読書の習慣

「本を読んで、行動する人」になる方法

投稿日:2025/08/16


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

本を読んだら、心に響いたアクションを実行する。
そのシンプルなことが、なぜできないのか。
私の失敗例から、改善点を考えてみました。




 

「本を読んでいるのに、行動できない人」になる理由

本を読むことは、インプットです。

では、インプットは何のためにするのでしょうか。

行動する(=アウトプット)ためですね。

こうして書いてみると、とてもシンプルです。
何の目新しいこともありません。

ただ、不思議なこともあります。
このシンプルなことが、意外とできないものなんです。
それは私だけではなくて。
「本を読んだのに行動できない」とか「本を読んだら読みっぱなし」という声は多いのです。

その理由がどこにあるのか。
私の場合は、「欲張っていた」のが原因です。

 


 

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私が失敗していた理由

本を読むのは行動するため。
以前の私は、それがわかっていませんでした。

それが変わったのは、17年ほど前。
本田直之さんの著書『レバレッジ・リーディング』を読んだのがきっかけです。
そこから、読書の習慣が定着し始めました。

本には、
・本を読みながら、重要な文章を書き出してレバレッジメモにする
・そのメモをプリントして、目を通す
・学んだことを行動にうつす
というポイントが書いてありました。

私は「なるほど、デキる人というのは、こうやって本を活用しているのか!」と。
単純なんですが、「目からウロコ」という感覚だったんです。

そこで私も実践。
レバレッジメモをつくり、プリントアウトしたものを持ち歩きました。
ここまでは真似することができたんです。

「ふふふ、これで自分も一流のビジネスパーソンの仲間入りだぜ」と思っていました。

しかし、現実は違いました……。

どうなったかというと、
・レバレッジメモが多すぎてタイピングに時間がかかる
・メモをしたはいいけれど、多すぎて行動にうつすことができない
・読書ビギナー(=人生ビギナー)だったので、メモばかり増えて、未完了のメモが増えすぎる
という状況になってしまったんですね。

結果、私は「本を読んでいるのに、行動できない人」でした。
作戦失敗です。

 

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「本を読んで、行動する人」になるには?

では、どうすれば良かったのでしょうか。
もし、現在の私が、17年前に戻れたら、どうするでしょうか。

ポイントは、「絞る」です。

過去の私が行動できなかった理由。
それは前述の通り、あれもこれもと「欲張った」からです。
欲張りすぎて、何もできませんでした。

ですから、やり直せるとしたら、欲張らずに「絞る」。

具体的には、本を読んで響くポイントを10個見つけたとしますよね。
それら10個すべてを行動しようと欲張りません。

その代わり、「もし、1個だけ実行するとしたら何をするか?」を考えます。
そうして、10個から1つに絞る。
それを行動できるように考えたり、工夫したり、試行錯誤する。

要は、欲張って、
・たくさん
・複雑
にするのを避ける。

それよりも、
・少数
・シンプル
にするために考えるのです。

そうすれば、実行率は高まったはず。

「本を読んでいるのに、行動できない人」ではなく、「本を読んで、(少なくとも1つは)行動する人」になれたと思うのです。
そうして最重要の1つを完了できて、余裕があるなら、2つ目に重要なことに着手すればいいわけですよね。

ですから、重要なのは「10個を1つに絞ること」です。

さて、もしもあなたが「本を読んでいるのに、行動できない人」になりがちだとしたら、私のように欲張ってしまっているのかもしれません。
少しふり返ってみて、「絞る」ことができているか、チェックしてみるといいかもしれません。

その絞り込みが、あなたを「本を読んで、行動する人」にしてくれるはずです。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に映画『レ・ミゼラブル』Blu-rayを鑑賞。
『レ・ミゼラブル』はいくつかバージョンがあり、今回は2012年版でした。
この2012年版は、ミュージカルが主体。
セリフの全編が歌になっています。

圧巻なのは、アン・ハサウェイが歌い上げるシーン。
非常に見応えあり。
圧倒されました。(^^)


 


 

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