質問の習慣

質問によって焦点を変える。イラッとしたときに瞬時に気分を落ち着ける方法。

投稿日:2018/02/07


イラッとする感情は、日常生活を送っていれば誰にでもあるものですよね。

感じてしまうこと自体は仕方ないのですが、できるだけ後をひかないようにしたいもの。

感情を変えるコツは質問によって焦点をあてる場所を変えることです。

 

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人生で得たいものと質問の関係性

コーチングを学び、実践していく過程で強く感じていることがあります。

それは、私たちが「人生でどのようなものを手に入れるのかは、自分にどのような質問をしているのか?」に大きな影響があるということです。

たとえば、

・どうして自分はいつも失敗してしまうんだろう?

という質問をくり返しているとします。

すると、うまくいかない理由を集め、何か失敗したときに、

・「ほら、やっぱり失敗するんじゃないか」と自分で再認識する

という結果を手に入れる、ということです。

実際、質問というのはおもしろいもので、たとえば、

・一番好きな食べものは何?

と聞かれたときに、あなたは、

・苦手なのはらっきょうです。

とは答えませんよね?

そういうことです。
(まあ、たまにそういう受け答えをしてしまうこと、私もありますが・笑)

このように私たち人間の意識は、質問したことに焦点があたるようになっているのです。

ですから、「どのような問いかけを、自分に投げかけるのか?」によって、人生の質や方向性が決まってしまうと言われているのですね。

ですから、質問のクオリティーが重要だということです。

 

焦点をあてる場所が感情を生みだす

さて、仕事でトラブルが起きたとき、あなたはどのような気持ちになるでしょうか?

私なら、イライラすると思います。(^_^;)

そのようなとき、じつはトラブルが私をイライラさせているのではないのですね。

そのトラブルの中で、私がどこに焦点をあてる質問をしているのか。

それによって、私のイライラの感情がつくられているわけです。

問題の嫌な部分に焦点をあてれば、当然イライラしますよね。

「なぜ、自分ばっかりこんな目にあうんだ!」みたいに。

すると、嫌な現象を起こした原因に視点が向きます。

一方でトラブルの現状を把握して、そのトラブルから学べる部分に焦点をあてれば、「次はこうしよう!」という改善のスタンスが生まれます。

仮に、あなたに嫌な人がいるとしたら、その人の良くない部分に焦点をあてているのです。

その嫌な人の機嫌が悪かったとき、その人の悪い面しか知らなかったら、「機嫌が悪いなんて、何て人なんだ!」とイラッとするでしょう。

一方で、あなたがその人に常に良い面ばかりに焦点をあてていたとしたら、どうなると思いますか?

すごく好きな人や憧れの人だったら、「あっ、何か嫌なことでもあったのかな?普段はやさしい人なのに、どうしたんだろう?」というように考えませんか?

というか、そこまでイラッとはしないはずです。

むしろ心配したり、「自分が助けになれないだろうか?」くらいまで考えるかもしれません。

この2つのリアクションは、対応がまったく変わりますよね。

このように、「どの部分に焦点をあてているのか?」によって、私たちの感情が決まるわけです。

では、焦点をあてる先を変えることはできるのでしょうか?

これは思考のトレーニングで変えることができます。

(というように考えること自体、物事の良い面に焦点をあてていることになりますね。(^_^))

 

焦点は「自分が得たいもの」合わせよう

自分の脳内でまわしている質問というのは、ある事実が起きたときに、反射的に自分が発するセルフトークがつくり出しています。

ですから、このセルフトークを意図的に変えて、焦点のあて先を変えることで、感情を変えることができるのです。

このようなことを書く私も、もちろん完ぺきであるはずもなく、けっこうイラッとすることはあります。(笑)

ただ、ちょっとしたことなら、長く引きずるようなことは少なくなりました。

それは、自分に質問する習慣を持っているからです。

たとえば、私は混んでいるカフェの店内で、4人テーブルに堂々と1人で座っている人を見るとイラッとしてしまいます。(^_^;)

学生時代に飲食店でアルバイトをしており、席の確保が売上に大事なことを学んだからですね。

ただ、それはあくまで私の中にある感覚。

座っている人には関係ありませんし、私は店舗にかかわるスタッフでもありません。

ですから、イラッとしたときは、焦点を変える質問をするのです。

・この人は悪気があってやっているのかな?
・たまたまこの席しか空いていなかったかもしれないよね。
・見知らぬ人にイラッとして感情を乱されるほど大事なことなのか?

とい感じに。

すると、質問によって焦点が変わるので、必要以上にイライラを長引かせずにすんだ、ということがあります。

このようにして、人の良い面に焦点をあてれば、必要以上にイライラすることを減らすことができるのですね。

さて、あなたは、いまイライラしたり、不安なことはあるでしょうか?

そこで考えていただきたいのは、「今どこに意識の焦点をあてているのか?」ということです。

それがネガティブな面にあたりすぎているようなら、意識を切りかえる質問を唱えてみましょう。

そして、ぜひ焦点をあてる場所を「自分が人生で得たいもの」に向けることが重要です。

 

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■編集後記

昨日は、継続クライアントさんたちに向けた1週間を通したサポートメールを書いていました。

ご支援しているクライアントさんのおひとりがIT系の資格試験に見事に合格したとのご報告。

こういったご報告は、私までうれしくなるんですよね。(^_^)

その後、ひとり戦略会議を実施しました。

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