良習慣づくりの習慣

「自分のリズム」をつくり、日常を安定させる方法

投稿日:


慌てたりあせったりすると、良い結果をもたらしませんよね。
気持ちを安定させながら進んでいくための「自分のリズム」という基準をつくりましょう。




 

音楽バンドのサウンドを決める楽器とは?

Q:音楽バンドのサウンドは、何の楽器が決め手になるか?

以前、『関ジャム』という番組でそんな問いかけがありました。
あなたは、何だと思いますか?

そのバンドのサウンドを決める楽器。

番組で出ていた答えは、
・ベースとドラム
です。

私はギターかなと思ってました。
目立つので……。

ベースとドラムが変わると、サウンドはどう変わるのか。
それぞれの違いをわかりやすくするために、プロのミュージシャンたちが、番組で演奏してくれました。

同じ楽曲を
・ロック風
・ポップス風
・ジャズ風
・カントリー風
みたいに違うジャンルで演奏してくれたのです。

「なるほど」と。
たしかに、比較すると全然違います。
素人の私が聞いても、それらの違いがわかりました。

ドラムやベースは、リズム隊。
どちらかというと地味に感じていました(失礼ながら)。

でも、違ったんです。
そのバンドの雰囲気を安定させるのは、リズムなのですね。

Mr.ChildrenならMr.Childrenのサウンド。
back numberならback numberのサウンドがあるわけです。

ですから、私たちは安心して音楽を聞けるわけです。

 


 

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トライアスロンのスイムバトルの怖さ

リズムの大切さ。

昨日、それを感じる体験がありました。
それはトライアスロンのスイムスクールでのできごと。

スクール生のみなさんとの合同練習タイムの前に、自主トレで1800メートルほど泳いでいました。
私にとっては、それなりの練習量だったのです。

それなのに、合同でのメインの練習は「30分間ノンストップで泳ぎ続ける」というメニューでした。
しかも「仲良く順番に泳ぎましょうね」というスタイルではありません。
プールの中で、バトルしながら泳ぎ合うのです。

この練習、速いスイマーの方は、遅いスイマー(私など)を抜いたり、よけたりするのが大変だと思います。
同じコース内を泳ぐので、ぶつかったり、妨害みたいな感じになってしまうこともあります。
もちろん、ワザとじゃなく。

以前の私は、これが超・苦手でした。
ただでさえ自信がない泳ぎ。
プールの中でほかの選手の手が私の足先に触れるだけで「ヤバい、急がなければ!」と緊張します。

しかも、レース本番のときなんて、さらに緊張感が高まるんですよね。
スイムバトルでぶつかったりすると、それだけで慌ててしまいます。

当然のことながら、接触があると、私のリズムが崩れます。
もともと遅い泳ぎが、さらにめちゃくちゃになってしまうんですよね……。

自分が手を動かしてるのか、それとも足を動かしているのかさえ、わからないくらいに混乱するんです。

この状態。
音楽バンドにたとえたら、リズム隊がボロボロになっている状態と一緒です。
不協和音。
とても聞けたものではない。

それを、私はトライアスロンのレース本番でやってしまっていたんです。
そのため、速い人たちが先に泳いで行ってしまうまでスタートを遅らせたり、コースのなるべく端を泳いだりしていたのです。

当然、気持ちよく泳げませんよね……。
遅いスイムは、ますます遅くなっていく。
悪循環です。

 

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30分のノンストップスイムバトルを乗り切れた理由

ただ、昨日の30分間ノンストップで泳ぎ続けたときは、ちょっと違いました。
意外と、耐えられたのです。

なぜ、今回は耐えられたのか。
考えてみました。

私の答えは、
・クロールに関して、「自分のリズム」みたいなものがあったから
です。

以前の私がスイムバトルに強い恐怖を感じていた理由は、
・「自分のリズム」が無いから
だったのです。

現在の私は、少しはましになって、それなりの「自分のリズム」があります。
「このリズムで泳げば、長距離も泳げる」というリズムです。
マラソンで言えば「マイペースで走る」感覚です。

そのため、多少のバトルになったあとも、何とか自分のリズムに戻せました。
すると、必要以上に怖がらなくても平気だと感じられるようになったのです。
「あせったり、混乱したら、自分のリズムに戻れば大丈夫」と思えるからですね。

バンドであれば、リズムが乱れて多少の不協和音がなっても、普段の自分たちのリズムに戻せる。
「ここに戻ればOK」という基準があれば、必要以上にあせらなくても大丈夫でしょう。

この
・「ここに戻ればOK」という基準をつくれば、あせらなくて済む
というのは、私たちの日常にも適用できる考え方です。

たとえば、1日に取り組む習慣。
「この日課に取り組むと、自分らしい1日になる」という基準を決められるといいですよね。

私なら「良習慣の種」というルーティンのチェックリスト。
そのリストの中で、「日々、この習慣を完了できていれば、充実感が味わえる」という良習慣があります。

具体的には、
・10年日記
・ブログ
・メルマガ
・「座右の書」読書
・計画
・経理
などです。

ほかのできごとで流されるような1日だったとしても、自分にとっての「ここに戻ればOK」という習慣があると、自分のリズムをキープできるのです。

あなたの1日にも、「ここに戻ればOK」という基準になるルーティンはあるでしょうか。
もし、現在お持ちでなければ、ぜひつくってみましょう。
毎日の充実感や達成感が味わえ、感情が安定するはずです。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜にトライアスロンのスイムスクールへ。
事前の自主トレ1825メートル。
合同トレーニングで1750メートル。
事後の自主トレで325メートル。
合計で3900メートル泳ぎました。

以前の私なら、死にそうなくらいにつかれている
はずですが、意外と大丈夫でした。

ただ、そうは言ってもやはり放心状態だったのか。
原稿を書き終えていたブログをアップし忘れていました……。(^^;)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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