良習慣づくりの習慣

習慣の「順番」を変えるとうまくいく

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どんな順番で習慣に取り組むか。
それを考えていくと、続かなかった習慣が続くようになることもあります。




 

「打順」の重要性

野球には「打順」という言葉があります。
見た通り、バッターが打つ順番です。

野球は1チーム9人で行うスポーツ。
1番から9番まであるわけです。

この打順。
大事です。

仮に、同じ9人が2チームに分かれたとします。
その9人の選手について、
(1)つながりを考えた打順
(2)テキトーに並べた打順
があれば、確率的には(1)が勝つ可能性が高いです。

実際、実力のあるバッターを並べても、打線がつながらずに負けることがあります。
一方で、飛び抜けたバッターがいなくても、打線のつながりで勝てる試合があるのです。

先日の試合はまさにその打順が起こした衝撃がありました。

試合は『高校野球女子選抜 vs イチロー選抜 KOBE CHIBEN』。
エキシビジョンマッチです。

男性の野球は、
・高校野球の甲子園
・プロ野球
・メジャーリーグ
などすでに盛り上がっています。

一方、女子の野球はそれほど人気がありません。
野球界を総合的に盛り上げるために、イチロー氏が4年前から取り組んでいるイベントです。

そのイベントに、私が大ファンの松井秀喜氏が参加するとの情報を入手。
東京ドームに行きました。

 


 

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野球の打順と習慣の順番

試合前の投球練習をしているピッチャーがイチロー氏。
外野では、センターの松井秀喜氏とレフトの松坂大輔氏がキャッチボールをしている。

「まさかこの3人が同じユニフォームを着ている場面を見られるとは……。」と。
見たいと思いながら、叶わなかった史上初の光景です。
WBCやオリンピックでも実現しなかったのですから。

その光景が目の前に広がっている。
この時点で感動。
ウルウルきてました。

この試合はわかりませんが、通常、打順を決めるのは監督です。
自チームの選手の調子や対戦相手から「今日はこの打順で戦おう」と決断するのです。

さて、「イチロー選抜 KOBE CHIBEN」チームの打順は、
・1番 イチロー
・2番 ターナー
・3番 松坂
・4番 松井
です。

この打順だったらからこそ、8回に松井秀喜氏の日本で20年ぶりのホームランが見られました。
東京ドームの観客は歓喜。
すばらしい時間だったのです。

これは、打順が生み出したドラマです。
あの打順でなければ、起こり得なかったのですから。

そんなシーンを観たとき、ふと思ったことがあります。
「野球の打順が重要なら、習慣の順番も重要だよな」と。

たとえば、運動。
打順を早めて朝にするのか。
それとも、打順を遅らせたほうがやりやすいから夜にするのか。

この打順を決めるのは、あなたです。
そう、習慣に取り組む順番を決めるのは、あなたの1日を監督するあなたご自身なのです。

 

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習慣の順番を変えるとうまくいく

打順の決め方は、人それぞれです。

以前は、
・1番は俊足の選手
・2番は小技がきく選手
・3番は打率がいい選手
・4番がパワーヒッターの選手
という基本がありました。

それは私が少年野球をしていた時代。
今は変わっています。
メジャーリーグのように、1番の強打者を2番に配置するチームも増えています。

いずれにしろ、考えたいのは「順番を考えることで、自分たちが持てるパフォーマンスを最大化すること」です。

私たちの習慣も同じ。
朝からフルスロットルで朝ルーティンに取り組むのか。
それとも、朝は落ち着いてスタートして、夜に集中するのか。
置かれた環境や状況によっても変わります。

実際、それまで続かなかった習慣が、順番を変えただけで続くようになる。
クライアントの方々の事例で、よくあることです。

私自身なら、10年日記はそうでした。
夜、寝る前に落ち着いて1日をふり返り、日記を書く。
そんなイメージがありました。
ですから、日記を書き始めたときは、夜に書こうとしていたんです。

ところが、夜はイレギュラーがあるんですよね。
つかれていたり、お酒が入っていたり、寝落ちしていたり。
「また夜に日記が書けなかったなー。」と。

日記は、前倒しもできません(未来日記なら書けますが・笑)。
書くことがないと、寝る前に何かおもしろいことが起きるかもと思ったことも。
そんなことは、なかなか無いですよね。

そこで、習慣の順番を変えました。
朝に、前日の日記を書くことにしたのです。
朝日記の習慣ですね。

私には、朝日記のほうがしっくりきました。
なんと言っても、昨日という1日は確実にクローズしています。
それに、昨日という1日から少し離れたほうが、日記を客観的に書けるのです。

日記で書いた改善項目も、当日実行できます。
前日に書いただけだと、忘れてしまったりしていたので……。
そうなると、せっかく書いた日記も、意味が薄れてしまいますよね。

結果、10年日記は今でも続いています。
今年で3年目。
来年から4年目に突入。
朝に順番を変えて良かったなと思っています。

このように、順番が違うだけで、習慣の取り組みが変わります。
もし、あなたがうまくいかない習慣があるときは、やり方よりも順番を見直すほうが、うまくいくかもしれません。

続けたい習慣があるなら、あきらめずに。
「習慣の順番を変える」というアイデアを試してみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜にトライアスロンのスイムスクールへ。
前後の自主練と、合同トレーニングで3500メートル泳ぎました。

帰宅すると、来月のレースのレースナンバーやスイムキャップが届いていました。
レースに向けて準備をしていきます。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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