コミュニケーションの習慣 気づく習慣

会話、インタビュー、コーチングセッション、JAZZ。面白くなるために必要な要素は共通しているはず。

投稿日:2015/01/30


 

こんにちは、伊藤です。

引き続き阿川佐和子さんの「聞く力」から考えたことを書きますね。

 

jazz-499879_640

 

インタビューは生もの

阿川佐和子さんは、

「インタビューは生もの」

と書かれていました。

これは、コーチとしてセッションを行っているぼくには、本当にうなずける言葉です。

もちろん、コーチングだけでなくコンサルタンティング等の現場にいらっしゃる方は同意いただけるのではないでしょうか。

 

ギチギチよりもゆるくいく

コーチとしてクライアントさんとセッションしていて考えるのは、

「予定調和のセッションは盛り上がらない」

ということです。

ルーキーコーチであれば、セッションの型を守るのはある程度は仕方のないことです。

(むしろ、ルーキーのときこそ、基礎としての「型にはまる」のは大切だと考えています。)

でも、注意したいのは、あまりにも段取りが決まりきったセッションをしてしまうと、セッションの「ライブ感」が失われるのではないかということです。

セッションでは、必ずセッションテーマを設定します。

それはクライアントさんが解決したいことや目標に向かって行動していくための指針となるものです。

指針がなければゴールができませんから、ゴールは必ず設定する必要があります。

でも、ゴールが決まったら、ある程度のゆるさや余白が必要ではないかと考えているのです。

ギチギチのプロセスの中でセッションを進めたら、コーチもクライアントさんも苦しくなってくるからです。

 

即興性こそ面白さを生む

阿川さんがインタビューされるときは、3つくらいの質問の柱を考えていくだけで、あとは対談の流れによって聞くことを変えていくそうです。

「あれ?」と思うことを聞いたり、何か引っかかるものがあれば、その部分を広げていく。

質問の在庫がないので、話している人に集中されるのでしょう。

阿川さんが駆け出しの頃は、20個くらいの質問を考えていき、形式的に順番に聞いていたそうです。

もちろん、インタビューとしては成り立つのですが、インタビューとしての「深み」が出なかったそうです。

結果、記事にも「熱っぽさ」が出ません。

これは、仕事で形式的なルーティンをこなしているだけでは、卓越した成果が出ないことと同じですよね。

クライアントさん本人も分かっていなかった「気づき」や「発見」。

そして、コーチ自身もクライアントさんがどのような質問が「当たり」になるかは分かりません。

それは、まるでJAZZでの即興のアドリブ(インプロビゼーション)のようなものなのです。

そのような意味で、有効なアイディアや意外なひらめきこそ「ライブ感」の中にあるはず。

阿川さんの

「インタビューは生もの」

というフレーズを目にして、そのようなことを考えたのです。

 

自らがなり得る最高の自分になる!

チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!

 

【今日の気づき】
会話、インタビュー、コーチングセッション、JAZZ。

すべては即興性の中に面白さがあるのではないか。

 

お問い合わせ・ご感想・激励(笑)は下記まで!( ↓ )

お問い合わせ

 

【良習慣】の力! 〜習慣道への挑戦!〜 登録・解除
選択して下さい登録 解除
メールアドレス
お名前
メモ






 

銀座コーチングスクール GCS認定コーチ

【無料メールセミナーのお知らせ】
==================================================
一週間で、あなたもコーチの仲間入り!
全6回の無料メールセミナーを配信中!
http://www.ginza-coach.com/coaching/m_seminar.html
==================================================

 


-コミュニケーションの習慣, 気づく習慣

執筆者:

関連記事

コーチングで高校野球の「ありたい姿」を考える。あなたは「ありたい姿」を描けていますか?

甲子園球児たちの活躍がまぶしい季節ですね。 そこで本日は、高校野球とコーチングを結びつけて、「ありたい姿」を描く重要性について考えてみました。   スポンサーリンク   コーチング …

過去・現在・未来の人間関係の選択が、あなたの幸福度を決めている。

人生で起きる悩みごとは、すべて人間関係に起因すると言われています。 そのように考えると、人脈というのは、ある時点で選択していくべきものなのだと感じでいます。   スポンサーリンク &nbsp …

師匠のタイプは自分の特性にあったタイプの師匠を選ぼう。

師匠を持つことは、より良い人生を送るうえで必須のことだと考えています。 それと同じくらい「誰を師匠にするのか」ということも大事なことです。   スポンサーリンク   早起きセミナー …

「ライフスタイル向上『習慣プログラム』」とはどんな仕組みなのか?

習慣化に成功するための重要なタイミングがあります。 それは ・毎月1回 ・毎週1回 です。   「ライフスタイル向上『習慣プログラム』」の仕組み 昨日は、「習慣化オンラインサロン」との座談会 …

「シティーハンター」から学ぶ、大事な人からのパワー。あなたが続かないのは、目的が自己中心的すぎるのかも。

私たちは、自己中心的になりすぎると目的を見失って挫折することがあります。 挫折を避けて継続するために、自分以外の人のパワーをいただくことも考えてみましょう。   スポンサーリンク &nbsp …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。