思考の習慣

短所を改善しようとしていないか。あなたが思う短所を、長所に変えていくために。

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自分の長所や短所、誰でも考えたことがあると思います。

短所を改善して、長所を伸ばすためには、どのような考え方をしていけばいいのでしょうか。

 


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「自分の長所がわからない」という悩み

「自分の長所って、何だろう・・・?」

以前の私が抱えていた悩みです。

そのときは、まだ複業をやっていなかった頃。

当時つけていた自分のコーチに、私がクライアントとして「複業をやってみたいんです」と相談していた時期でした。

マイコーチに「本を読んでいて、長所を複業にむすびつけたほうがいい、という文章を読みました。それで、自分の長所って何だろうって思ってしまいまして。。。」と相談していたのですね。

コーチから私の長所をいくつか教えてもらったあと、「あとは、伊藤さんの周囲にいる人に聞いてみましょう」というアドバイスをもらいました。

それが、次回のコーチングまでの課題です。

そこで、まずは身近なところで、妻や息子に聞ききました。

ここまでは簡単。

そのあと、仲の良い友人たちに聞いてみようと思いたちます。

ただし、自分の長所を、友人たちに尋ねるのは、、、恥ずかしかったです(笑)。

そして、少しの恐怖心。

そのような感情はありましたが、「コーチとの課題だから」ということで、思いきって尋ねてみたのです。

その結果、意外なことがわかりました。

 


 

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自分の短所は、長所に変わる

その当時、私は、自分の短所を気にしていました。

たとえば、

・自分の軸がない

・自分の意見がない

・まわりに流されやすい

といった感じですね。

そのような自分の性格を気にしていました。

「なんか、だめな人の典型みたいだよなあ・・・」と。

もっと正直に言えば、、、コンプレックスでした。(^_^;)

しかし、先述のコーチングの課題として友人たちにフィードバックをもらったところ、意外な反応があったのです。

それは、

・いつも柔軟に対応してくれる

・自分のことを気づかって、バランスをとってくれる

・場の状況を見て、なごやかにしてくれる

といった意見でした。

もちろん、友人たちが私を気づかって言ってくれていた要素は、多分にあると思います。

友人たちも、私に100%正直に「自分の意見がないところ」などと、ズバッとは言わないでしょうから(笑)。

ただ、それでも、それらの意見は、私のコンプレックスをやわらげてくれるものでした。

自分が短所だと思っている部分。

それは、とらえ方次第で、ほかの人にとっては長所に見えていたからです。

実際、ある人は、「自分には伊藤さんのような要素がなくて、つい自分の意見を正しいものとして押し通してしまうんですよね。それで、よくもめてしまって人間関係がうまくいかないんです。どうしたらいいですか?」と、逆に相手のコンプレックスを聞くことも・・・(笑)。

 

すでに持っている長所を育てていこう

先述のコーチングの課題を実行したことは、私にとって大きな学びとなりました。

それは、

・自分にないものを努力でうめようとすると、自分の長所がわからなくなってしまう

ということです。

たとえば、「悩んでいる人に共感して寄り添うようなサポートが得意な人」がいるとします。

その人が、「どんどん大量行動して、バリバリにコントールする人」に憧れると、正反対。

自分がまったく持っていないものを欲しているわけですから、不幸ですよね。

先日「あしかがフラワーパーク」に訪れたときに感じたのは、「藤には藤の咲き方があり、つつじにはつつじの咲き方がある」ということです。

「自分は藤だけど、つつじとして咲きたい」というのは、そもそもの種子が違うので、無理な話。

「あしかがフラワーパーク」体験レポート。ゴールデンウィークでも狙い目の時間帯がある。

それを、まさに私自身がやっていたこともあります。

私はこつこつとしつこくねばり強くやっていく方法が得意なのに、一気呵成にバリバリと大量行動する人を見てうらやんでいたことがあるからです。

それは、「弱い自分を強い自分に変えたい」とか、「不器用な自分を器用な自分に変えたい」という願望でもありました。

しかし、その方法は、本来は野球の才能がある人なのに、苦手なフルマラソンの選手に憧れて、そこを目指すようなもの。

その人にマッチした輝き方がたくさんあるのに、自分にもっとも向いてない種目をあえて選んでいるようなものなのですね。

そのアンバランスに気づいていないのは、自分を客観的に見られていない本人だけだったりします。

周囲から見ていると「なぜ、あの人はいいものを持っているのにそれをやらずに、苦手なものをわざわざ選んでやり続けているんだろう・・・」と思ってしまうわけです。。。

もともと野球に向いている人と、マラソンに向いている人がいるとすれば、自分がどのような競技に向いているのか、発見することが先ですよね。

たとえば、もし私が努力し続けて、「自分の意見を押し通す我の強い人」になっていたとしたら、私は自分の長所を失っていたのかもしれません。

そうなれば、コーチングでサポートする仕事は向いていないでしょうし、私の長所を認めて周囲にいてくれた友人たちは離れていってしまっていたはずです。

それは、私の望む状態ではありません。

ですから、もしもあなたが、

「自分には何かが足りない」

「自分はほかの人に比べて、ここが劣っている」

と悩んでいるなら、「誰と比べてそう感じているのか?」ということを考えてみるといいと思います。

もしかすると、あなたが目指している理想のスキルは、あなたの周囲で抜きん出ている人が持っているスキルとの比較であり、その人が絶好調のときと比較しているかもしれません。

その分野が苦手な自分が、最高レベルの人と勝負しているとしたら、、、それはかなりしんどいですよね。

それよりも、すでに持っているあなたの長所に目を向けていくことが大事です。

短所を改善して、開発していかなくていいのです。

あなたがすでに持っているものを育てていく。

そのような意識で、自分の長所を伸ばしていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、早起きして息子と一緒に朝カフェでいつものように「SQT(第2領域の時間)」。

今回は、娘も一緒にきて、絵を描いていました(笑)。

3人でランチを食べた後は、自宅近くの図書館に移動して、ふたたび「第2領域の時間」。

3人それぞれ、自分の時間に集中できました。

私もブログを書き、個人プロジェクトの書く仕事に没頭。

おかげで、第1段階の終わりがようやく見えてきています。

やはり「SQT(第2領域の時間)」、重要ですね。

夜は妻も合流して食事に行きました。(^_^)

 


 

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■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

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・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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