良習慣づくりの習慣

自分を満足させながら、同時にハングリーになる方法

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

目標を立てると、できなかったときに自分が苦しみます。
だからといって、目標を立てないと自分に甘くなります。

どうすればいいのでしょうか。
私の考えを記事にしてみました。




 

「二律背反(にりつはいはん)」という矛盾

先日、トライアスロンのスイムスクールにて。
コーチのKさんから興味深いアドバイスがありました。

それは長距離のスイムでの心得について。
Kコーチは「前に泳ぎながら休憩する。一見、矛盾していますけど。これが大事です」ということだったんですね。

前に泳ぎながら休憩する。
陸上に置き換えたら、「歩きながら止まる」みたいな感じです。
たしかに、矛盾してますよね。

ただ、この感覚。
マラソンランナーの方ならわかるかもしれません。

フルマラソンを全速力で走ってしまったら、すぐにスタミナ切れを起こします。
ですから、できるだけ速く走りながら、体力を使い切らないように調整しているんですよね。

トライアスロンのスイムもこれと同じ。
泳いで前に進むけれど、全力を使わないようにする。
懸命に泳ぎつつ、全部を出しきらないように泳ぐ。
それが必要なんです。

Kコーチは「そういう二律背反が、どうしても必要になってくるのがスポーツです」と。

そう、二律背反。
これが重要なんです。

 


 

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二律背反が生み出す自己否定

二律背反。
ChatGPTに聞いたところ「対立する2つの原理が同時に成り立つこと」とのこと。

スイムでたとえると、「前に進みながら休む」ということになるでしょう。
仕事なら、「早く進めたいけれど、丁寧に仕上げたい」みたいな感じですね。

両方の意見が、一見すると正しく見える。
でも、両方を同時に満たすことは簡単ではない。
そこで、両方を行ったり来たりしながら、バランス(解決策)を見つけることが課題になるわけです。

これこそまさに。
良習慣づくりなんですよね。

良習慣に取り組む。
目標を立てて、できるだけ「きっちり」取り組みたいと思うわけです。
ただ、きっちり取り組もうと思うと、難易度があがります。

たとえば、ブログ。
「時間をかけて書かないと」
「誤字脱字ゼロで完璧にやらないと」
みたいになると、「今はブログを書くのは無理だな」ばかりになります。

結果、先のばしが発生。
ブログに挫折する可能性が高くなってしまうわけです。

これが続くと、自己否定。
「やっぱり自分はできないんだ」という気持ちになります。

それは避けたいですよね。

それなら、目標は立てないほうがいいのでしょうか。
目標がなければ挫折することもありませんよね。

ただ、今度は目標を立てないと困ったことが起こります。
サボるんです。
だらけるんです。
自分を甘やかしてしまうわけです。

同じくブログなら「毎日書く」という目標が無かったら、どうでしょうか。
大多数の人は、書かなくなるでしょう。
自然にブログを毎日書ける人は少数派のはずです。
ですから、「ブログは書きたいときに書けばいいよね」としておくと、記事が増えません。

結果、「何もやらない自分ってだめな奴だな」と後悔。
こちらも自己否定が始まるんですね。

 

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自分を満たしながらハングリーになろう

目標を立てて厳しくすると、できないときに自己否定になる。
一方、目標を立てずにゆるくしすぎると、何もやらなくて自己否定する。

どちらも自己否定になってしまいますね……。
まさに二律背反。
いったい、どうすればいいのでしょうか。

私が考える解決策があります。

それは「やることの難易度を下げる」ことです。

たとえば、ブログなら「50文字だけ書く」にしておく。
本当は、1記事1000文字できっちり書きたい。
でも、それをしようとすると先のばしになったり、サボってしまう。
ならば、「50文字書けばOK」にするわけです。

そうすれば、目標をクリアした自分にOKを出せる。
同時に、行動した自分にもOKを出せます。

もちろん、これでも二律背反を完璧にクリアできたわけではありません。
それでも、2つの要素にまたがっている感じにはなりますよね(笑)。

こう考えると、二律背反の反対の要素があっても、
・速くしながら、丁寧にやる
・前進しながら、休む
・自分に厳しくしながら、甘やかす
などを満たすことができるんですね。

さて、あなたが取り組みたい習慣は、二律背反になっているでしょうか。
もしも、そのバランスづくりに悩んでいるなら、取り組むハードルを下げてみましょう。

「これっぽちじゃ意味がないよ」と感じるかもしれませんが、それでも累積効果が出ます。
難易度を下げて継続していき、着実な前進に変えられますから。

あなた自身を満たしながら、ハングリーさをつくりましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝から「良習慣塾」メンバーと一緒に集中ルームでタスクに集中。

午後は、娘の付き添いで天空橋へ。
送り届けたあと、私は大鳥居でブログや読書など1人時間を満喫。
そのまま、大鳥居で「孤独のドリンク」を楽しみました。

娘を迎えに行ったあと、帰りは地元で妻と待ち合わせ。
3人で中華料理を楽しみました。(^^)

帰宅後、私が見たかったアニメ『タコピーの原罪』を妻と視聴。
全6話だったので一気見してしまいました。
このストーリーは、、、1周目の私には言語化できません……。(^^;)


 


 

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・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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