしまうくらいにおもしろいですね。(^^)


 


 

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・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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