思考の習慣

「最高の自分」を目指すために。思考習慣をより良く変化させていこう。

投稿日:2016/07/06


現実をより良く変化させるためには、考え方を変えていくことが不可欠です。

思考習慣を変えるのは時間がかかりますが、効果の高い変容アプローチです。

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クライアントの視点が変化する喜び

コーチングに取り組んでいて嬉しいことの1つに、継続してサポートしているクライアントさんにポジティブな変化が起こることがあります。

それは、もちろん、

・早起きの習慣化に成功しした
・ずっとやりたいと思いつつ手をつけられていなかったブログをはじめた
・セミナー初めて開催した

などといった目標達成はあります。

ゴールが明確なのでわかりやすいし、ある意味で「コーチング的な成長」とも言えるでしょう。

ただ、同時に価値を置きたいのは、目には見えないけれども、「考えかたやものの見方」が変化することです。

最近嬉しかったクライアントさんの変化があります。

彼は、早起き習慣化に取り組んでいる中で、なかなか理想的な起床と就寝を守ることができませんでした。

そのクライアントさんは、取り組んできた結果だけを見て、

・どうしても起きられずに二度寝してしまう
・わかっているけど寝られない
・仕事で疲れてしまう

というコメントを出すことが多かったのです。

私から見ると、成長している部分はたくさんあり、フィードバックもしているのですが、なかなか上書きされませんでした。

思考習慣を変えることは、本当に時間がかかるものなのです。

しかし、一定期間を過ぎたころに、ポジティブなコメントが出てくるようになりました。

例をあげると、

・起きることはできなかったけれど、寝る時間は守れた
・日中に運動をしてみて、心地よい疲労感を持って寝てみようと思う
・ネガティブな気持は紙に書き出してからふとんに入ることを試してみます

というニュアンスに変わってきました。

当初から比べると、あきらかに、

・できている部分を見つける
・プラスの側面を見る
・アイデアをとりあえず試してみる

という点でプラスになっています。

ネガティブな側面から感情的なコメントをつけるのではなく、自分の目標のために工夫をするフェーズになってきたのです。

このような変化は、コーチがいくら言ってもなかなか変わりません。

それよりは、クライアントの内部に変化を起こすことが大切です。

 

目標達成は大事だけれど無形資産も重要

目標を達成するのは、確かに重要なことです。

しかし、極論すると「目標をクリアできたかどうか?」は、本当に重要なことではありません。

むしろ「目標に向かうまでのプロセスで何を得られたか?」が重要なのです。

わかりやすく言えば経済的なリターンでしょう。

会社の社長であれば、コーチングで出た自分のアイデアを実行に移すことで、コーチングフィーの何倍ものリターンを得ることも十分可能です。

コーチを雇う意味も出てきます。

ただ、そのようなわかりやすいリターンだけではない部分もあるのです。

たとえば、

・人生のミッションをもとに、夢や目標を描くことができた
・普段はなかなか考えないような自分のアイデンティティーや人生の目的について考えた
・自分の強みや才能に気づくことができた
・悩んでいたことに向きあって、解決に向けて前進する決意をした
・こじらせていた人間関係を修復するアクションをとる勇気が出た

といったリターンもあります。

これらは、自ら行動することを選択し、ポジティブな面にフォーカスしているからこそ実現するものです。

物やお金などといった目に見える有形の資産ではありませんし、即時的なリターンでもありません。

しかし、場合によっては有形の資産よりも貴重なものです。

 

最高の自分になるために思考習慣を変えていく

そこにたどり着くために欠かせないのが、思考習慣です。

一例をあげれば、

・自責思考なのか、他責思考なのか?
・言い訳行動思考なのか、工夫行動思考なのか?
・思考停止なのか、思考発展なのか?

といったどちらの思考を選択するのかによって、人生の充実度を大きく変化させる重要な視点だと考えています。

それだけに、思考習慣を変えるというのは、人生を一変させるようなできごとでもなければ、短劇的に変化させるのは難しいもの。

私自身をふり返ってみても、その変化は徐々に変わっていくプロセスです。

ですから、私がコーチングを通じてクライアントさんに念を送っている(笑)のは、

「自らがなり得る最高の自分になって欲しい!」

ということです。

クライアントさんが最高の自分になるために、ご自身の才能や資質に気づいていただいたり、それを活かして目標に向かうためのサポートをするのです。

そのためには、「私はできる!」と思っていただく必要があります。

100%ポジティブはありえませんが、「最高の自分になるために」自分自身の人生に向き合いつつ、「ポジティブな側面」に焦点をあてて行動に取り組むことは、最優先にするくらい重要なことだと考えています。

 

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■編集後記

昨日は、トライアスロンチームのメンバーでスイムトレーニング。

そのあとの食事会は、打上げ・決起集会・反省会など、いろいろな要素がありました。

チームのみなさんに迷惑をかけていましたが、直接謝ることができて少しホッとしました。。。

チームメイトのみなさんに感謝です。(T_T)

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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