良習慣の習慣

集中力を高める方法。ひとり・2人・3人以上のシチュエーション別に考える

投稿日:


ひとりのとき、2人のとき、3人以上のとき。

それぞれのシチュエーションで集中したいときの方法を記事にしました。




 

集中力を高めるための原則とは?

「これからの時間、集中したい」

そう思ったとき、あなたは何をしますか?

深呼吸をする。

タイマーをセットする。

「これから集中します!」とツイッターで宣言する。

どれもいい方法です。

たた、上記のような小さなアクションを起こすことよりも、もっと効果が高いことがあります。

それは、

・集中できる「環境」を整えること

です。

たとえば、あなたが「集中しよう」と思ってデスクに向かったとします。

それなのにデスクの上が乱雑になっている。

周りの余計なものが目に入って気になる。

飲みかけのペットボトルが置いたままになっている。

そんな状況では、集中しようと思ってもエネルギーが分散してしまいますよね。

実際、私自身も「さて、ブログを書こう!」と思ったときに邪魔が入るときがあります。

携帯に着信があったり、LINE通知がきたり。

そうなれば、どうしても認知がそちらに奪われます。

これはエンジンをかけようとしたのにもかかわらず、邪魔が入ってエンジンをストップしてしまうようなもの。

せっかくのエネルギーが、もったいないんですよね。

 


 

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スマホをしまうだけで集中力は高まる

集中したいときには、集中できる環境をととのえる。

シンプルなことではありますが、原則です。

あなたの身のまわりでもとくに注意したいのはスマホです。

スマホがデスクの上に出ているだけで、集中力が落ちるという研究結果があります。

それは、学生を対象にした研究です。

デスクの上にスマホを出していたグループと、スマホを目につかない場所にしまっておいたグループ。

2つのグループの学力を比べると、デスクの上にスマホを出していたグループのほうが点数がわるかったのです。

たとえスマホを使わずに時計代わりにしているだけでも、認知のリソースが奪われていくのです。

ですから、集中したいときは機内モードにするだけでなく、視界に入らないようにかばんの中にスマホをしまいましょう。

どうしても気になる方は、一定のサイクルで休憩をとり、スマホをチェックする時間をとればOKでしょう。

たとえば25分は集中する。

そのあと5分の休憩のときにスマホをチェックすればいいのです。

よほど緊急の用件がない限りは、このサイクルでチェックすれば支障はでないはずです。

ポモドーロ・テクニックに挫折した私が習慣化に成功した理由 | 【良習慣の力!】ブログ

 

とにかく、集中するためにはスマホをはじめたとした注意をそらすものを排除すること。

これが集中力を発揮するためのシンプルな原則です。

会社の中でも、周囲から見ていても「集中力が分散しやすい人だな」という人を見かけます。

すると、たいていその人は、デスクやパソコンのデスクトップが乱雑なのです。

それでは、意識エネルギーが分散してしまっている状態。

どうしても集中力が奪われてしまうのです。

カフェに行ったときに、スマホを出して作業をしている人はしまってから作業に取りかかるようにしてみましょう。

 


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シチュエーション別に集中力を高める方法を考える

デスクや周囲を片づけて、スマホを見えない場所におく。

そうして集中できる環境がととのったとしても安心はできません。

人はサボりたい生き物だからです。

そんなサボりを防ぐために、私が実践している工夫を3つご紹介します。

人数別のシチュエーションに合わせて、

1 ひとりで集中したいとき

2 2人で集中したいとき

3 3人以上で集中したいとき

でご紹介しますね。

 

1 ひとりで集中したいとき:Zoomを立ち上げながら集中する

ひとりで集中したいのに、集中できなそうなとき。

私はZoomを立ち上げるようにしています。

もちろん、カメラはオン。

その状態で、自分の活動に取りかかるのです。

ちょっとサボりたくなってきたなと感じて顔をあげるとパソコンモニターに自分の顔が映っています。(まあまあ大きく・笑)

するとだらけはじめた自分に気づき、「だめだだめだ、集中しよう」と元の活動に戻ることができるのです。

これは、心理学で「自己認識力」と呼ばれる効果を活用しています。

理想の状態と違っている自分を見ることで、理想の状態に戻そうという意識がはたらく効果があるのです。

 

2 2人で集中したいとき:YouTube動画を再生しながら集中する

2人といっても、これはバーチャルの2人です。

YouTubeには、真剣に学習する人の映像がたくさんあります。

その映像を流しながら、一緒に集中する雰囲気をつくりましょう。

ちょっとサボりそうになったとき、目の前で真剣学習している人がいると「自分もやらなきゃ」と思えます。

これは「ミラーニューロン」という効果。

私たちは、周りの行動に合わせて自分も同じように行動する神経細胞脳を持っているのです。

ですから、目の前の人が真剣に集中していると、自分も集中しようと思えるのですね。

私が最近気に入っているのは、クイズ王の伊沢拓司さんの1時間集中動画です。

なんとなく私まで知的になるような気がします。(笑)

【60分超絶集中】東大生がセンター試験を解く動画【勉強集中作業用】 – YouTube

 

3 3人以上で集中したいとき:Zoomで集中もくもくタイムをつくって集中する

これは最近、とくに活用している手法です。

同じ目的のメンバーで時間を決めてZoomに集合して、同じ時間を共有するわけです。

最近だと、

・「習慣化オンラインサロン」の自習室に入ってもくもくとブログを書く

・1週間のふり返りタイムをとる

・セミナーのワークを一緒に取り組む

・目標の進捗を確認する

といった時間をとりました(主催も含む)。

こういうのは「頭ではやったほうがいいことはわかっているけれど、なかなか実行しないこと」がおすすめですね。

これもミラーニューロン効果で、集中できます。

 

時間の質を高めていこう

集中力は、これからの時代さらに貴重なリソース(資源)になっていきます。

同じ時間をとれるなら、集中できる質が高い時間をすごしたいですよね。

できるだけ、集中しやすい環境をととのえ、集中に入れる手法を持っておきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時から「早起き習慣化プロジェクト」メンバーとのふり返りタイムからスタート。

・・・の予定でしたが、ZoomのURLを勘違いしていて途中参加に。。。(^_^;)

ブログを書き、本を読み、「良習慣塾」セミナーの構成案を考えたり、「習慣化の学校」部活の構想を練ったり。

引きこもりのデーでいろいろと取り組めました。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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