書く習慣

ビジョン・レターが導く言語化の習慣

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

あなたが目標を設定したら、ビジョン・レターを書いてみましょう。
「未来」を言語化できる人は、「現在」を動かせる人になれます。




 

「ビジョン」とは何か?

「『ビジョンを描こう!』と言われても、ピンとこないなぁ……。」

以前の私の率直な気持ちでした。

ビジネス書を読むようになり。
セミナーで学ぶようになり。
時おり出てくる「ビジョン」という言葉。

どうやら、かなり大事らしいことはわかります。
ただ、学校では習っていません。
ですから、人によって定義はバラバラ。

ややこしいことに、似たようなカタカタ言葉もあって。
私は「ミッションとビジョンって、何が違うの?」とか。
困惑していたんですよね。

そんな中、ビジョンに関してシンプルな定義が見つかりました。

ビジョンとは、
「目標を達成して、目的を満たした後の理想の状態」
です。

「目的」は、私たちが行動する「理由」。
「目標」は、私たちが目的を果たすための「手段」。
その先にある状態が「ビジョン」です。

たとえば、旅行。
先日、私は家族旅行で函館に行きました。

このとき、下記のような構図になっているんです。
・目的:函館旅行を通じて家族のコミュニケーションを深める
・目標:東京から新幹線で時間通りに函館駅に到着する
・ビジョン:函館で観光や食事を楽しんで家族全員が笑顔になっている
という感じですね。

こう考えると、ビジョンはすごくシンプルになります。

 


 

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ビジョンの言語化をおすすめする理由

私が開発した「ビジョン・レター」には、まさにこのビジョンがメインになっています。

現在の自分から、ビジョンを実現している自分に手紙を書く。
そのビジョン・レターが、ゴール達成までの道のりをサポートしてくれる。
そのためのツールです。

ただ、
・目的
・目標
・ビジョン
をいきなり書けと言われても、なかなか簡単ではないんですよね。
以前の私が感じていたように「ビジョンって何?」ということになりかねません。

では、どうするか。

私が今回おすすめしたのは、「ビジョンの実現を記事風に書く」という手法です。
例として、次のような雰囲気で書きました。

【伊藤 良さんがブログで5000記事を達成!】
東京都在住の伊藤良さんが「ブログ5000記事を毎日書く」というゴールを見事に達成した。
時間の確保やネタ切れに苦しみ、思い通りに投稿できない日もあったが、あきらめずに淡々とブログ記事を投稿したという。
伊藤さんは「とにかく『再開すれば、とぎれない』という言葉を忘れずにこれからもブログを書いていきたい」とのこと。
師匠や友人のブロガー仲間の記事を読むことも、継続するパワーになったようだ。

ブログは、今日の時点で4508記事なので、まだ実現していません。
5000記事は未来です。
その未来を自分で言葉にするわけです。

コツは、3つの時間軸で書く内容を区切ることです。

具体的には、以下の順番で書きます。

(1)達成した現在の状態を書く
(2)過去のしんどい時期を乗り切ったプロセスを書く
(3)実現した後の未来に思いを馳せる

こうすれば、「苦しみを乗り越えて実現したビジョン」という雰囲気が出るのです。

 

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ビジョンを言語化してみよう

ビジョンの実現を記事風に書く手法。
実は、法律の予備校で活用されていたやり方です。

私の記憶では、入学して最初の日の授業で、司法試験に合格した自分の記事を書く時間が用意されていたと思います。
記事を書くことで、ポジティブな感情をつくり出すために。

自分で自分が合格した記事を書く。
その瞬間、学習に対するモチベーションが高まるでしょう。
願望が実現しているので。
言葉にしてみると、臨場感も生まれます。

ただ、長丁場だと、モチベーションをずっとキープするのは至難の業です。
そんなときに、自分が合格した記事を読む。
「ここであきらめてはいけない」という気持ちをつくれるわけです。

こうすれば、ビジョン・レターは目標達成までの相棒であり、伴走者のような存在になってくれます。
心強いですよね。

さて、あなたのゴール達成にも、記事風に書いたビジョンを掲げてみてはいかがでしょうか。

イメージや想像を言語化することで、
「目標を達成して、目的を満たした後の理想の状態」
にリアリティーを持つことができます。

 


 

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■編集後記

昨日は、忘年会でした。
私が好きな日本橋の「紅とん」本店にて。
友人のシューワさんと。

出会った頃の7〜8年前と比べると、「お互いにだいぶ変わったよね」と。
そして、1年後も、5年後も、10年後も、「お互いにだいぶ変わったよね」と
言い合える。
そんな関係がいいよねと話していました。(^^)


 


 

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