気づく習慣

「習慣のクリティカルマス」が続く力を生む

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こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

習慣には「続ける力」が一気に強まる境界線があります。
その境界線を越えるための考え方が、私が「習慣のクリティカルマス」と呼んでいる基準です。




 

「習慣のクリティカルマス」とは?

「クリティカルマス」という言葉があります。

ChatGPTに意味を尋ねると、“ものごとが広がったり、加速したりするために必要な最小限の数や量”とのこと。
何だか、ちょっとわかりづらいですよね(笑)。

私は「ここを超えると一気に動き出す限界値」みたいなイメージです。

私は習慣形成にも「習慣のクリティカルマス」があると信じています。

要は、習慣が定着するまでの「行動量」が決まっている。
そして、誰でも「習慣のクリティカルマス」を満たすことができれば習慣が定着する、という感覚です。

 


 

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「習慣のクリティカルマス」が重要な理由

習慣を始めた頃は、意志力を使う必要があります。
ですから、習慣になるまでにはなかなか骨が折れます。

それでも、
・一定の回数
・一定の行動量
・一定の成功体験
がたまれば、習慣に切り替わるタイミングがある。
その境界線が「習慣のクリティカルマス」なのです。

「習慣のクリティカルマス」に到達すると、実行までの負荷が逆転します。

・始める前:習慣に対して面倒くさい気持ちのほうが強いのでサボりたくなる
・クリティカルマス到達後:習慣をやらないほうが気持ち悪いように感じる
という感じですね。

わかりやすいのは、こういう文脈でよく出てくる「歯みがきの習慣」でしょう。
子どもの頃は、歯みがきって面倒くさかったんですよね、私の場合。
「虫歯で歯が痛くなってから歯医者に行く」という状態でしたから。
治療も痛いはずです。
歯医者が苦手になる理由ですよね。

年齢が上になると、歯みがきを面倒くさいとは思わないようになりました。
むしろ、歯みがきをしないのは気持ちが悪くなりますよね

習慣の成功要因は、歯みがきを何度もくり返し実行することによって「歯みがき習慣のクリティカルマス」を超えたからです。

 

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「習慣のクリティカルマス」に到達する方法

では、どうすれば「習慣のクリティカルマス」に到達できるのでしょうか。

残念ながら、万人にマッチする基準はありません。

本当は、
・本を100冊読んだら、読書習慣が確実に身につく
・読書を100時間すれば、速読スキルが定着する
などの基準があればわかりやすいんですけれど。

「習慣のクリティカルマス」に関する答えは、「人による」ということとなります。

ただ、一定の量や一定の回数をクリアする必要はあります。

そのため、実行するポイントとしては、
「始めは自分が達成できそうな基準にする」
のがコツです。

「これくらいの量なら、多少はイレギュラーがあっても実行できるだろう」みたいな。
その代わり、着実に実行する。
読書なら「1日5ページ読む」とか、「1日5分以上は読む」など。

最初から無理をすると、失敗が続いて「できない自分」を見ることになるので。
そうなるよりは、自分との小さな約束を守り、「できる自分」を感じることが重要です。

「気分が乗るときにたくさんやる」よりは、「気分が乗らないときでも実行できる量」を淡々と実行する。
それが、「習慣のクリティカルマス」に到達するための近道なのです。

あなたにも必ず、境界線を超えるタイミングがやってきます。
まさに「今日の1歩」が、「習慣のクリティカルマス」に近づく行動です。

 


 

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■編集後記

昨日は、午前中にブログやメルマガを執筆。

午後は私の誕生日ということで、家族と外出。
・一橋大学の学園祭
・カフェ
・書店
など。

夜は魚料理の居酒屋へ。
その後、二次会まで。
楽しく幸せな時間を過ごせました。(^^)


 


 

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