良習慣の習慣

10年通い続けた歯科医院を変える理由は、変化を起こすパワーを忘れないため。

投稿日:


10年単位で変えていないものはありますか?

長期視点でみると、決まりきったルーティンに変化を起こすことも必要です。

 

スポンサーリンク


 

10年以上通い続けた歯科医院を変える

先日、10年以上通い続けた歯科医院から、新しい歯科医院に変えることにしました。

といっても、これまで通っていた歯科医院にトラブルや大きな不満があったわけではありません。

院長とも道で会えばあいさつする関係性がありますし、いつも同じ担当スタッフの方がクリーニングをしてくれます。

医院も開院から順調なようで医院も拡大し、新しくてきれいな院内です。

待合室においてあるビジネス誌やファッション誌などもセンスがよく、お気に入りの場所でした。

また、もう何年も定期検診に通っているので、虫歯の治療はほとんどなく、定期検診とクリーニングに行くだけ済みます。

通院もほとんど1回で終わりますから、非常に楽なのですね。

 

「いつもと同じ」はどっぷりはまりすぎると逆にリスキー

この状態は、「習慣化」という意味においては、非常に好ましい状況です。

・決まった場所
・決まった人
・決まった状況

など、一定のパターンをつくりあげれば習慣化しやすいですし、続けるためにはその状態を目指していく部分ではあるのです。

ただし、ひとつのパターンがあまりにも続きすぎるとどうなるでしょうか。

そこには、ちょっとした弊害が出てくると思うのですよね。

具体的には、「変化していく、という感覚が鈍くなってくる」ということです。

たとえば、歯科医院に限らず、

・ランチを食べる場所
・飲みにいくお店
・休日に遊びに行く場所
・髪を切るお店

など、気に入った場所を見つけるものです。

そうなると、私たちは、無意識のうちにお気に入りばかりに行くようになるのですね。

それが「いつも通りで安心・安全」だからです。

しかし、いくらお気に入りだからといって、常に同じ場所にいるようになってしまうと、「新しい場所に行ってみよう!」という柔軟性が失われてしまいます。

もっというと、自分で選択しているはずなのに、いつのまにか主体性を失い、他動的に「同じ場所に行かされている」という状態になってくるのではないかと思うのです。

これは、習慣化というよりも、思考や行動が固定化してしまっている状態だといえるでしょう。

 

変えても問題ないものは試しに変えてみよう

今回、私が歯科医院を変えるきっかけになったのは、新しい歯科医院にミッションステートメントがあったからです。

そのミッションには、「治療ではなく、予防に力を注ぐ」とありました。

そのフレーズを読んだ瞬間、

・治療=緊急かつ重要なこと
・予防=緊急ではないけれど重要なこと

という図式が頭に浮かんできました。

予防に力を注ぐ。

まさに「第2領域」なのですよね。

私は、そのミッションに共感したのです。

残念ながら、これまで通っていた歯科医院では、ミッションステートメントを見つけることはできませんでした。

私自身も、10年前はミッションの重要性を認識していません。。。

ミッションで「予防が大事」などと言われても、私自身のレベルも低いので、きっと響かなかったでしょう。

このように、10年もたてば、自分の趣味嗜好や興味関心に変化が出ていることも多いのではないでしょうか。

それなのに、惰性や依存でいつもと同じ現状維持を望んでしまう。

そのようにして、変化するリスクをとらないというのは、自分の成長や変化も見逃しているということです。

先ほどあげた、

・ランチを食べる場所
・飲みにいくお店
・休日に遊びに行く場所
・髪を切るお店

などといった場所以外に、自分の行動パターンや思考パターンにも、変化が起きていない部分もあるはずです。

5年や10年単位で同じようなルーティンにおちいっていることは、意外と多いものです。

私が歯科医院を変えたように、ふり返ってみて、あえて変化させることもときには必要ではないでしょうか。

その上で、変えても問題がないと思うものは、試しに1回だけ変えてみるのもおもしろいものです。

もし、新しい場所がどうしても気に入らなければ、また戻ればいいのですから、リスクはありません。

また、新しい場所に飛びこむためには情報収集も必要ですし、新しい場所は緊急感や違和感もありますが、新しい体験が学びにもなるはずです。

スムーズにいかないことや慣れないこと、それも含めて楽しむくらいのマインドで、試してみてはいかがでしょうか?

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

「習慣化の学校」の新しい仕事に手間取っています。。。

動画のアップロードは慣れていたのですが、テキストをFTPサーバーの使い方を調べるのにひと苦労。

ようやくアップロードしたら、URLの共有化がわからず、、、(T_T)

期限が近づいてきており、あせっています・・・。

【お知らせ】
メルマガをスタートいたします。

読者さんが50名集まったところで配信をスタートする予定です。

ご興味を持っていただけたら嬉しいです。(^_^)

▼登録は下記からお願いいたします!
https://55auto.biz/ryoushuukan/touroku/entryform3.htm

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-良習慣の習慣

執筆者:

関連記事

悪習慣をやめたい人は、注意そらしと代替行動の2つのアプローチで対策を考えてみよう。

誰にでも1つや2つ、やめられない悪い習慣があるのではないでしょうか。 本記事で、悪い習慣をやめるためのアプローチを2つご紹介しますね。 やめたい習慣がある方へのヒントになればうれしいです。(^_^) …

良習慣形成とは「自分の真善美に向かう勇気」のこと

私たちの本能は、 ・悪習慣=多数派 ・良習慣=少数派 です。 少数派でも、良習慣の定着のために声をあげていきましょう。   「外側の良い」のトラップ 良習慣形成に取り組む。 すばらしいことで …

自分の活動を家族に理解してもらう方法

■セミナー準備完了!   仲間内の勉強会で作成した資料を、ほぼ全て改定したスライドが完成しました!   コンテンツの充実を考えると次から次へとアイデアが浮かんできます。 やはり興味 …

「『7つの習慣 ファミリー』を実践する」が実現できなった理由

「どんな目標にするか?」を掲げることは、簡単です。 一方で、目標を自分が「しっくりくる」表現になるまで書き直すのは、それなりに時間がかかります。 自分に納得が行く表現になるまで、目標文は何度も書き直し …

習慣化目標を公言しよう。内部と外部のモチベーションの組み合わせが習慣化のパワーになる。

ダイエットの習慣化、今のところ順調です。 2年ぶりのダイエットの習慣化にトライする中で強く感じるのは、やはり「自分の内部のモチベーション」と、「自分以外の外部のモチベーション」を組み合わせた際の威力で …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。