天職の習慣

思わず嫉妬や批判をしたくなったときの対処法

投稿日:2024/09/10


今日の記事は、きれいごとを抜きにして書いてみようと思って書きました(結果、それほどでもなかった感じもしますが・笑)。
嫉妬や批判の気持ちの扱い方がテーマです。




 

嫉妬や批判の気持ちを、どう表出させるか

私は、ほかの人の活躍を見て、嫉妬することがあります。
思わず、批判したくなる気持ちになることも。
「果たして、この気持ちは、自分が本当に思ってることなのか・・・?」と思う。
そんな自分に出会うときがあります。

ただ、思わず嫉妬してしまったり、批判したくなってしまうのは、人間の本能でもあります。
そう考えると、SNSでネガティブなコメントが増えている理由も、似たようなものなのかもしれませんね(だからといって、全面的に肯定されるものではないわけですが)。

そんなとき、嫉妬や批判の気持ちを、どう表出させるか。
そのアプローチに、その人の人間性が現れるようにも思います。

自分のことだけを考えて、ほかの人の嫉妬や批判をすれば、ストレス解消にはなるかもしれません。
短期的には。

たとえば「日本人が1番好きな会議室」と言われる居酒屋で、会社や上司の愚痴や不平不満を言っている人たちも同じ気持ちを感じているはずです。
以前の私もそうだったので、よくわかるのです。

ただ、嫉妬や批判をした後って、決まって後悔や罪悪感があるのですよね。
これって、まったく生産的じゃありません……。

嫉妬や批判のあとは、決まって私という人間の小ささを感じることになるものです。
長期的には。

その嫌な気分を紛らわせるために、また飲みにいってしまったりして。(笑)
悪循環ですよね……。

 


 

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嫉妬や批判を感じる理由

嫉妬や批判したくなる気持ちは、誰にでもあります(たぶん、多かれ少なかれ)。
ただ、できるなら、そんな気持ちが出てきたときの対処法を知っておけるといいと思うのです。

私が自分に投げかけているのは、
・嫉妬や批判の気持ちが沸き上がってきたら、自分の才能がある場所だと思う
ということです。

たとえば、水泳。

2011年にトライアスロンの初心者練習グループ(アスロニアさん主催の「ビギナーズ・チャレンジ」という6回講座)に申し込んだときから、ずっとコンプレックスがありました。
そう、単純に「泳げない」ことです。
名称こそ「ビギナーズ・チャレンジ」でしたが、私以外の人たちはみんな普通に泳いでました。(そういうものなんですよね・笑)

しかも、私の出身地は海の街。
自転車を15分も走れば、海水浴場があったのです。
実際、友人たちと海で遊びました。
それなのに、カナヅチって……。
情けなさすぎます。

「この練習会に参加している間に、なんとか、もう少し泳げるようになりたい」
そう思いましたが、いきなりそんな簡単に泳げるようにはなりませんでした。

そう思って区民プールに行くと、いるんですよね。
優雅に泳ぐスイマーたちが。

「くっ……。自分もあんな風に泳ぎたい。きっと、あの人たちは水泳部だったに違いない。」と。

・嫉妬
・憧れ
・羨望
・批判
・コンプレックス
などが入り混じった気持ちでした。

でも、いま思えばそこで悔しさを感じるのは、私は心のどこかで「自分も泳げるはずだ」と感じていたということです。

なぜなら、泳げる人には嫉妬していましたが、ゴルフやバスケをしている人には嫉妬しないからです。
要は、私は「自分はゴルフやバスケが上手になりたいと思っていないし、なれるとも思っていない」のです。

そう考えると、私はゴルフやバスケより、水泳に興味関心や才能(のかけら)があるはずなのです。

 

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嫉妬や批判を感じたときの対処法

あなたにも、同じような現象に出会ったことがあるのではないでしょうか。

たとえば、あなたが「あの人って、どうしてあんなに雑なんだろう?」と感じる。
その場合、あなたは繊細な感性の持ち主ということです。

また、あなたが「なんでこの人は、こんなに説明がわかりにくいんだろう?」と思った。
だとすると、あなたは説明の才能があるのです。

なぜ、わかるのでしょうか。
それは、あなたが才能があるから、ほかの人の細かいところにも気がついてしまうということです。
そのため、つい口を出したくなってしまうわけです。

ですから、思わず嫉妬や批判の気持ちが湧き上がってきたら、すかさず
「この分野に才能があるんだな」
と思うようにするのです。

私も、様々な分野で嫉妬の感情が湧き上がります。
・文章スキル
・言葉選びのセンス
・コミュニケーションスキル
・セミナー講師の経験と知識
・スイム、バイク、ランのスキル
など。

そこに嫉妬を感じるということは、私はそれらの分野において、伸びしろがあるということだと捉えるようにしています。
一方で、すべての分野に嫉妬を感じていたら大変なので、そのほかはスルーするようにしています。

たとえば、
・絵画
・料理
・会計
・ゴルフ
・釣り
などは、嫉妬の対象外です。

私たちが嫉妬や批判をしたくなるのは、つまりは「その対象に興味があるから」なのです。
実際、私たちは家族や好きな人を誰かに批判されたら、嫌な気持ちがしますよね。
一方、まったく愛情がないものであれば、批判もスルーできるはずです。

興味があるから、才能がある。
才能があるから、嫉妬や批判の気持ちが湧き上がってくるのです。

あなたが嫉妬や批判を感じたら、
「この分野に才能があるんだな」
と捉えてみましょう。
少なくとも、興味関心がある分野のはずです。

そう思えると、嫉妬や批判の感情も薄まります。
今度、「ㇺッ……。」と思ったら、あなたの才能を感じてみましょう。
嫉妬や批判の心が、やわらぐはずです。

 


 

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■編集後記

昨日は、日中に「習慣化コミュニティー」向けのスタッフメルマガを執筆。

夜は「習慣化コミュニティー」スタッフでの半年に一度の定期ミーティング。
再来週にせまったキャンプの話などを中心に。
話が途切れず、有意義な時間でした。(^^)


 


 

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