コミュニケーションの習慣 良習慣の習慣

河合隼雄さんに学ぶ。「聞くことに徹する」姿勢を重視して具体性を引き出す!

投稿日:2015/01/31


 

こんにちは、伊藤です。

本日で「聞く力」から考えたことは終わりにしますね。

 

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河合隼雄さんも「聞く」仕事をしていました

あなたは、河合隼雄さんのことはご存じでしょうか?

【ご参考サイト】
一般財団法人 河合隼雄財団

河合隼雄さんは、文化庁長官も経験されましたが、セラピストとしての仕事が本業です。

心にいろいろな傷を抱える方々のカウセリングをされていました。

そういえば、ぼくは、

▼コンサルタント

▼コーチ

▼セラピスト

▼カウンセラー

の違いについて考えることがあります。

それで、、、

いまのところの意見としては、

「ある部分では切り分けができないほど緊密につながっているものであるけれども、厳密な意味ではまったく違うものである」

という風に考えています。

定義づけられるほど深く違いを理解できていないのですけれども(汗)、要は、クライアントさんに対する向き合い方が違うものだと思うのです。

その4業種の中でも、ぼくがコーチングに惹かれる理由は、

「クライアントさんが自分で目標をつくる」

ためのお手伝いをする、という部分にあります。

 

聞くことに徹する

河合隼雄さんは、患者さんに対して、まったくアドバイスをしないそうです。

「えっ!?」

って思いませんか?

アドバイスしなかったら、

▼コンサルタント

▼コーチ

▼セラピスト

▼カウンセラー

という職業は成り立つのでしょうか?

河合隼雄さんは、セラピストの大家。

その河合さんは、患者さんに対して、

「いっさいのアドバイスをしない」

そうです。

では、何をするのか。

河合隼雄さんのような大家であっても、

「聞くことに徹する」

そうです。

理由は、アドバイスをしてしまうと、、、

▼成功すれば感謝される

という良いことがあります。

アドバイスする側としては、この結果を期待しているはずですよね。

その一方で、アドバイスの本質が伝わっていなかったときに、

▼結果が出ないことを河合さんの責任にする人がいた

そうなのです。

この結果は、アドバイスした河合さんとしては本意ではなかったはずです。

それ以来、河合さんはアドバイスすることを止めて、聞くことに徹する方針になったのだとか。

 

聴くことで具体を引き出す

コーチングセッションをしていて、ぼくが成功したと考えられるセッションとは、

【具体的な物事が出たとき】

です。

クライアントさんが抱える問題や、質問に対して答えたことに具体性があれば、とても嬉しいのです。

なぜなら、具体性がない話は面白くないし、行動にもうつせないからです。

クライアントさんの答えに具体性がないのであれば、ぼくの具体性を出せない質問が良くないのでしょう。(^_^;)

具体性をを引き出すために、コーチが取り組むべき最初の一歩は、クライアントさんに気持ち良く話してもらうこと。

そのためには、いま以上に「聴くことに徹する」スタイルをつくり上げることが重要だと感じたのです。

あなたも、一度「聴くことに徹する」スタンスで大切な人の話を聞いてみられてはいかがでしょうか?

 

自らがなり得る最高の自分になる!

チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!

 

【今日の良習慣】
大切な人の話を5分だけ「聴くことに徹して」聴いてみる

 

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