思考の習慣

計画の間違いを教えてくれるのは「失敗」や「負け」という教師

投稿日:


先日、今年の願望に対して「計画」を考えていたら、いきなりハードルが大きいことに気づきました。

しかし、これを失敗や負けととらえないようにして、むしろ前進していくためにどう考えていけばいいのか、ということを記事にしました。

あなたが同じような状況にあったら、ヒントになればうれしいです。




 

願望を「計画」にするために必要な要素

私たちは、旅行に出かけるときに、多かれ少なかれ旅行プランをたてますよね。

たとえば、私たち家族で旅行にいくとき。

限られた時間の中で、

・どんな観光スポットをめぐるのか?

・どんな名物料理を食べるのか?

・どんなホテルや旅館に泊まるのか?

といったことを相談しながら考えるわけです。

これが「計画」です。

特に初めての土地に行くというなら、それなりの「計画」は必要でしょう。

なぜなら、その土地に訪れたことがなければ、イメージがわきません。

ですから、インターネットの画像や旅行雑誌を調べてイメージするわけです。

これは夢の実現や目標達成のプロセスにとても似ているんですよね。

「旅行に行きたい」という願望だけがある状態。

そこに、写真などのイメージと文字の情報などを組み合わせることで、実現までの「計画」を練り上げていくわけです。

そう考えると、「計画」を考えるときに必要なのはセンスや頭の良さではなさそうです。

それよりも、

・映像や画像のようなイメージ

・文字などの情報や知識

が大事だということです。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画『価値観を探求する習慣』セミナー

【新刊】『充実の夜時間をつくる17の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール





失敗や逆境の中に必ず含まれているもの

さて、これが、私が再読している本「思考は現実化する」に、まさに「計画」という章があります。

そこに、とても響いてきた文章がありました。

少し長いんですが、引用しますね。

“もし最初に立てた計画が失敗したら、どうすれば良いだろう。

答えは考えるまでもない。

失敗を教訓にして練り直し、再び新たな計画を立てればよい。

(中略)

うまくいくまでそれを繰り返せば良い”

そうなんですよね。

最初の計画がうまくいかない。

これは本当によくあることです。

でも、たいていの人はそこでダメージを受けてしまいます。

そして、2度目をやらなくなってしまうんですよね。

大丈夫です。

最初の計画がうまくいかなかったら、そこから学びましょう。

どんな

・映像や画像のようなイメージ

・文字などの情報や知識

が必要なのか、ということを。

そうして、すぐに次の計画を立てればいいんです。

それよりも、何度も「自分はどうしたいのか?」「何をなしとげたいのか?」という目的を忘れないようにするほうが大事です。

そうすれば、最初に計画がうまくいかなかったという失敗から、次の成功の種が生まれているということになるわけです。

同じく「思考は現実化する」には、こんな言葉があります。

“失敗や逆境の中には、全てそれ相応かそれ以上の、大きな利益の種子が含まれている”

これは私も好きな言葉です。

よく失敗や逆境におちいるので(笑)、そういうときにこの言葉を唱えます。

すると、ダメージから回復する道が見えてくる感じがするんです。

そう、これは、失敗をしてしまってもそこから学びを得ていけば大丈夫というメッセージを与えてくれているんですよね。

 


■スポンサーリンク




『「負け」は「勝ち」につなげるために必要なもの』

ちょうど今日、師匠の井ノ上さんのブログ記事を読んで、

“「負け」というとネガティブなイメージではありますが、「勝ち」につなげるために必要なものと考えると、ポジティブなものになります”

という文章を読んだときに、「まさに!」と思ったんです。

確かにその通りですよね。

そのときの「負け」は、私たちがたてた「計画」のどこかが間違っていただけなんです。

負けたことによって、その間違いに気づきます。

ですから「どこが間違っていたのか考えて、またやってみよう」と思うこと。

そして次の「計画」をたてる。

それだけなんですよね。

そのときに、必要なのは

・映像や画像のようなイメージ

・文字などの情報や知識

ということです。

それを得られれば次に活かせますので。

仮に、1度や2度失敗したくらいで「計画」をやめてしまったら、どうなるか。

やめてしまったときが、本当の「失敗」であり、「負け」になってしまうんです。

ですから、失敗したままだったり負けたくなければ、また次の「計画」をたてましょう。

そう考えれば、すべての失敗は一時的なものになりますよね。

「ちょっと、あなたの計画はここが間違ってるよ」ということを私たちに教えてくれる教師のようなものなんです。

ですから、早く取りかかってしまって、「計画」の間違っているところを教えてもらいましょう。

そう捉えれば、失敗や負けも「計画」が成功するために必要な要素だと思えますよね。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画『価値観を探求する習慣』セミナー

【新刊】『充実の夜時間をつくる17の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、友人のマスター英語コーチである吉田メイさんからお声がけいただき、英語学習の習慣化についてインタビューを受けました。

下記のブログに予告していただいております。

【ビジネス書作家との対談、準備をしています(習慣化のプロ × マスター英語コーチの対談)】

記事がアップされたら、シェアさせていただきますね。

英語学習の習慣化は、私も失敗経験豊富なので、ネタはつきません(笑)。

ノンストップだったのでハプニングもありましたが、それも含めて楽しい時間となりました。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-思考の習慣

執筆者:

関連記事

「走りながら考える」の意味を誤解してはいけない。

先日、「走りながら考える」が誤った使い方をされていると感じる場面に遭遇したんですね。 そこであらためて、「走りながら考える」の意味を記事にしてみました。   「走りながら考える」と「何も考え …

「あの人に嫌われているかも・・・」と不安になったら、「ほかの人の本音は死んでもわからない」という呪文を唱えましょう。

コミュニケーションをとっている相手から、 ・メールの返信がそっけない ・あいさつをしたのにスルーされた ・なんとなく最近、避けられている気がする といったこと、感じたことありますか? 私はよくあります …

「がんばっているのに成果が出ない」原因はどこにあるのか

がんばっているのに成果が出ない人がいます。 一方、がんばっていないのに成果が出る人もいます。 両者の違いは、いったいどこにあるんでしょうか。   「楽をする=悪いこと」なのか 「楽をする」 …

「ABCDEワーク」を音声入力で。短い時間で大きな効果が得られる。

とてもパワフルな「ABCDEワーク」という思考習慣の改善アプローチ。 すごくネガティブな感情でも、フレームに沿って書くだけで、本当に感情がやわらぐのです。 ただ、いくつかデメリットがあるのも事実。 今 …

意志をともなった「すぐやる行動」が、プラスの好循環サイクルを生み出す。

行動を変えるために重要なのはなんといっても思考です。 その思考は、プラスのエネルギーを持っていることが重要なのです。   スポンサーリンク   「信頼される人」になるために意識する …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。