タイムマネジメントの習慣

重たいタスクに気分がのらず、なかなかとりかかれないときの対処法をどうするか?

投稿日:


少し面倒なタスクが出てくるとき、ありますよね。

着手するのもためらうし、かといって先のばしをすると自分が困る。

さて、どのように対処していけばいいでしょうか?

 

スポンサーリンク


 

心のエネルギー量がタスク着手のキーポイント

「あ〜、このタスク、ちょっと面倒だなぁ・・・」

気分がのらず、なかなかタスクに取りかかれないとき、ありますよね?

たとえば、長時間残業のときにつくる提案書と、朝一番でつくる提案書はクオリティーが違います。

朝のエネルギーのほうがパワフルなのですね。

それは「心のエネルギー」の量が違うからです。

では、仕事に取りかかる際の心のエネルギーとはどのようなものでしょうか?

これは、面倒なタスクに取りかかるときの感情を思い出してみるとわかるように、

「たいへんそうだなー」
「時間がかかりそうだなー」
「ちゃんと考えなくちゃだめそうだなー」

という気分なのですよね。

それでもなんとか着手できる時もあれば、やはり次の日に先のばししてしまうこともあります。

これは、テスト前になると、急に机の上を片づけはじめてしまう心理と似ています。

心のエネルギーが多ければ面倒なタスクにも向かっていくことができますが、心のエネルギーが少ないと先のばししてしまうわけですね。

そう考えると、心のエネルギーの量は、「面倒なことに対峙する力」と言えるでしょう。

 

ゴールがあるからエネルギーを調整できる

心のエネルギーには、たしかに限界があります。

エネルギーは時間の経過とともに減り、疲労があればパワーが出ません。

精神力と同じで、測定はできないけれども有限なのです。

たとえば、マラソンで10km走ると仮定します。

Aグループには10kmがゴールということを伝えておきます。

一方のBグループにはいつ終わるかは伝えません。

Aグループは、最終ゴールがわかっているので「完走しよう」という心のエネルギーがあります。

また、走っているプロセスを、

「3km走った」
「5km、半分まできた」
「9km、あと1kmでゴールだ」

というように区切ることができるのですね。

心のエネルギーは「10kmを走る」という想定をしておけばいいのです。

しかし、そうと知らされていなかったBグループは、このランニングがいつ終わるかわかりません。

そうなると、心のエネルギーをどれくらい用意しておけば想定ができないのですね。

仮に10人ずつ走ったとしたら、確実にAグループのほうが完走率が高く、Bグループは低いはずです。

これはBグループの人たちが能力が低いわけではありません。

完走する能力を持っていたとしても、心のエネルギーを無限に用意することは難しいのです。

10kmのエネルギー分を用意しなければならないとなると、10km走れる人でも、10km耐えられないのですね。

 

面倒なタスクにはデジタルタイマーで制限しよう

これがタスクになっても同じなのです。

つまり、面倒なタスクがあるのなら、時間を限定してしまうことです。

要は、仮想ゴールを自分でつくるのです。

そのために私がデスクに置いているのが、こちらのタイマーです。

習慣化コミュニティーではみんなが持っています。

私も4つ持っています。(笑)

昨日の早起き習慣化セミナー、私はうっかり忘れてしまったのですが(汗)、ご受講者さんの中にコミュニティーの友人がおり、急きょ貸してもらえました。(笑)
(Aさん、ありがとうございます!)

タイマーをセットした時間であれば人間はなんだかんだと耐えられるので、何はともあれタイマーを押してしまうのです。

すると、不思議と取りかかれるのですね。

デジタルのカウントダウンは、人間の習性においてパワフル。

また、仕事の目的をはっきりさせるのも有効です。

ただ、目的はどちらかというと遠い場所にあるもの。

目の前に面倒なタスクがある場合、目的を考えるだけでは少し弱いのです。

目的をリマインドする場所は、継続が難しいケースに向いています。

面倒なタスクが目の前にあるときは、「まずは5分でいいから手をつけてみよう」と目の前に集中できるように考える。

そのためにも、デジタルのタイマーをセットすしましょう。

そうすることによって、タスクに取りくむ意志力は強くなります。

気づくと10分、15分たっていた、ということはよく起こるものなのです。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日は、早起き習慣化セミナーを開催。

早起き習慣化セミナーも28回目。

2時間の中に詰め込みすぎるのが原因だというのは理解しつつ、「なるべくたくさんのものを持ち帰っていただきたい」という気持も。

そうして、いつも最後に時間が足りなくなるのが課題です。。。(^_^;)

【募集中】
1月25日 19:30〜21:30 もう2度寝しない!「早起き習慣化セミナー」 〜朝2時間の自由時間を生み出す〜

【メルマガを発行しています】
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
ひとり複数のビジネスをおこない、人生を充実させていくリアルストーリーにご興味があればぜひ!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く!」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!
https://55auto.biz/ryoushuukan/touroku/entryform3.htm;;




複業で「自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-タイムマネジメントの習慣

執筆者:

関連記事

うまくいっている人は目標への「話す・視る・考える・手足を動かす」時間を確保している

目標に対して「うまくいく人」と「うまくいかない人」を分けるものは何か? それはシンプルに、目標への「話す・視る・考える・手足を動かす」時間を投資できているかどうかです。   うまくいっている …

時間の使い方が上達する3つのステップ。時間の使い方は脳の使い方。

私たちの「時間の使い方」は、私たちの「脳の使い方」と同じです。 理想の1日に近づいていくために、その法則を活用していきましょう。   新しい「理想の1日」を実践するためには? 今日は、新たに …

理想と現実のギャップを埋める方法

理想と現実を比較してギャップを明確にする。 ギャップを埋めるために行動・ふり返り・改善をしていく。 ものすごくシンプルかつ基本ですが、それだけに効果があります。   定期的に考えたい「理想と …

「究極の時間の使い方」を実現する考え方

究極の時間の使い方。 「それがあるとすれば、どんな時間の使い方なんだろう?」 そんなことを考えることがあります。 私の考えを記事に書きました。   「究極の時間の使い方」はあるのか? 究極の …

濃密な時間をつくる3つのテクニックと深く集中するための3つの工夫

分散なしに集中する時間。 自分ひとりでがっちり考える時間。 今の時代はどちらも得がたい時間です。 だからこそ、自分から取りにいきましょう。   月に1度の2時間集中タイムをつくる習慣 昨日は …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。