思考の習慣

敵に感じる困難は「見方」を変えると味方

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

思いどおりにいかないとき、困難をつい「敵」と感じてしまうもの。
でも、視点を変えると、困難というギャップは「味方」です。




 

トライアスロンの困難

私には、トライアスロンのレースに4回連続でリタイアした経験があります。
3年かけて……。

原因はスイム。
怖くなって途中でやめたり、一生懸命に泳いだけれど時間切れになったり。

いかに、スイムのスキルが足りないか。
そもそもの練習量が足りないということも影響しています。

学校時代の勉強に似ていて。
苦手科目ほど避けてしまうんです。
だから、よけいに上手くならないという悪循環なんですよね。

スイムはトライアスロンで最初の種目。
何が悲しいって、自宅からロードバイクをレース会場まで運ぶことです。
ロードバイクは軽いとはいえ、それなりの重さ。

それなのに、スイムでリタイアすると、本番のレースではロードバイクの出番がないという状況。
自分が「自転車往復便」になってしまった形です。
悲しくなるんですよね。
エントリーした参加費ももったいないですし。

「じゃあ、ちゃんと普段からトレーニングしなよ」と言われたら、「本当にその通り」としか言いようがないんですけれど。

こういうときは、自分のスキル不足を棚に上げて「困難が続くなぁ……。」と感じてしまうものだったりします。

 


 

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敵は「見方」を変えると味方に変わる

困難。
できれば、避けたいものだなと思います。

トライアスロンなら、もっとスマートに、もっと速く完走したい。
でも、精いっぱいやることしかできないんですよね。

思わず、楽しみのはずのトライアスロンが「敵」に見えてしまったりすることも。
時間が余っているわけではないのにトレーニングの時間が思うように確保できない。
スイムもバイクもランも、なかなか上達しない。
レースにはお金もかかります。

一見、デメリットばかりに見えてしまうんです。
短期的に見ると。

長期視点だと、変わります。
トライアスロンは、実は「見方を変えると味方」なのです。

なぜ、そう思えるのか。
私は困難があるからこそ、ギャップを埋めたくなり、
・工夫
・試行錯誤
・成長
しようともがくからです。

ギャップがあるからこそ、私は上達しようと思えるわけです。
ですから「ギャップ=伸びしろ」という捉え方ができるんですね。

今も現在進行形でスイムのトレーニングをしています。
少しでも上達を感じると、充実感を味わえます。
レースで完泳できると、幸福感に満たされるんです。

もしも、私がエリートのトライアスリートだったらどうでしょうか。
努力や工夫をしないでしょう。
そうしなくてもできてしまうわけですから。
わざわざ取り組む必要がないんですよね。

人は、満足していたら、それ以上のことをやろうとはなかなか思えないもの。
そう考えると、やはり「ギャップ=伸びしろ」なんだと思うのです。

 

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「ギャップ=伸びしろ」と捉えよう

「自分はすべて順調」
もし、そう思ってしまうとしたら、その見方こそ危険な状況かもしれません。

なぜなら、「すべて順調」ということは、「自分ができることしかしていない」からです。
成長の余地をつくっていないということですよね。

よく言われるように、現状維持を目指すと、現状維持さえできないもの。
フラットな「動く歩道」に立っているような感覚ですから。
ラクですけれど、筋力はつきません。

それよりも、下りエスカレーターを上ろうとする。
すると、体力や筋力がつきます。

今は、歩く歩道でもいいかもしれません。
ただ、ずっと歩く歩道に乗っていられると思ってしまうのも危険かなと思います。
それよりは、成長を目指して筋トレしたほうがいい。
将来、困難にぶつかったときに役立つかもしれませんから。

いつも歩く歩道に乗っていると、そのツケがやってくるかもしれません。
そうなったら、困難に立ち向かえないかもしれないんです。

ですから、日々の中で困難と向き合っておいて、自分をアップデートしておく。
そうすれば「ギャップ=伸びしろ」という捉え方です。

困難を意識することで、伸びしろを広げておきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に「Switch GATE」チームでのミーティング。
年内のイベントと年始のイベントまでの内容を詰めました。
来年の本格的な活動が楽しみになってきました。

週刊メルマガも発行。
まもなく、今年3冊目のKindleが完成する予定です。

ただ、複業メルマガを予約投稿していたと思っていたら、設定できておらず……。
23時すぎに気づき、メルマガをあわてて発行してしまいました。(T_T)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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