コミュニケーションの習慣

ネガティブな言葉をポジティブに変換する3つの方法

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うまくいっている人は、言葉をポジティブに使う達人です。

その方法を取り入れてみましょう。

 

どんな言葉を持つのか

自分がどんな言葉を持つのか。

そして、どんな言葉を持つ環境に囲まれるのか。

それによって、人生が変わってくると考えています。

大げさではなく。

なぜなら、人間は環境の生き物。

どんな環境にいるのかによって、自分も変わります。

その環境に影響してくるものが言葉だと思っているのです。

自分の環境が変われば言葉も変わります。

たとえば、茨城県で育った私は、子どもの頃から「つっぽす」という言葉を使っていました。

しかし、大学入学時に上京したときに、埼玉県出身の友人に「つっぽす」と言ったら、「???」という顔をされました。

そう、「つっぽす」は方言だったのです(笑)。

標準語では「つっぽす」は「突き刺す」の意味。

言葉の響きも違いますよね。

要は、

・育った環境で使う言葉は変わる

ということです。

 


 

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あなたの言葉があなたをつくる

茨城県で育てば茨城県の言葉で話す。

日本で育てば日本国を使います。

アメリカで生まれれば話すのは英語です。

環境によって言葉が変わるわけです。

これは、

・家庭

・職場

・学校

・コミュニティー

などでも同じことが言えますよね。

ポジティブな言葉で話す人が周りにいれば、日時生活でポジティブな言葉を浴びて過ごすことになります。

一方で、ネガティブな言葉を話す人に囲まれれば、ネガティブな言葉が周りで飛びかうわけです。

たとえば、2人以上がいる場合。

上司や部下、先生と生徒、親と子どもなどがあります。

それが増えれば、会社や組織、学校や学習塾、家庭などになってきます。

そのときに、リーダーやメンバーがどのような言葉で話しているのか。

その言葉が、どのようなチームかがわかるでしょう。

言葉が環境をつくるからです。

ですから、もしあなたがリーダーなら、あなたが使ってきた言葉が周りに影響を与えています。

そして、あなたが使ってきた言葉に影響を受けた相手が、あなたに影響しているわけです。

これは自分自身も同じです。

あなたがこれまで使ってきた言葉が、あなたに影響して、今のあなたになっています。

そして、これからあなたが使っていく言葉が、これからのあなたを育てていくのです。

あなた自身という土地に、どんな種を蒔いていくのか。

そこにどんな水をまいて、どんな実を結ぶのか。

それは、あなたが使っている言葉次第です。

 


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言葉のとらえ方をプラスに変換する3つの工夫

では、あなたや周囲に良い影響を与える言葉を増やしていくためには、どうすればいいのでしょうか?

私がおすすめしたいのは、

・言葉のとらえ方を変換すること

です。

ここは、

1:状況のとらえ方を変換する

2:相手のとらえ方を変換する

3:否定の伝え方を変換する

という3つのポイントで考えていきましょう。

 

1:状況のとらえ方を変換する

私たちは様々な状況に対する印象を感じる生き物です。

その状況へのとらえ方を変換していきましょう。

つい使ってしまいそうになるのは、たとえば、

・面倒くさい

・難しい

・ミスしてしまった

などといったところでしょうか。

そういった言葉が出てきたら、

・面倒くさい→どうやったらスピードアップできるか工夫しよう

・難しい→これを乗り切ったらまた成長するな

・ミスしてしまった→ブログネタになる

という風に変換するのです。

ポイントは、ネガティブな感情が出てきたときに即座に

「良かった!」

というフレーズをはさむことです。

・面倒くさい→(良かった!)→どうやったらスピードアップできるか工夫しよう

という感じです。

 

2:相手のとらえ方を変換する

私たちは、相手に対する印象を持っています。

たとえば、

・あの人はルーズだ

・あの人は不安ばかり口にする

・あの人は口うるさい

という感じに。

これも変換してみましょう。

・あの人はルーズだ→あの人はおおらかだ

・あの人は不安ばかり口にする→あの人は未来のことを考えられる

・あの人は口うるさい→あの人はよく気がつく人だ

というように。

ここのポイントは、

・よく見れば

というフレーズをはさむこと。

具体的には、

・あの人はルーズだ→(よく見れば)→あの人はおおらかだ

ということです。

 

3:否定の伝え方を変換する

これは目標設定でもあることで

「〜しない」

という依頼を避けるということです。

たとえば、

・遅刻しないでね

・ミスするなよ

・二度寝しないぞ

という言葉です。

これは「〜しない」と言えば言うほど、そのことを意識してしまうのが私たち人間なのです。

ですから、「レモンのことは考えないでください」と言われると、つい黄色のレモンを思い出してだ液が出てくるようなことです。

否定の伝え方を変換して、

・遅刻しないでね→余裕を持って5分前に集合しよう

・ミスするなよ→2重チェックをしよう

・二度寝しないぞ→目が覚めたらすぐにシャワーを浴びよう

という形です。

ポイントは「〜しない」という否定ではなく、「〜しよう」というフレーズにすることです。

 

まとめ

このように、一見ネガティブなことでも、うまく変換すればネガティブな言葉を避けることができます。

これは1種のトレーニングですので、日頃から意識してみましょう。

ほかの人のネガティブな言葉が気になり始めたら、トレーニングの成果が出ているということです。

その頃には、あなたの感情はプラスになり、周囲にもポジティブな人が増えているはずです。

ぜひ、3つの変換を習慣にしていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、コーチングセッションを1件。

今後、力を入れていく活動をひと言に集約していただくことができました。

こういう言葉(活動コンセプトや活動テーマ)を一つ持っておくことってとても大事だと思います(たいていの人は持っていないので、、、)。

そのキーワードから、クライアントさんが過去に考えられていたことを「そういえば・・・」と記憶がよみがえりました。

まさに「気づき」。

大事なことって、大事なことなのに、いつの間にか忘れ去られてしまっていることがあるんですよね。


 

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