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人を「集める」よりも人が「集まる」場のために大事にしたい3つのこと

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オンラインサロンを見ていると盛り上がっているコミュニティーといまいちなコミュニティーがあることに気づきました。

その理由を考えてみました。




 

人を「集めている」のか、人が「集まっている」のか

人間はひとりでは生きていけません。

それは複業としてひとりビジネスに取り組むようになって強く実感するようになりました。

当然、人間が社会的な動物ということもあります。

それとは別に、やはりビジネスが上手くいっている人や活躍している人は、周囲の人やお客さまから好かれています。

それは、その方がプラスの影響を与えているからです。

それがよくわかるのはオンラインサロンでしょう。

最近は、オンラインサロンが流行していますよね。

こういうものは実験なので、私もいくつか参加しています。

それらの運営を見ていて思うのは、やはり魅力的な人は、

・人を無理に「集めている」のではない

ということ。

「集めている」のでなければなんなのか、というと、

・人が自然に「集まっている」

のです。

人を「集めている」ことと、人が「集まっている」状態。

言葉は似ていますが、内容は大きく異なります。

「集めている」のは、主催者が声をはりあげて「私に協力してくれる人、集まってください!」というニュアンス。

一方の「集まっている」は、「こういうのやるけど、興味ある人いますか?」という感じ。

主催者のちょっとした呼びかけに周囲の人から「私、興味あります!」と言われるような感覚です。

 


 

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オンラインサロン主催者とメンバーの場づくり

人が「集まっている」状態をつくることができたら、セミナーやイベントも楽しくなるでしょう。

そこには、あなたの主張やメッセージに共鳴してくれる人がいるからです。

「こんな楽しいことをやりますよ!」と呼びかけたら、「それ、おもしろそう!」というリアクションが返ってくるわけです。

そのためにも、あなたが相手やメンバーのためになることをコンテンツとして発信する。

そのコンテンツを受け取った人の人生がより良く変化していく。

「7つの習慣」で言うところの「Win-Winの関係」ですよね。

では、「Win-Winの関係」をつくるためにはどうすればいいのでしょうか。

その土台になるものが、情報発信をすることでしょう。

ブログやSNSを活用して情報発信することは、今の時代は誰でもできます。

しかも無料で。

セミナーや書籍のような有料パッケージになれば、さらに濃い情報を伝えられるでしょう。

そうなれば、あなたがやりたいプロジェクトやつくりたいコミュニティー像を発信すると、「そういう場を待っていました!」とか「そういう場があればもっと成長していけそうです!」という声があがるようになるのです。

もしくは参加者としてじゃなくても、「私は裏方としてこんなサポートならできますよ」とか「こういう人がいるのでご紹介しましょうか?」ということになるかもしれません。

そのようにして、人が「集まっている」状態がつくられていくわけです。

実際、有名サロンをのぞいていると、自然にそのような場づくりができているように見えます。

それと同時に強く感じるのは、主催者の方が「万人に好かれることをあきらめている」ということ。

その代わり、刺さる人には刺さる。

そういったメッセージを発信しているのです。

主催者の価値観に近いサロンメンバーなら、よりインパクトを持って届くのでしょう。

ですから、「この指止まれ」と言ったときに、たくさんの人が「やります!」といって「集まっている」のですね。

だからこそ、熱気を感じます。

 


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自分の想いを発信し続ける

そういった場をつくるためはどうすればいいのか。

私のスモールプロジェクト運営から気づいたことを3つにまとめてみました。

 

1:想いを発信し続ける

自分から「こういう場をつくりたい」という想いや情報を発信していくことからスタートしていきましょう。

それが、人が「集まっている」状態をつくるための前提条件です。

私も、小さく「良習慣塾」プロジェクトや「早起き習慣化プロジェクト」をグループで取り組んでいます。

メンバーの顔が見えて、メンバーの状況に応じてカスタマイズセミナーを考えたり、ときにはブログやメルマガで課題解決のネタを提供しながら応援するスタイル。

そのように近いところで情報発信すると、伝わり方が違うのですね。

私のようなスモールプロジェクトでさえ、そのパワーを実感しています。

 

2:お互いの弱点をオープンにする

そういった場があるメリットは、自分のだめなところもさらけ出せることです。

主催者だからかっこつけるとかできている自分をアピールしなくていいのです(普段からあんまりしていないつもりですが、、、)。

ですので、先日の「良習慣塾」でのタイムマネジメントセミナーでも、自分を棚上げすることなく率直に自分のダメ出しも含みながら進行しました。

さらに「良習慣塾」メンバーには、私自身の弱点をサポートしていただくような相互サポートの形を設けています。

これも「Win-Winの関係」です。

そういったかかわり方のほうが、「近さ」を感じていただけるものです。

 

3:「ギブ&テイク」より貢献のスタンスで接する

いい関係をつくるためには「ギブ&テイク」が大事だと言われます。

ただ、今の時代のスタンスとしては「ギブ」の精神とか貢献(コントリビューション)の精神が重要です。

「良習慣塾」メンバーや「早起き習慣化プロジェクト」メンバーは「自分だけがテイクしてやろう」とは思っている人はいません。

最初は見返りがなくても、そのようなスタンスで接していくと最終的には相手から信頼されます。

そのように、普段から相手に対する貢献を考えながらコミュニケーションをとることを目指しましょう。

そうすれば、いざというときに助けてもらえるかもしれません(期待はしないほうがいいのですが)。

 

まとめ

まとめると、

1:想いを発信し続ける

2:お互いの弱点をオープンにする

3:「ギブ&テイク」より貢献のスタンスで接する

というスタンスでいること。

それが、

・人を「集めている」のではなく、人が「集まっている」

という状態をつくってくれるのです。

 


 

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■編集後記

昨日は、コーチングセッションを1件。

以前からサポートさせていただいている起業家の方が、このたび法人向けの大型案件を受注したとの報告。

提案してから新型コロナウイルスの影響で長く延期になっていたので心配していましたが、無事にスタートするとのことでした。

めちゃめちゃうれしかったです。(^^)

「今年の後半だけで200セッションに取り組むことになりました」とうれしい悲鳴が聞こえました。(笑)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
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など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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