ブログの習慣

人生を豊かにするカギは「言葉の豊富さ」にある

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受験生の頃、暗記した英単語の数が増えると、英語が理解できるようになりました。
その理屈は、そのまま日本語にも当てはまると考えています。




 

ある製造工場の生産性の話

先日、興味深い話を知りました。

それは、ある製造工場の話です。

その工場では、現場での生産性が良くなかったそうです。
そこで、会社の上層部が現場の改革に着手。

・新しい機械の導入
・生産計画の見直し
・スタッフのポジションの異動
などを行ったそうです。

ただ、残念ながら改革はうまくいきませんでした。
工場の生産性は、期待ほど高まらなかったそうなんですね。

あるとき、その工場の研修で、国語のテストをしたことがありました。

結果は、どうだったか。
成績は芳しくなかったそうです。

工事の現場スタッフたちの国語の成績が良くなったのは、どこに原因があったのか。

答えは、
「言葉を知らなかったから」
ということでした。

要は、語彙(ボキャブラリー)が少なかったのです。
ですから、国語の点数が良くなかったのですね。

そこで、研修で調べてみると、製造現場のスタッフたちは、
「あざっす」
「うざい」
「メシ行く?」
「マジっすか」
といった言葉だけで、1日が成立していたそうです。

危機感を覚えた工場のマネジャーたち。
そこで、何をしたのか。
現場の方々に、国語の教育をしたそうです。

「この施策、すばらしいな」と。
私は、しびれました。

さて、現場のスタッフに国語教育を行った結果、工場の生産性はどうなったか。
仕事の効率が良くなり、生産性が大きく向上したそうです(工場の向上ですね・笑)。

これは、言葉のパワーを物語るエピソードですよね。

 


 

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「言葉」と「思考」はセットである

なぜ、工場の生産性が高まったのでしょうか。
国語を学習することにより、言葉が増えたからです。

言葉が増えることによって、
・コミュニケーションが円滑になった
・指示が的確になった
・やりとりのミスが減った
という効果があったはず。

それだけじゃなく、言葉が増えることにより、
「考え方が進化する」
という影響があるとも、考えています。

たとえば、今まで
・「選択と集中」を考える
・PDCAサイクルをまわす
・ボトルネックを解消する
といった言葉を知らなかったとしますよね。

すると、
・「選択と集中」を考える
という概念が何なのかわかりません。
日本語なのに、まるで外国語みたいに感じるはずです。

それが、「選択と集中」という言葉を知ることで「選択肢をどれくらい出して、何に集中するか?」を考えることができます。
結果、生産性が向上するわけです。

つまり、
「言葉が増えると、仕事のパフォーマンスも上がる」
ということになるんですね。

「言葉」と「思考」はセットなのです。

私自身も思い当たる節があります。
本を読んだり、ブログを書いたり、セミナーで話す。
以前に比べると圧倒的に使える言葉が増えました。
結果、会社の仕事の成績(売上成績)も上がるようになったのです。

もちろん、そこに科学的な根拠はありません。
「こじつけでしょ」と言われれば、そうかもしれないなとも思います。

ただ、偶然や運という言葉で片づけてしまうと、本質を見失うことがあると考えています。
「言葉が増える=仕事ができるようになる」という因果関係がまったくないというのは、「ちょっと違うかな」とも。

実際、私がベンチマークしている活躍している人たちは、ボキャブラリーが貧困な人はいませんので。

 

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言葉を増やす3つの習慣

人生やビジネスの質を高めるために、言葉を増やす。
一見、遠回りに見えます。

効果も感じづらいかもしれません。
英単語のように「英単語ターゲット1900」みたいに、明確な目標があるわけではないので。

それでも、言葉が増えるメリットは多いです。

たとえるなら、言葉の数は「色鉛筆の色数」のようなものです。

最初は、一般的な12色のセットしかない。
使える色は基本色に限られています。
スキルでカバーするとしても、限界があるでしょう。

言葉なら、
「やばい!」
「すごい!」
「おもしろかった!」
しかないみたいな。

それが、160色になったらどうでしょうか。
表現できる世界が、明らかに変わりますよね。

微妙な表現やグラデーションも塗り分けられる。
何より、160色があれば、あなたにとって「これ、これ!この色を使いたかったんだよね!」という色を見つけられる可能性が高くなるわけです。

言葉もこれと同じ。
語彙が豊富になると、自分が表現できる世界が広がるのです。

では、何をすればいいのか。
私は、シンプルに3つです。

(1)読む(本など)
(2)書く(ブログなど)
(3)話す(セミナーなど)

これを日々やり続けることで、少しずつですがボキャブラリーが増えてきていると感じています(自己判断ですが)。

あなたの日常にも「言葉を増やす」という取り組みを習慣にしてみましょう。
もしも今、あなたが惰性になっている習慣があれば、ボキャブラリーを増やす習慣と入れ替えてみるくらいの価値はあります。

 


 

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■編集後記

昨日は、会社の仕事を終えて、トライアスロンのスイムスクールへ。
合同練習の前に、自主トレで1500メートルを泳げて満足感。

ところが、合同練習のメニューがハード。
ほかの方についていけず、周回遅れになりました……。
満足感を味わっている場合ではなかったですね。。。
研鑽します。(^^;)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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