気づきの習慣

短時間であなたのパフォーマンスを高める方法

投稿日:2021/07/16


私たちは、スキルや実績が変わらなくても、パフォーマンスアップできる方法があります。

その方法は、あなたの「役割」に関係しています。




 

短時間でパフォーマンスを高める方法

あなたが、短時間でパフォーマンスを高められるようになる方法があります。

それは、あなたの

・役割を変える

ということです。

どんな方法か。

たとえば、

・経理でミスを連発してパフォーマンスが低い

という人が、

・営業に変わったらパフォーマンスが高くなった

という感じです。

サッカーでいえば、ストライカーはうまくできなかった人が、ポジションを変えてディフェンスになったら鉄壁の守備ができる人だったような。

そのようなイメージです。

なぜ、役割を変えるとパフォーマンスアップできるのでしょうか。

その理由は、

・自分が持つ自分への認識が変わるから

です。

 


 

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役割に関する研究

役割を変えることでパフォーマンスが変わる。

それを証明する興味深い研究があります。

それが、ロシアの心理学者レフ・ヴィゴツキー氏による

・役割に関する研究

です。

研究では、小さな子どもたちが対象。

まず、小さな子どもたちに「じっとしていなさい」と伝えます。

しかし、子どもたちは動いてしまいました。

そこで、次の実験として、

・役割を変える

のです。

どうするのか。

それは、小さな子どもに

・「ガードマンになって」と伝える

のです。

すると、どうなったか。

子どもたちはじっとしていられるようになったのです。

これは、子どもたちが自分に「ガードマン」のイメージを与えたことによって、

・役割を変える

ことに成功したのです。

結果、「じっとすることが似合っているガードマンのような自分」を手に入れた。

ですから「じっとしている」ことができたわけです。

役割を変えただけで、パフォーマンスが高まることがわかる研究ですよね。

じつに興味深い。

これを日常に置き換えるとどうなるか。

考えてみましょう。

たとえば、「どうしても先のばししてしまう」というお悩みがあったとします。

先のばししてしまう理由のひとつは、まさに

・「先のばしする自分」の役割を演じている

わけです。

つまり、自分に対して

・先のばしする役割

を与えてしまっているわけです。

ですから、先のばししてしまう。

そのようなメカニズムなのです。

この場合は、役割を変えるために、たとえば

・自分は「すぐやる課」のエースだ

という風に言い聞かせてみる。

そうすることで、先のばしをする自分を変えられるようになるのです。

 

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役割を変えてパフォーマンスを高める

この役割に関して、私にとって大きな気づきを得た瞬間があります。

私の失敗談です、、、

それは、数年前のコーチングセッションでのできごとです。

クライアントの話を聞いていて、クライアントに起きている「認知のゆがみ」を感じました。

シンプルに言うと、

・変えられないものを変えようとしている

・自分ではなく相手を変えようとしている

・未来ではなく過去を見てばかりいる

のです。

これは私の中でNG。

労力がかかりすぎますし、たとえできたとしても徒労に終わるでしょう。

ですから、「こういう見方もありませんか?」という質問を何度かくり返してみました。

クライアントの視点を私の見方の方向に変えたかったのです(本来は、コーチは質問でクライアントを誘導してはいけません、、、)。

それが、クライアントの気分を害してしまいました。

そこでクライアントから出てきた言葉に、私は自分の間違いに気づいたのです。

それは、クライアントの

「コーチには弁護士のように自分のことを守って欲しい」

という言葉です。

弁護士。

コーチではなく、弁護士のように。

たとえクライアントが偏った見方をしていても、それを否定しない。

それよりも、私が

・クライアントのことを守る弁護士の役割

を担って欲しかったのだと。

私はハッとしました。

クライアントに良かれと思ってやっていたことは、相手にとっては逆効果だったからです。

それ以来、クライアントが葛藤やトラブル抱えていたら、

・自分は弁護士という役割を持っている

という方法でクライアントに接するようにしたのです。

それによって、クライアントにとっての期待に応える存在になれたのだと考えています。

さて、あなたの役割にはどんなものがあるでしょうか。

あなたがご自身のパフォーマンスが低いと思ったら、役割がフィットしていないのかもしれません。

ポジションを変えることができるかどうか。

ぜひ書き出して、考えてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の「習慣化オンラインサロン」朝活朝活ファシリテーションからスタート。

昼休みにコーチングセッション。

夜も「良習慣塾」メンバーとのコーチングセッション2件。

終了後はKindle執筆や「習慣化オンラインサロン」の仕事まで取り組めました。(^^)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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