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コミュニケーションの習慣

相手に気持よく動いてもらうために、選択肢の数を3つ用意しておくべき理由。

投稿日:2018/08/30

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相手に気持よく行動にうつしてもらうための選択肢の数は、「3つ」だということをご存じでしょうか?

最適な選択肢の数を意識しておくだけで、コミュニケーションがスムーズになることがあるのです。

 

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友人コーチが提示してくれた選択肢の数とは?

先日、コーチの友人とランチの相談をやりとりしていて、「さすがだな」と感じたことがありました。

それは、ほんのちょっとしたことなのですが、

・ランチの候補日を3つ提示してくれた

ということです。

これはコーチならでは・・・というほどのことではないかもしれませんが(笑)、「人が選択しやすい選択肢が3つだということを理解している」ということです。

さて、その流れでいうと、相手に行動を起こしてもらうための最適な選択肢の数は、「3つ」なのです。

たとえば、先の友人のように相手に対して日程の候補をうかがうとき、

・9月1日午後
・9月3日午前
・9月7日午後

のどれがいいですか、という風に、3つから選んでもらうのがスマートな提示のやり方です。

選択肢を3つにしぼることによって、何度もメールやメッセンジャーをやりとりすることなく、たいていは1回で結論が出るようになるのですね。

 

選択肢は「広げる→選んでもらう→深める」

選択肢を3つにしぼることは、コーチングセッションでもよく使われる手法です。

コーチングセッションでは、クライアントが掲げる目標に対して、複数の行動案やアイデアをあげてもらうことが多いです。

コーチングセッションの流れは、

・ゴールに対してクライアントさんができる選択肢を広げる

・クライアントとの対話で選択肢をしぼる

・しぼった選択に対して行動をデザインする

という3ステップがあります。

これは心理学の選択理論にもとづいています。

このとき、まず大事なのが、

・選択肢を広げる

という部分。

ここで、選択肢を3つあげてもらうことがポイントなのですね。

「3」という数字はマジックナンバーと言われており、このような場合に本当に有効です。

マジックナンバー「3」は人間関係にも通じる絶妙な数字。会話がはずむ「3人ごはん」のすすめ。

要は、選択肢を3つにしぼることで、相手からのリアクションを得られる可能性が高まるということなのです。

これは、あなたが相手にアポをお願いするときにも活用できます。

相手が多用な方であれば、日程を複数提示する必要があるでしょう。

そのようなときこそ、日程の候補を3つあげるのがコツです。

もしくは、新規のお客様に訪問する際にも適用できますね。

それとは逆に、私が新人営業マンだったときに、反対のミスをおかしたことがあります。

お客様にアポイントメントをとる際に、相手の都合を配慮するあまり、「いつなら大丈夫ですか?」とか、「できるだけ御社の都合に合わせたいと思います。」というように、かなり曖昧な尋ね方をしていました。

すると相手はどうなるでしょうか。

実は、良かれと思ってざっくり聞いたのに、相手は選択肢がありすぎて、逆に決めにくくなるのですね。

「来月なら空いてますか?」と尋ねたとしたら、営業日だけで20日以上あるわけです。

普通、20個も選択肢があったら、何を選んで良いのかわからなくなりますよね。(^_^;)

 

3つの選択肢で決断をスムーズにする

心理学の実験でも、選択肢の多さが人の決断力を鈍らせるという実験結果が出ています。

選択肢が多いのは、選択の自由が増えることですから、決して悪いことではありません。

ただ、そのメリットの一方で、選ぼうとしている相手に対して、行動を鈍らせる可能性も高まるということなのですね。

とはいえ、今度は1つに決めつけてしまえば、相手は窮屈さを感じるでしょうし、場合によっては不快感を与えることになるでしょう。

仮に2つにしたとしても、「0か100か」ということとなり、選択の自由を感じにくいです。

逆に4つ以上になると、多すぎる感じがしてくるものなのですよね。

このように考えると、「これにしたらどうですか?」と狭めるのもだめで、「どれでもいいですよ」という広すぎる選択肢を相手に投げるのもあまり良くないわけです。

ですから、3つにしぼって相手に選んでもらうのがおすすめなのです。

そうすると、選択肢が絞られているので、相手が回答しやすくなります。

その結果として、相手にしてみれば、

・ある程度、選択の自由を感じる

・「自分で選んだ」という主体性を感じられる

・優劣をきちんと比較した

というように、納得感を持って選択できます。

そのようにして選択すると、主体性を感じられます。

ですから、行動を起こしていくモチベーションが高まるわけです。

コーチングでは、このような人間心理から、クライアントから3つの選択肢を引き出すように心がけているのです。

この心理の流れを活用すると、クライアントが優柔不断なタイプであっても、行動を起こす可能性が非常に高まるのですね。

さて、あなたにも、仕事や子育てで、相手に行動を起こして欲しいときがあるのではないかと思います。

そのようなとき、今回ご紹介した3つの選択肢の提示を活用してみましょう。

3つの選択肢から相手に選んでもらうことによって、行動を促すことにつながりやすくなりますので、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか?

 

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■編集後記

昨日は、会社終わりで継続クライアントさんとのコーチングセッション。

クライアントさんは、私とミッションを深めていくうちに、過去に感じていた重要なできごとを思い出されていました。

また、「恥ずかしくてこれを言うのがためらわれるんですが・・・」と言いつつも、本音を率直に伝えてくださいました。

こういった「自分でも無視してきた本心を言葉でアウトプットする」と起きるのは「気づく」ということ。

見失っていたものを取り戻すというのは、とてもとても大事な価値だと思っています。

こういう瞬間があるから、コーチングが大好きなんですよね。(^_^)

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・セミナー講師
習慣化コンサルティング社認定「習慣化の達人」
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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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