読書の習慣

はずれ本をひかないためにどうしていますか?私が選書で実践している5つのステップ。

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ここのところ、「はずれ本」をひくことが減りました。

その分、「当たり本」にめぐりあう確率は高まっています。

それは、私が購入前におこなっている本のチェックが上達したからだと考えています。

はずれ本をひかないために私が実践している方法を記事にします。

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自分が必要としている本にめぐり合う確率があがる

私は、年間でだいたい150冊くらいの本を読んでいます。

1年間で500冊以上を読んでいる師匠や300冊以上を読むという周囲の読書家の方にはかないませんが、一般的なビジネスパーソンよりは少しは読んでいる、という程度でしょうか。

その量の本を買っていると、最初の10ページくらいを読んだ時点で、「ああ、、、この本は買わなくてもよかったな・・・。」という本に出会うこともあります。

とくに、10年前にビジネス書なんてほぼ読んだことがない頃は、「釣りタイトル」にはまったり、売れているというだけで買ってしまって、いわゆる「はずれ本」を買うことが多かったものです。

ただ、先日書店にぶらりと入ったときに、ふと「そういえば、最近はあきらかなはずれ本を買うことが減ったなぁ。」ということに気づきました。

「ぜんぶ当たり!」ということはもちろんないのですが、「そのときの自分が必要としている本に当たる確率は高まっているよね。」という感覚です。

 

本を買う前に実践している5つのステップ

そこで、リアル書店で本を買うときに私がおこなっている選書の方法をリストにしてみました。

行動を分解してみたところ、5つのステップに分類することができました。

 

ステップ1:本のタイトルや帯を読んで、カバーを見る

言うまでもなく、本のタイトルはもっとも重要ですよね。

帯がまいてあれば、そこも読みます。

帯には重要な情報が載っているケースがほとんどです。

また、表紙がハードカバーの場合は本自体にお金がかかっているので、出版社が力を入れている場合が多いです。

ちょっと専門的な話ですが、表紙の紙質も見ています。

 

ステップ2:著者のプロフィールを読む

「何を言っているのかよりも、誰が言っているかが重要」という言葉もあるように、どのような著者が書いているのかをチェックしています。

「このテーマの本を書くに値している人なのかな?」という視点で略歴やプロフィールを読みます。

 

ステップ3:カバーのそでの部分を読む

本のカバーをめくった裏面にキャッチコピーなメインの内容紹介が書いてある場合が多いです。

また、その本の内容をひとことで表しているようなキラーフレーズが書いてあるパターンもあり、ここも見逃せません。

 

ステップ4:目次を読む

目次は、非常に重要です。

ここは力を入れて読んでいます。

本をつくるときは目次からつくる人もあると聞いたことがあります。

それだけに、本の内容を端的に知ることができる目次のチェックは欠かせません。

熟読していると、たまにそれだけで「読まなくて良いか・・・」となる本もあります(笑)。

 

ステップ5:まえがき、あとがきを読む

まえがきは、本の内容に入る大事な導入部分です。

ここは、著者の方も出版社の方も、かなり力を入れていますので、ここもサッと読みます。

あと、個人的に重要だと考えているのはあとがきです。

聞いた話ですが、まえがきや本の内容に比べて、あとがきは著者が自由に書いてよい唯一のパートなのだそうです。

最後に著者の本音がぽろっと書かれているケースを見たこともあり、見落としなくない場所です。

 

選書眼を上げるトレーニングのコツは多読すること

5つのステップは、時間をかけずに2〜3分くらいですませたいところですね。

あとは、はずれ本をひかないコツは、「結局は多読を習慣化する」ということにつきるとも考えています。

たくさんの本を読んでいると、直感がはたらくようになってくるからです。

私もはずれ本にあたる確率が減ったのは、1,000冊以上読んだ経験が間違いなくあると思うのです。

最終的に、質をあげるためにはどうしても量が必要ということなのでしょう。

それでも、先にあげた5つのステップをふめば、はずれ本にあたる確率は減るはずです。

「なんだか、はずれ本を買うことが多いんですね・・・。」という方は、ぜひ一度トライしてみていただければ。

 

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■編集後記

昨日は、コーチングセッションのあと、「習慣化の智慧」というWebサービスの更新をおこないました。

習慣化コンサルティング事務局のチームメンバーが海外に出張しているため、私が代わりに更新を担当したのです。

WordPressとメルマガをいじることを、昨日ほど「やっておいて良かった・・・!」と思ったことはありませんでした。(^_^;)

師匠に感謝です!(いつもありがとうございます!)

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