片づけの習慣 質問の習慣

「買い直し思考」で400冊の本を200冊に減らすことに成功した話。

投稿日:2022/03/18


本を大幅に減らす必要があり、400冊を200冊まで減らしました。

成功した理由は「質問のパワー」にあります。




 

「本が捨てられない」という悩み

片づけの習慣。

気持よく暮らしていくためには必須の習慣ですね。

私自身は持ちものは多くないほうだと思います。

あまり物欲がないので。

ただ、そんな私にも1つだけ頭を悩ませるものがあります。

それを見るといつも「あー、片づけなければ……」と思うもの。

それは、

・本(書籍)

です。

洋服や持ち物にはほとんどこだわりはありません。

でも、本だけは、以下のループです。

・本を買う

・本棚に本が増えてくる

・処分する

・スペースが空く

・しばらくは快適

・でも気づくと、また本を買う

・本棚に本が増えてくる

・処分する

・・・という感じで、結局は時間とともに本が増えていきます。

これは、コントロール感がないんですよね。

個人的にはあまりよくないくり返しだと思っています。

Kindle(電子書籍)も悪くはありません。

活用しています。

ただ、Kindleだと購入しただけで安心してしまうんですよね。

物理的に本が目に入らないので、本を買ったかどうか忘れてしまいます。。。

しかも未読本が視界に入らないので「読もう」という意識も高まらず。

そのため、読みたい本はつい紙の本で買ってしまいます。

そうして今日もまた、本棚が本であふれ返ってしまうのです。

それが私の悩みでした。

 


 

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「買い直し思考」というシンプルな3つのステップ

その私に、「どうしても本を減らさなければならない理由」がやってきました。

その理由は、

・引っ越し

です。

長年住んだ東京都江戸川区を抜け出す決断をしました。

ただ、現状の本をすべて持っていくと、私の本だけでおよそ400冊。

しかも私のほかに家族にも本が多い。

我が家には大きな本棚が2つあるんですが、それでもあふれてしまっているんですよね。

本をこのまま減らさなかったら、本だけで引っ越しの荷物をかなり圧迫してしまいます。

そこで、私の本は少なくとも「半分以下に減らす」という目標をたてました。

私の本は、およそ400冊。

それを200冊まで減らします。

本は私にとってとても重要なもの。

それを半分に減らす。

決断を求められます。

これが体についた脂肪なら簡単で、もっと減らしたいのですが(笑)。

減らすのは大事な本たち。

でも、いいきっかけですよね。

こういうときでもないと、なかなか整理できませんので。

そこで取り入れた思考法があります。

それは、

「買い直し思考」

です。

これは、捨てるかどうかを迷ったときに取り入れる思考。

具体的には、

・ステップ1:捨てるのを迷うものが出てくる

・ステップ2:そのモノをいったん捨てたと想定する

・ステップ3:「もう1度買い直すか?」と自分に質問する

というシンプルな3つのステップです。

私の場合は、本に対してこの思考を取り入れてみました。

 

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「それを捨てたとして、もう1度買い直すか?」

本棚にあるおよそ400冊の本。

私にとって、長い時間かけて収集したコレクションのようなものです。

それらは捨てがたい本ばかり。

もちろん、吸収しているので手放せる本もあります。

でも、簡単に捨てられない本もたくさんあるんですよね。

その大切な本たちに対して、あえて「いったんすべて手放してみたら」という想像をします。

そうして「この本を捨てたとして、もう1度買い直すか?」と問いかけてみました。

すると、手放せる気持ちが強まる本が増えたのです。

結果、どうなったか。

およそ400冊を200冊まで減らすことに成功しました。

あれだけ捨てがたかった本たち。

それらを半分まで手放すことができるとは思いませんでした。

本を選ぶときに、「捨てるか、捨てないか」と質問してしまうと悩みます。

保管している本には、いい言葉やすてきなフレーズがあるからです。

ですから、それらの言葉を思い出しては「捨てるのはもったいないな」と思ってしまうんですよね。

でも、「もう1度買い直すか?」という問いにしてみる。

この質問が優れているのは、

「いったん手放したという前提から考える」

というところにポイントがあります。

本の取捨選択についての前提が入れ替わっているわけです。

それによって、本を捨てる決断を促してくれるパワーになるのです。

このように、問いかけ1つで人の行動は変わるんですよね。

あらためて、質問のパワーを感じるできごとでした。

さて、あなたはいかがでしょうか。

私の本のように、

「大事なモノを手放せない」

「大切なモノを捨てられない」

ということがあるのではないでしょうか。

それらのモノがあなたにプラスのエネルギーを与えてくれるのなら問題はありません。

ただ、圧迫されるようなマイナスのエネルギーがあるのなら、片づけてみることをおすすめします。

本棚に本が一列になり、すべての本の背表紙が見えるのは爽快です(今まで2列になっていた棚ばかりだったということですね……)。

あなたが捨てがたいモノがあったら、ぜひ

「それを捨てたとして、もう1度買い直すか?」

と問いかけてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。

夜は来期の「良習慣塾」の資料づくりと週末の「早起き完全マスタープログラム」の特別セミナーのスライドをつくりました。(^^)


 


 

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