天職の習慣

天職を見つけるヒント。あなたの日常に「気づき」による感情の変化を探してみよう。

投稿日:2016/11/25


天職につける人と、天職につけない人がいたら、幸せになれるのは間違いなく天職についた人でしょう。

1日の多くの時間を投資する仕事時間が、天職であれば、人生の幸福度や充実感は圧倒的に差が出るはずです。

では、天職見つけるためにはどうすれば良いのでしょうか?

そのヒントを記事にしました。

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「一番ラクな天職の見つけ方」とは?

天職に関する興味深いエピソードを読みました。

かいつまんでご説明すると、

・ある会社の経営層15人が同時に速読を習いはじめた(ビジネス書をたくさん読むため)
・しかし、上達したのは2人だけだった
・13人と2人の違いは、速読の授業のあとにおこなうふり返りにあらわれていた
・上達した2人は、あきらかに「気づき」が多かった
・停滞した時期もあったけれど、それも含めて2人は楽しんで取り組んでいた

ということでした。

ここから、その会社の社長が出した結論は、

その人にとっての天職とは、その仕事を通して、その人に多くの気づきを与えてくれるものである

ということだったのです。

つまり、仕事をしていて多くの気づきを得られる仕事こそ、その人の天職なのだということなのですね。

この主張に、私はいたく共感しました。

 

日常生活で「つい気にしてしまうこと」はありますか?

速読が上達した2人のように、あなたにも気づいていることがあります。

もっといえば、日常生活の中で感情が動かされてしまう対象があるはずです。

それはたとえば、

・気になってしまうから目がいってしまう。
・気になってしまうから改善する。
・気になってしまうからしつこくなる。

といったことです。

これらの起点は、すべて「気になって気になってしかたがない」ことなのです。

私自身を考えてみても、習慣化に対しては、

・なぜ人は継続ができないのだろう
・なぜ習慣化は難しいのだろう
・この人はこの習慣を身につけたらもっと良くなるのに

といったことが気になります。

というより、常に気になってしまいます。

ですから、仕事としても、個人としても、興味関心がつきないのでしょう。

反対にいえば、そのような対象について何も気がつかない人というのは、向上しようという気すらおきません。

気にならないからこそ、改善のアイデアも工夫も浮かばないのですね。

つまり、才能や強みというのは、ある事象に対して「気づくか、気づかないか」という視点からも探ることができるわけです。

 

居心地の悪さを解決し続けることが天職に続く道

あなたにも、思いあたるところがあるかもしれません。

・どうしても気になってしまうことがある
・あの人の言葉づかいがどうしても許せない
・「伊藤さんのおかげで〜」というフレーズをきくとたまらなく嬉しい(笑)

などといったことで感情が動かされる事象です。

さて、それはなぜでしょうか?

1つの答えとしては、あなたがある事象に対して気になるということは、「あなたがその対象を大切にしている価値観だから」ということです。

私の例でいいましょう。

私は、怒っている人をみると心がざわつきます。

それは、私が「笑顔」という価値観を大事にしているからです。

家族が怒っていたら「家族を笑顔にできない自分は、無力なのかもしれない」ということを感じます(無意識に)。

また、師匠や友人を怒らせてしまったら、「自分のせいで大事な人の笑顔を奪ってしまった」ということで、傷つきます(相手も自分も傷つくとは非生産的ですが・・・)。

これは、反応的な感情であり、コントロールできません。

一瞬で湧き上がってくる感情は「変えられないもの」なのです。

瞬時に感情が変化してしまうということは、それだけ「笑顔」という価値観を大事にしているということです。

もちろん、私のように「笑顔」というのではなく、ほかの人は、

・自由
・優しさ
・明るさ
・誠実さ
・今を楽しむ

といった価値観などを大切に思っている人います。

価値観は人それぞれ、みんな違うからです。

自分と同じ価値観を持つ人がいるのであれば快適でしょうし、違っていれば居心地が悪くなるというのは、大切にしている価値観が共通しているからなのですね。

さて、じつはあなたが感じる居心地の悪さは、誰も解決しようとしないことが多いです。

なぜならば、それを解決するのはあなたの仕事だからです。

その居心地の悪さを解決していく、そしてほかの人により快適になってもらえるように行動していくことを続けていく。

それが、天職につながっていくのですね。

はじめは小さな居心地の悪さを解決していく、ということでかまいません。

自分の才能を開花させるために、少しずつあなたの感情が動く居心地の悪さを解消していってみましょう。

 

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■編集後記

昨日は私の誕生日でした。

帰宅は少し遅くなってしまったのですが、家族にハッピー・バースデーを歌ってもらいました(笑)。

恥ずかしさはあるものの、私たちがお祝いごとをやっておくことは大事だと思っています。

子どもたちが親になったときに、その子どもたち(私にとっての孫か・・・笑)にもハッピー・バースデーを歌ってあげてほしいと思っているからです。(^_^)

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