気づきの習慣

「現象」と「構造」を意識する

投稿日:2013/11/02


■マラソン大会終了!

131102

今日は妻と初めて一緒にマラソン大会に出ました!

おかげさまで、二人とも見事に完走しましたー!

・・・といっても、地元の5kmランですが(笑)。

わたしにとっては、5kmというのは日常的で身近な距離ですが、マラソンビギナーの妻には初体験です。

 

初めての距離を完走した妻にも言ったのですが、初めての距離を走る前の自分と、走り終わった後の自分というのは、文字どおり「前後」です。

つまり、昨日までの自分とは明らかに違うのです。

「昨日までできなかったことが、今日できるようになる」

これこそが成長であり、進化だといえるでしょう。

 

■速いランナーも限界にチャレンジしているという事実

 

今日、マラソンをしていて気づいたことがあります。

今大会のコースは5km、10km、20kmがあります。

5kmは片道2.5kmを折り返すコース。

10kmは2周回、20kmは4周回する、という形でした。

わたちたちはマイペースで走っていたので、速いランナーのスピードと雰囲気を間近に感じることができました。

 

そこで、分かったこと。

それは、速いランナーも息を荒くして、一生懸命に走っているということです。

わたしは以前、速いランナーというのはもともと体力があって脚力もあるので、8〜9割くらいのパワーで走っていると思っていました。

しかし、マラソンをするようになり、フルマラソンを2時間30分で走るエリートランナーに尋ねたところ、意外な答えがかえったきたことを思いました。

「まったくゆとりなんてありません。ずっと心臓が破裂しそうなくらい苦しいですよ!(笑)」

考えてみれば当たり前ですが、それもそうですよね。(汗)

 

高音をうまく使っているミュージシャンの平井堅さんも、あるインタビューで話されたいました。

「簡単にあんな高音が出ていいよね、って軽く言われるんですけど、僕は精一杯がんばって高音を出しているんですよ!(笑)」

実際、わたしも平井堅さんは簡単に高音を出していると思っていたので、意外な答えだと感じました。

 

■物事には「外側の現象」と「内側の構造」がある

やはり、外から現象だけをみてイメージすることと、実際に行動している人との感覚の乖離(かいり)が存在するのですよね。

これは、運動に限らず、ビジネスの世界から生き方、はたらき方といったところで派、規模が大きくなればなるほど、外側の内側の見分け方が難しくなってくるものです。

 

例えば、住宅ローンの無料相談会をやっている銀行は、一見親切に見えますが、その後ろには自行で住宅ローンを借りてもらい、金利で収入を得たいと考えているのです。

 

わたしの師匠である鮒谷周史さんもおしゃっていた言葉です。

 

【外側の現象だけをみるのではなく、内側の構造を見抜くこと】

 

非常に大切な考え方ですので、ぜひ取り入れてみてくださいませ!

 

 

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