思考の習慣

「自分の良心に従う」という基準を持ってみる

投稿日:2023/11/09


私たちの人生で「見えないけれど大事なもの」は、たくさんあります。
そのうちの1つは「良心」だと感じるできごとがありました。




 

朝の通勤電車で味わえた充実感

今朝、会社に向かう通勤電車で、
Q:充実感とは?
を考えるできごとがありました。

大げさなことではありません。
妊婦の方に席を譲っただけです。
あっ、「俺って親切だろ?」っていう自慢ではありませんよ。(笑)

私は、通勤電車について最短ルートをあえて使っていません。
なぜなら、最短ルートだと、座れないからです。

その「座れないから」という理由も「体力が持たないから、すまんのう……。」というわけでもありません。
座れると、パソコンを広げられるからです。

もちろん、混んでいる電車でも、立ちながらスマホでブログを書くことはできるんです。
それなりのスピードで。

ただ、やはりパソコンのタッチタイピングのスピードには劣ります。

ですから、ちょっと遠まわりをしてでも、「電車で座ってタッチタイピング」の生産性をとることにしているんです。
それくらいの面倒でブログを書く効率が上がるなら、私は喜んで自宅を早めに出ます。

そんな想いで、確保した座席。
視線を落として、パソコンモニターを眺めながらキーボードを打っていました(音が出ないようにして静かに)。

そんなときです。

「コツッ!」っと私の足に、前に立っている女性の足が当たったんです。
2回ほど。

「おや?」と思って前を見たら、妊婦さんが立っていたんですね。
そこで「あっ、、、どうぞ」と席を譲りました。

妊婦さんは「ありがとうございます」と笑顔で返してくれました。

そのあとです。
「いいことしたな」みたいな気分になりました。(笑)
同時に、胸のあたりがジワジワっとあたたかくなったんです。

「これって、充実感だよな」と。
朝から心が満たされました。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール





充実感を味わうためにエネルギーは必要ない

充実感。
すばらしい感情ですよね。

私は、充実感を味わえる時間が長ければ長いほど、良き人生なのだと考えています。

ただ、今朝まで私は、充実感とは、
・自分のエネルギーを注ぐ必要がある
と感じていました。

自分のエネルギーを投下して、何かをやりとげる。
そんなときに味わえる感情が、充実感だと思っていたんです。

たとえば、
・「面倒だな」という気持ちに勝って、片づけができた
・アクアスロンのレースをなんとか完走できた
・10年日記を続けてもうすぐ丸2年の継続を感じた
みたいに。

要は、充実感を味わうためには、
・自分のエネルギーを注ぐことが条件
だと思っていたんです。

一方、今朝の電車で味わった充実感は、
・自分のエネルギーを注ぐ
とは違います。(妊婦さんに席を譲るのに、エネルギーは不要ですよね)

ということは、充実感のために、
・必ずしも何かを達成する必要は無い
と思ったわけです。

これは、私にとって新しい気づきでした。

それで思い返してみると、たしかにあるんです。
・自分のエネルギーを注ぐ
こと無しに、充実感を味わえたことが。

たとえば、
・ダイエット中の「もっと食べたい」欲求を抑えられた
・予定が詰まっている週末に、家族会議の時間を優先できた
・誰も見ていないところで、ごみを拾った
みたいな経験があったんです。
そのときに、充実感を味わえました。

あなたにも、同じような経験がありませんか?

 

■スポンサーリンク




「自分の良心」という意思決定の基準

さて、充実感はどこから生まれるのでしょうか。

私が考えたのは、
・「自分の良心」に従ったとき
です。

日々を送っていると、迷うときがあります。

その選択をしたら、
・損するか、得するか?
・正解か、不正解か?
・評価されるか、非難される?
など、私たちに「どうする?」と訴えかけてくるんです。

そんなとき、わかりやすい基準があるといいですよね。
私たちの意思決定を助けてくれるような。

そんなときの意思決定の基準の1つとして、
・「自分の良心」に従ってみる
というルールから選択してみるのはいかがでしょうか。

そうすれば、習慣なら、
・早起き
・運動
・片づけ
・読書
・学習
などを選択しやすくなりますよね。

少なくとも、
・二度寝
・夜ふかし
・食べすぎ
・ダラダラ
・スマホいじり
よりはずっと。

もちろん、「良心に従う」って、口で言うほど簡単なことじゃないのはよくわかってます。
あなたも、きっと「伊藤さん、それができたら苦労しないですけど」と思われているはずですよね。(笑)

そんなときは、もしかすると完璧主義思考になっているかもしれません。

おすすめは、
・1日1回だけ「良心に従う」
という実験はいかがでしょうか。

1日のうち、1回でいいので、あなたの良心に従う選択をするのです。

たとえば、
・面倒くさいけど日記を書く
・面倒くさいけどスクワットをする
・面倒くさいけど小遣い簿をつける
みたいに。

1種のゲームとして。
私は、今日の分は妊婦さんに席をゆずったのでゲームクリアです。(笑)

3日間だけでもいいので、試してみてはいかがでしょうか。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。

夜は「良習慣塾」セミナーの準備。
順調に進みました。
今回もお伝えするのが楽しみな内容です。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-思考の習慣

執筆者:

関連記事

毎月の習慣と毎日の習慣。優先すべきはどちらか?

「1ヶ月のふり返りとプランニングを優先するべきか?」 それとも、 「毎日の習慣であるブログを書くことを優先するべきか?」 そんな選択に迷ったので、解決策を記事に残しました。   「じっくり考 …

「マラソンレースで歩かない」という思考習慣。人生や複業を「あきらめない」ことにつながる。

趣味を楽しみつつも、思考習慣をトレーニングする。 趣味に向き合う中で身につけた思考習慣は、人生やビジネスにも影響を与えてくれるものです。   スポンサーリンク   マラソン大会で目 …

「私がマッキンゼーを辞めた理由」に学ぶ!決断力を持っている人の3つの習慣

  「東大院卒・マッキンゼー社員が芸人になった!」とは帯のキャッチコピー。 そのような決断力を持つ石井てる美さんはどのような習慣を持っているのでしょうか? 本書から学んだ3つの大切な習慣を選 …

「考える」とは具体的にどのような行動なのか?

「考える」とは、どのような行為をすることなのでしょうか? 私の結論は「ものごとをシンプルにするためにノートに書き出すこと」です。 その理由を記事にまとめてみました。   「考える」とは具体的 …

批判に対処する3つのステップ。批判を改善材料にするか、スルーするか。

先日のセッションで、行動を起こしているクライアントさんから、「自分の行動をされた」というお話がありました。 そこで、批判への対処を考えてみました。   スポンサーリンク   なぜ人 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。