こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。
「個人」が集まれば、集団になります。
でも、その集団が「グループ」なのか「チーム」なのかで、成果は大きく変わります。

グループとチームの違いとは?
「個人」が集まると、「集団」になります。
その集団には、2種類の意味合いがあると考えています。
2種類とは、
1:グループ
2:チーム
です。
どちらも個人の集まりです。
その点ではどちらも同じです。
では、違いはどこにあるんでしょうかか。
私は「目標を置く場所の違い」だと考えています。
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グループは総和、チームは相乗効果
1:グループ
まず、
1:グループ
です。
グループが目標を置く場所は「個人が目指すもの」です。
グループという集団は「同じ属性」です。
学校や会社など、私たちが自分から働きかけなくても自然発生的に生まれるもの。
それがグループなのかなと。
たとえば、私なら会社では「営業部員」です。
ですから「営業のグループに所属している」ということになりますね。
目指す方向性としては、
・顧客のため
・会社組織を維持するため
といったものがあります。
ただ、まとまっていないときは「各自がそれぞれの目標に向かっている」ものだったりします。
乱暴に言ってしまうと、隣の人の営業成績が悪くても自分の営業成績が良ければ評価されるわけです。
ですから、各自が行動していれば「売上目標」のような数字は実現できるかもしれません。
ただ、グループとしての目標は「個人の総和」にしかならないわけです。
イメージは、各々が完走を目指して走っているマラソンみたいな感じですね。
レースにはゴールがあり、完走という目標もある。
でも、ゴールテープが切れたとしても、それぞれの距離が合計されただけ、みたいな。
算数にたとえると「グループ=たし算」です。
2:チーム
一方、
2:チーム
だとどうでしょうか。
チームの目標がある場所は「全員が目指すもの」でしょう。
チームは、自然に発生することはありません。
自分が「チームに入る」と決めたからです。
他の人に誘われてチームに入ることもあります。
それでも、「チームに入る」と決断するのは自分ですよね。
たとえば、私の場合だと、今なら「Switch GATE」の集団はチームです。
なぜなら、
・責任は全員で負う
・連携が不可欠
だからです。
チームとしての目標は「個人の相乗効果」です。
個人スポーツのマラソンとは異なり、サッカーやバスケのような団体でチームスポーツをやっているような感覚です。
各ポジションにふさわしい人が配置される。
その場所で個人が自分の役割を全うする。
結果、個人のパフォーマンスより総合力を高めてくれるわけですね。
算数にたとえると「チーム=かけ算」なのです。
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集団の「目標の場所」を合わせよう
グループとチーム。
「どちらが優れている」ということでもありません。
状況によって使い分けることが大事だと思うからです。
グループにもメリット・デメリットがありますし、チームにもメリット・デメリットがあるんですよね。
そこで、注意したい点は2つ。
1つ目は、自分の気持ち。
あなたは、
・グループにいたいのか?
・チームメンバーになりたいのか?
ということです。
2つ目は、メンバーとしての気持ち。
私たちが「チームメンバー同士でいたいと思っているのに、グループになっているんじゃないか?」と考えたり。
もしくは「グループでの活動を想定していたのに、チームメンバーの責任を負わされるのは嫌だな」と感じたり。
そんな違和感が、それぞれのメンバーに生じていないか。
確認してみましょう。
自分には違和感がなくても、他のメンバーの方々が違和感を抱いているかもしれません。
そのようなときは、メンバー同士で「グループで進むのか?」「チームで進むのか?」を対話せるといいですよね。
そのようにして、メンバー同士が「目標を置く場所」を揃えておくこと。
それが「集団」の中の1人として、忘れないようにしておきたいことです。
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■編集後記
昨日は、夜に「Switch GATE」のイベントにサポートスタッフとして参加。
『Switch 100Days』レビュー&プランニングイベント 【ビジョン・スパート編 〜終わりを始まりに変えるリスタートスイッチを押そう〜】 | Peatix
2025年のラストゴールについてふり返り。
私自身のゴールも、前倒しで完了できました。
ショートセミナーでは「事実と感情の切り分け」についてワーク。
後半のシェアタイムも含めて、みなさんと一緒にいい時間を過ごせました。
その後、年内のセミナー開催が終了したお祝いに、紅とんで「孤高のドリンク」も楽しみました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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