読書の習慣

3つの疑問詞で「記憶に残す」読書法

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

せっかく本を読んだのに、内容をすぐ忘れてしまうことがあります。
3つの疑問詞を活用することで、そんな悩みを解決しましょう。




 

「本を読んでも頭に残らない」という悩み

「せっかく本を読んだのに、内容を覚えていない……。」

誰しも、そんな経験があるのではないでしょうか(多かれ少なかれ)。

もちろん、私も同じ。
数年前と同じ本を買ってしまい、途中まで気づかないこともありました。
読み進めている途中で「あれ?この本、前に読んだな(汗)」と気づいたことがあるんです。
それも、一度や二度ではありません……。

映画でもそうなんです。
同じ映画を何度も観ることができます。
そのたびに新鮮な感じで。
ストーリーを知っているのに、同じところで涙することも多いです(笑)。

私は自分で「軽い記憶障害なんだろうな」と思うくらいなんです(本当に)。

そんな私ですけれど、本を読むスキルが少し上達した時期があります。
その方法で本を読むと、本の内容が思い出せるようになってきたんですね。

結果、ブログやセミナーなどのアウトプットにつながるようになりました。
私の中では、大きな変化です。

 


 

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3つの疑問詞を活用する読書法

では、読んだ本の内容を覚えていなかった過去と、(少しは)定着するようになった現在。

一体、何が違うのでしょうか。

その読書方法、簡単です。
たった3つの疑問詞を意識するだけでOKなんですね。

その3つとは、
(1)Why
(2)What
(3)How
です。

 

(1)Why

1つ目は、
(1)Why
です。

「なぜ、この本を読むのか?」という理由です。
ここを決めてから読むようにしています。

読んでいるときに中断があり、途中から再開するときは、もう一度読む理由を思い出すくらい大事にしているんです。

なぜなら、理由がなかったら、「自分ごと」として本を読めないからですね。
もし、理由がなかったら、最後まで読み切ることもできないかもしれません。

反対に、その本を読む理由がはっきりしていると、得られるリターンも大きいです。
具体的な問いがあるから、具体的な答えが出てくるようなイメージです。

 

(2)What

2つ目は、
(2)What
です。

「この本は、何のために書かれたのか?」ということです。

もっと言うと、「何を解決するために書かれた本なのか?」という対象ですね。

ビジネス書の場合、基本的には何らかの問題解決について書かれているものです。
たとえば、習慣が続かないから、習慣形成の本が出版されるように。

ですから、何のための本なのか。
読みながら考えています。

 

(3)How

3つ目は、
(3)How
です。

「この本では、どんな方法で問題を解決しようとしているのか?」という方法論の部分ですね。

本のコンテンツでもあるスキル・ノウハウ・テクニックなどが、紹介されています。
どんな方法で読者の問題を解決しようとしているのか。
楽しみな部分です。

著者の独自性が表れるところでもあります。
重要なポイントですね。

そのため、渡しの場合は、本を読むスピードが少しゆっくりになることが多いです。
ギアチェンジのような感じです。

 

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「1日1冊読書する習慣」に大活躍

現在、私は「1日1冊読書する習慣」を、引き続き実験中です。

感情が動いたので、読書月間で「1日1冊」読書をしてみる | 【良習慣の力!】ブログ

「1日1冊の読書習慣」に役立つアプリ3選 | 【良習慣の力!】ブログ

実は、今回「また1日1冊を復活させてみようかな」と思えたのは、この
(1)Why
(2)What
(3)How
を意識して読む方法があったからでした。

以前の私は、確かに1ヶ月に30冊読んだ事実があります。
でも、身になっているかといえば、それほどでもないような気がしていたんです。
そのため、速く読むことをやめていたんです。

それが、現在なら、ちょっとは違います。
3つの疑問詞を意識して読めば、過去の私よりは記憶に定着しているかも、と思ったんですよね。

そこで、1ヶ月の実践。
何とか読み終えることができました。

では、知識の定着はどうなのか。
これは機械などで計測することはできませんが、以前よりは本の内容を覚えている気がしている感覚はあります。

少なくとも、同じ本を読んで途中まで気づかないという状況はないように思います。
(今は読んだ記憶が新しいから、そう思えているだけかもしれないのですけれど)。

さて、あなたが読書するときは、どれくらい記憶に定着しているでしょうか。
もし、読んでもほとんど記憶に残っていないとしたら、それは3つの疑問詞を意識していないからかもしれません。

その場合は、ぜひ1度、
(1)Why
(2)What
(3)How
をはっきりさせてからしてから、読書をしてみましょう。
記憶の定着度が変わるはずです。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜にスタバへ。
「良習慣塾」向けのセミナー準備でした。

帰りは、塾帰りの娘と一緒に帰宅。
夏休みの間は帰りのタイミングが合わなかったんですが。
高校の2学期が始まり、塾の時間が戻りました。(^^)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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